エピソード

  • 第17回:日本のカレーはなぜ黄色い?欧風とインドの設計思想を分解する
    2026/09/25

    第17回からは箸休めのフリートーク編。初回のテーマは、安藤がこの5年で500回以上作り続けているインドカレーです。まずは日本にインド料理店が多い構造的な理由から。そして欧風カレーとインドカレーの決定的な違いは「旨味をどこから取るか」——ブイヨンや出汁で煮込むのか、玉ねぎとトマトを油で脱水して凝縮させるのか。さらに、日本のカレーにターメリックが2〜3倍多く入っている理由は、日本米の甘さに合わせた設計ではないかという仮説も。北インドと南インドの違い(ヨーグルトとココナッツミルク)、ビリヤニにヨーグルトが要る理由、「マトン」が指す肉が地域で違う話まで。妻が結婚したてに作った伝説の"クミンカレー"事件も収録。次回は「カレー作りと靴作りは実は同じ」という話へ。


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    🎧 週末シューメーカー・安藤と合いの手役の妻がお届けする「シコウのラスト」。革靴づくり × マーケティングの視点で、考え方のフレームワークを紐解きます。


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    57 分
  • 第16回:ここまでの話、覚えてますか?シーズン1総集編とZINE・展示会の全貌
    2026/09/18

    第16回はシーズン1の総集編。2014年に大阪でアメトラから革靴に入り、エドワードグリーンの202ラストで履き心地に目覚め、靴を買いすぎて妻に泣かれ、そこから「買うより作る」へ——2018年の靴教室から、木型の独学と大阪通い、テンアイレットの誕生、ブランド名の決定、そして生産体制と受注開始まで。12年分を1時間で一気に振り返ります。途中、「靴を作っている人が必ずしも革靴オタクとは限らない」という考察や、「靴職人は働く姿を見かけないから職業として認識されにくい」という話も。そして最後に、12月12日(土)〜13日(日)、浜町のギャラリーで開催するOUT OF OFFICEのローンチ展示会と、そこで発売するZINE(5〜6万字!)の全貌をお知らせします。次回からは箸休めのフリートーク編へ。


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    1 時間
  • 第15回:1足目でいきなり大失敗?「簡略化」の目論見が崩れてビスポークへ
    2026/09/11

    第15回、ついに受注開始——そして1足目でいきなり大失敗します。当初は「木型は幅と長さのグレーディングだけ、削らない」という簡略化を狙っていました。妻の足にはピタリと合ったのに、最初のお客様には羽根が2センチも開いてしまう事態に。原因はインステップのプロポーションと、厚手のスポーツソックス。ここから測定項目を増やし、やむを得ずビスポークへと舵を切ります。さらに、納品時に毎回1時間かけて聞くアンケートから見えてきたのは、「オフのための靴」として設計したはずが、みんな「オンオフ両方使えるから」と答えるという事実。想像だけで作ることの危うさと、仮説と検証をセットにすることの大切さ。初めてお金をいただいたときの怖さ、確定申告で知った在庫という概念の話も。冒頭ではタイ出張のグルメ分析(甘味・酸味・辛味の国で日本食が恋しくなる理由)から。これで過去編は現在に追いつきました。次回はまとめと、これからの話へ。


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    1 時間
  • 第14回:週末だけで年4足の壁をどう越えた?芋煮会の15分が生んだ生産体制
    2026/09/04

    第14回は生産体制の話。ブランド名も決まり、いよいよ受注開始——でも計算すると、週末シューメーカーが作れるのは年に4〜5足が限界。誰かと一緒に作らないと成り立たない、けれど縫製をお願いできる相手がどうしても見つからない。突破口は、浅草のリペアショップの年末の芋煮会でした。たまたま15分だけその場にいた縫製とパターンのお二人に声をかけたことから、今の生産体制が生まれます。上がってきた靴を見て痛感したのは、縫っただけで立体に立ち上がる職人の技量の差。そして最初のサンプルで犯した失敗から学んだ、「チームのものづくり」の本当の意味——それは次の工程へバトンを丁寧に渡すこと。冒頭では商標登録をやってみた話も。次回はいよいよ、1足目からの大失敗の話です。


