小学館の名作文芸朗読

【小学館の名作文芸朗読】「りこうもののエルゼ」という娘がいた。両親はそろそろエルゼを嫁に出そうと考えていると、遠くのほうかたハンスという男が訪ねてきて「ほんとうにりこうなら」結婚をすると言う。

【小学館の名作文芸朗読】"賢い王が住む国での出来事が描かれる。王には秘密の習慣があり、毎日昼食後に蓋付きの皿を持ってこさせて一人で食べていた。

【小学館の名作文芸朗読】森の中でお狐さまに行き会った猫は、愛想よく話しかけた。威張っている狐は猫をじろじろ眺め、悪口を言うと、きさまにできることはいくつあるかと尋ねる。

【小学館の名作文芸朗読】

王と妃には十二人の王子がいたが、王は「こんど生まれる子どもが、もし女の子だったら、十二人の男の子はみんな殺してしまおう。そして、その女の子の財産がたくさんになって、この国がその子ひとりだけのものになるようにしてやろう。」と言い、棺まで用意する。

ヘンゼルとグレーテルの兄妹は貧しいながらも父親と仲良く暮らしていました。国中が食料不足に陥り生活が苦しくなると、継母は父親をそそのかして兄妹を森の奥へ置き去りにしました。森をさまよい続けた２

【小学館の名作文芸朗読】

災いをもたらすイノシシに困った王様は、退治した者に一人娘を妻にやるとお触れを出す。二人の兄弟が名乗り出て、兄は西から、弟は東から森の中に入ることに。弟は小人からもらった黒い槍で怪物を退治する。妬んだ兄は、王様のところへ持って行く途中で弟を殴り殺し、橋の下に埋める。数年後、ヒツジ飼いが橋の下で白い骨を一つ見つけると、削って笛にする。

【小学館の名作文芸朗読】

冬のある日、金持ち夫婦のおかみさんは庭の杜松（ねず）の木の下で林檎の皮を剥いていた。指を切り雪の上にたれた血を見て、女は小児を授かるように願う。しかし、女は男の子を生むと死んでしまい、夫は杜松の根元に埋める。やがて二度目のおかみさんが来て女の子を生む。

【小学館の名作文芸朗読】ある百姓が市場で牝牛を７ターレルで売った帰り道、「アク、アク（アクトは８の意味）」と鳴きたてるカエルに腹を立て、勘定しろと金を水の中へ放り込む。

【小学館の名作文芸朗読】寺田寅彦の随筆。古代北欧の英雄譚と日常のピアノ練習を組み合わせた構成になっている。春の寒い時期、床に臥せっていた寺田は、Heimskringlaという書物を手に取った。それはスノルレ・スツール・ラソンが12世紀末に記録したスカンジナヴィアの古い物語である。また、隣室では長女がメンデルスゾーンの「春の歌」のピアノ練習をしていた。

【小学館の名作文芸朗読】年を取って仕事ができなくなったロバは主人の家から逃げ出し、ブレーメンという町の音楽隊に雇ってもらおうと考える。

【小学館の名作文芸朗読】王様に見込まれた貧しい青年は、戦争で勇敢に戦い、美しい王女と結婚した。そのとき「王女が死んだら、青年も一緒に生き埋めになる」という約束をする。

【小学館の名作文芸朗読】年寄りの王様が臨終の床で忠義者のヨハネスを呼び、王子の親代わりを託す。そして、お城の奥の部屋にある、金のお城の王女の絵だけは王子に見せないようにと言って亡くなる。

【小学館の名作文芸朗読】むかし、冬の日、王妃が血のように赤い頬、雪のように白い肌、黒檀のような黒髪の子を望み、白雪姫が生まれるが、王妃は亡くなる。

【小学館の名作文芸朗読】米紙『ザ・サン（ニューヨーク・サン）』の記者が８歳の少女からの質問に社説で答えたもの。

【小学館の名作文芸朗読】人里離れた草原の小屋に息子のアラスデルと二人で暮らす老婆、シェーン・マクラウド。

【小学館の名作文芸朗読】 ある国に念願の王女が生まれると、盛大な洗礼式を行なうことになり、７人の妖女が招かれる。そこに年老いた妖女が現れ、「王女は死ぬだろう」と呪いをかける。しかし若い妖女

粉ひきの父が亡くなり、働き者の三男は猫しかもらえず途方に暮れる。その猫は突然しゃべり出し、大きな袋と長靴をくれれば恩返しをするという。ある日、三男が水浴びをしていると、王様とお姫様が通りかか

【小学館の名作文芸朗読】モーリス・ルヴェルによる短編小説。検事だった語り手は、ある殺人事件で被告を死刑に追い込んだ。しかし、死刑執行時の被告の態度に疑問を抱き、無実の可能性に悩まされた末に再調査を始める。当初は自信があったが、証拠を見直すうちに確信は揺らいでいった。そして被告の答弁や証人の証言、現場の見取図、凶器などを再検討した結果、被告は無罪だったという結論に達してしまう。

【小学館の名作文芸朗読】母親の葬儀から帰宅したジャンは、女中から手紙を受け取る。母親は死ぬ直前、彼への手紙を女中に託していた。

【小学館の名作文芸朗読】

疲れ切った女中は一週間飢死寸前だった。家政婦の仕事を求めるが、生後3ヶ月の赤ん坊を抱えているため仕事が見つからなかった。彼女には特技もなく、仕事を探す手段は女中の口しかないが、赤ん坊を抱えているために雇ってもらえない。どこへ行っても断られ、時には侮辱され、時には同情されることもあったが、結局最後は拒絶されるばかりだった。