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開墾地

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開墾地

著者: グレゴリー・ケズナジャット
ナレーター: 藤井啓介
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何かを追いかけているのか、
それとも何かから逃げているのか。
父のルーツの言葉、母語の檻、未知なる日本語
父と息子、故郷へのそれぞれの想いが静かに共振する
留学先の日本から、サウスカロライナに帰郷したラッセル。
葛の繁茂した庭、南部ならではの湿気、耳に届く哀切な音楽――
青年は、遠くイランからこの地に根を下ろした父の来し方に想いを馳せる。
デビュー作『鴨川ランナー』で、言語と自己のはざまの揺らぎを描き、
京都文学賞を受賞。
越境文学の新たな領域をとらえる著者の、注目の最新刊。©グレゴリー・ケズナジャット (P)2023 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学

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Audible制作部より

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最も関連性の高い
話中の主人公にあるように、筆者は日本で文学を学んだのだろうか。聞いていて、日本の文学に通ずる所があると感じた。出生地、言語、成長の家庭で過ごした場所、環境がアイデンティティにどう影響するかが興味深かった。そして世代間でそれにズレが生じている場合の葛藤。今後、日本人も海外で働きその地に定住する人も増えるだろう。アイデンティティに囚われる人生、アイデンティティから脱却し真の自由を手に入れる人生・・そのさじ加減は難しい。日本人は毎年年末に赤穂四十七義士のドラマを見て未だに自身に武士道が備わった日本人であるかのようにうっとりしているが、果たしてどうだろうか?根深く繁茂するクズと宿痾のような現代人のアイデンティティが重なっているように感じた。

大変良かった!

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日本に来ている留学生の視点が新鮮でした。また、日本から土地改良として持ち込まれた葛が厄介者になっている事も初めて知りました。日本の葛切り、葛餅、葛湯と同じ葛である事は知らないようで残念。色々な意味で興味深い作品でした。

新鮮な視点

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オーディブルで出会った作家。次は『鴨川ランナー』も聴いてみようと思う。

思いがけず出会えた作家

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単語帳に続いてこの作者の2作目です。
外来種の葛がとても象徴的に作品で使われています。同じように母国を出て別の言語の国で生活しながらその国に完全に染まるでもなく、自宅では母国の音楽を聴き、映画を見ながら暮らす自分とここで登場する父親を重ねながら興味深く聴きました。
私は子どもがいませんが、いたらこの主人公のような、やはりアイデンティティ的に宙ぶらりんな思いをさせるのかなあ、などと終始自分に問いかける読書体験でした。

中途半端な開拓者

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