『有罪、とAIは告げた』のカバーアート

有罪、とAIは告げた

(小学館)

プレビューの再生
期間限定

2か月無料体験

プレミアムプラン無料体験
プレミアムプランを2か月間無料で試す
期間限定:2025年10月14日(日本時間)に終了
2025年10月14日までプレミアムプラン2か月無料体験キャンペーン開催中。詳細はこちら
オーディオブック・ポッドキャスト・オリジナル作品など数十万以上の対象作品が聴き放題。
オーディオブックをお得な会員価格で購入できます。
無料体験後は月額1,500円で自動更新します。いつでも退会できます。

有罪、とAIは告げた

著者: 中山七里
ナレーター: 佐々木 健
プレミアムプランを2か月間無料で試す

無料体験終了後は月額1,500円で自動更新します。いつでも退会できます。

¥3,000 で購入

¥3,000 で購入

このコンテンツについて

東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円は、日々の業務に忙殺されていた。公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例等の抽出、判決文作成と徹夜が続く。
東京高裁総括判事の寺脇に呼び出された円は、ある任務を命じられる。中国から提供された「AI裁判官」を検証するというものだ。〈法神2〉と名付けられたその筐体に過去の裁判記録を入力する。果たして、〈法神〉が一瞬で作成した判決文は、裁判官が苦労して書き上げたものと遜色なく、判決もまた、全く同じものだった。業務の目覚ましい効率化は、全国の裁判官の福音となった。しかし円は〈法神〉の導入に懐疑的だった。周囲が絶賛すればするほどAI裁判官に対する警戒心が増す。
 そんなある日、円は18歳少年が父親を刺殺した事件を担当することになる。年齢、犯行様態から判断の難しい裁判が予想された。裁判長の檜葉は、公判前に〈法神〉にシミュレートさせるという。データを入力し、出力された判決は――「死刑」。ついに、その審理が始まる。
 罪は、数値化できるのか。裁判官の英知と経験はデータ化できるのか。連載、即緊急出版! 目前に迫るあり得る未来に、人間としての倫理と本質を問う法廷ミステリー。
©Shichiri Nakayama 2024 (P)2024 Audible, Inc.
ミステリー
すべて表示
最も関連性の高い
AIを盲信する裁判官に背筋が寒くなりました。高性能であればあるほど、AIを疑う気持ちがなくなりそうなのがめっちゃ怖かった。
ラストはさすがという感じで、すごく良かったです。

近い将来にありそうな話

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

AIは便利だけど完璧ではないということをよく覚えておかなければならないとおもった
物事を決断するときには多角的意見を知ることが必要。なんでもすぐ信用せずに自分で考えて決断できるように心がけたい

AIを作るのもまた人間

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

AIの利便性の裏に潜む危険性が、その他の社会課題を散りばめ、 読みやすい ストーリーになっていた。

社会問題を刺激

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

今時なお話。AI登場でなくなる仕事などの書籍が多々あるけれど
過労死するくらいならAIを大いに活用すべきと思う。だけど、感情を持つ人間
結局はAIをどう育てて、どう使うかは
人間にゆだねられていることを明らかにした作品と思う。

AI時代と人間力

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ちょっとITに関する知識が古いので、2010年ぐらいの作品なのかな?ストーリーも結論も考えさせるものではあるが、ありきたり。古き良き日本企業臭さを感じましたね。世界に置いていかれそうな。

まあ面白かったけど、、、

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

現実の日本においては、古い体質からありそうで無いだろうなという話の印象。
ただ、物語もそういう前提にありながら書類の作成の便利さ故に判断もAIに、ということもある意味上手い話の持っていき方だった。
話は面白かったが、ナレーションの読み分けは時に誰の発言かがわかりにくいところもあった。
朗読は上手ながら淡々とした朗読スタイルなので、読みわけよりも朗読に重きを置いた結果だと思う。
これは意見の分かれるところであるが、個人的には読み分けの分かりやすい人が好み。

ありそうな話

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

作中、最初に「尊属殺」という言葉がでてきたとき、「この作者、大丈夫?」と思いました。(ごめんなさい!)キーワードでした。中華思想(儒教)と家父長制の問題、東アジア諸国共通の問題、鳥の目をお持ちの作者さんでした。執筆時点と今では国際環境は変わりましたが、最後まで読めば(聴けば)普遍の「守らねばならぬもの」に納得。ソフトウエア開発についても最後のシーンごとく現実がこうであればと願います。

中華思想

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

タイトル名の面白さに騙された感がある。一般市民がみんな法律家みたいな話し方をしてるのが残念。それ以外は面白かったか。

高校生が法律家みたいな話し方してる

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

引き込まれた点。
『物語の着地点が、読み進めても予測できない』ところ。
この作品の核が、AIが急速に普及してゆく「社会への警笛」なのか、登場する「某国の陰謀との対峙」なのか、話の中心となる「殺人事件の真相」なのか

何処に重きが置かれているのかが分からず、それぞれの結末と、どう絡み合うのか楽しみでした。結末の感想は…ぜひ聞かれてのお楽しみですね。

合わなかったところ。
人物の人間味を膨らませてくれるような細やかな描写やエピソードが乏しくて、「この人はこんな性格…こんな顔で…」といった想像がいまいち掻き立てられませんでした。
また妙にのっぺりと他人行儀な会話に終始しており、「会話部分はAIに生成させたんじゃ!?」と、本気で疑ってしまったほど。そうであれば、遊び心があって面白かったですが。

それから… 「若い女とか10代のヤツが、そんな古臭ぇ言い回しするわけねぇだろ!!」と、聴いていて萎えたり可笑しくなったりしてしまいました。
自分はそういうのが気になるタイプなので、本だったら途中でギブアップしてたかもしれません。

作品の原動力には共感できたけど…

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

中山先生お得意の法廷を題材にした小説で、「AI」を否定するストーリなんだろうと聞き始めました。
イメージとしては「御子柴先生」的な予想でしたが、そういう感じで否定することになるとは。。。
もし前提条件が違ってたらどうなってたのだろう。

ある意味予想外の展開

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

レビューをすべて見る