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    1 時間 5 分
  • 第13回:ブランド名はどこで決まった?「OOO」が鳩目に見えた冬のバスの中で
    2026/08/28

    第13回はブランド名の話。デザインも木型も決まった最後のピースが、名前でした。「andy blue」「テンアイレット」「オーホールズ」——何年も候補を並べては決めきれずにいた中、決定的な瞬間は思わぬところで訪れます。祖父に最後の面会をした帰り、千歳空港へ向かうバスの中。センチメンタルな時間のはずなのに鳴り止まない仕事のメール。「自分は心までアウトオブオフィスになれない」と思ったとき、ふとメールで見慣れた「OOO」の3つの丸が鳩目に見えた——。休日のための靴、心のバリアとしての靴。OUT OF OFFICEが今の形になるまでを話します。後半は、12月に予定している展示会(My Story / Our Story / Your Story の3部構成)と、そこで発売するZINEの構想も。そして「靴が届けている価値とは何か」という問いへの、現時点での答え。


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    59 分
  • 第12回:テンアイレットはどこから来た?「合わせ方の正解がない靴」を作る戦略
    2026/08/21

    第12回はデザイン編。OUT OF OFFICEのアイコンであるテンアイレット(片足10対の鳩目)のデザインソースは、ヤフオクで何年も眺め続けた末に手に入れた、100年前のレディースブーツでした。そこに1950年代の国内コンクール受賞作の型紙の妙を掛け合わせて生まれた一足目。狙いは「合わせ方の正解がない靴」を作ること——遠目には内羽根のドレスシューズ、近づくと先まで割れたスニーカーのような表情。カテゴライズできないから、どんなボトムに合わせても違和感がない。後半はジビエレザー(猪・鹿)を選ぶ理由を4つに分解します。ただし「命をいただく物語」をブランドストーリーにはしない、その理由も率直に。さらに「もう製法で靴を選ぶのはやめませんか」という提案まで。最後は展示会での投票結果と、そこから現在の定番4型が決まるまで。


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    1 時間
  • 第11回:なぜ木型を「ツルツル」に戻したの?100年前のアメリカが教えてくれたこと
    2026/08/14

    第11回は木型編の完結。独学で足なりに削り込んでいた木型の底面を、最終的に全部パテで埋めてツルツルに戻しました。その理由は——医療的な介入には知識と責任が伴うこと、そして薬機法などのルール上、根拠なく「効果」を語れないこと。さらに1910年代から隆盛したアメリカのコンフォートシューズ市場が、行き過ぎた宣伝の末に規制されて消えていった歴史を英語文献で掘り起こし、「100年後の日本で同じことをやる意味はあるのか」と考えます。後半はフルセ先生のセミナーで生まれた思わぬ副産物、コミュニティの話。鹿児島・湯布院への”大人の修学旅行”を経て辿り着いた、「ビスポークの本質は対話。極論すればスナックなのでは」という発見とは。


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    55 分
  • 第10回:試着で感動する靴ほど疲れる?歯磨き粉に学ぶ「過剰フィッティング」の正体
    2026/08/07

    第10回は、妻へのプレゼン型直談判を経て、隔週で大阪へ——古瀬先生の「足と靴の相関理論セミナー」全8回に通った話。足の骨の位置をサランラップに写すところから始まり、木型と足の相関、「かかと抜け」の本当の原因(かかとを倒せばいいわけじゃない!)、そして独学では辿り着けない”平均値”を学びます。後半はマーケター魂が炸裂:試着で「おっ」と感動させる過剰フィッティングは、歯磨き粉のスースーやファブリーズの香りと同じ”報酬設計”だった!? でも毎日履くなら、感動より疲れない「白米フィッティング」がいい。OOOのビスポークが目指す「心からリラックスできる靴」の理論的なバックボーンが語られる回です💁


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    1 時間 3 分