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シンプルな情熱

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シンプルな情熱

著者: アニー エルノー, 堀 茂樹
ナレーター: 岩崎 愛
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「昨年の九月以降わたしは、ある男性を待つこと──彼が電話をかけてくるのを、そして家へ訪ねてくるのを待つこと以外何ひとつしなくなった」離婚後独身でパリに暮らす女性教師が、妻子ある若い東欧の外交官と不倫の関係に。彼だけのことを思い、逢えばどこでも熱く抱擁する。その情熱はロマンチシズムからはほど遠い、激しく単純で肉体的なものだった。自分自身の体験を赤裸々に語り、大反響を呼んだ、衝撃の問題作。

PASSION SIMPLE
by Annie Ernaux
Copyright © 1991 by Editions Gallimard, Paris
Japanese audiobook rights arranged with
Editions Gallimard
through Bureau Des Copyrights Francais, Tokyo

©- (P)2022 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学

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Audible制作部より

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最も関連性の高い
作品の素晴らしさもさることながら、訳者のあとがきも素晴らしい。アニーエルノーを読んだことがなかった私にとって、訳者のあとがきが解題としても、アニーエルノーをもっと深く知るためにも役立ちました。他の作品もすぐに読みたくなりました。

訳者あとがきまで聞いてほしい

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文化の違いを感じたけれど、内面的には違いを感じなかった。年齢も時代も文化も、パッションについての反応や行動はあまり関係ないかのかもしれないと思わされた。
あとがきを読んで、さらに作品が面白くなった。

ホッとする

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内容は好き。
他のナレーターさんでも聴き比べてみたい作品。

ノーベル賞と言われると、

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文庫本(早川epi文庫4刷)との対応👉p18 13:00 p30 27:52 p40 39:21 p50 51:38。 p57より「後」0:00 p60 3:27 p70 16:10 p80 27:10 p90 39:35 p100 52:00
この本は「とんでもなく書ける人が、小説という形を一旦忘れて、書きたいことを書くためにこの形を選んで書いた」という気がしました。
というのも、ストーリーなど実はあまりない(ようなもの)なのです。全てを回想という形で書いているので、全ては終わったこととして描かれます。
小説という形式を考えてみるに、進行形としても書きうるものを全てを回想として書く方がいい場合は非常に少ないです。
しかしこの人は書ける人。冒頭の《カナル•プリュス》の番組のくだりでそれは証明されます。
なのに本筋に入ると、告白、回想、なんだか拍子抜けなスタイルで始まる。ひとつひとつは本当にリアルで、「へー!」となることも多々あるのですが、「どうしてこのスタイルをとったのか」は最後まで、私には疑問というより残念に当初映りました。
しかし。…おそらく、小説(という形式)にこだわることより大切なことを優先させてこうなったんだろう、と今では思わされています。
最後に。エルノーの文について、告白、赤裸々という評をよく見ます。正しいと思います。しかしそれらの中で、稀に「それは少し…」というものも見かけますので、一つ作中の文を挙げて終わります。
(したがって、自らの人生について書く者を露出狂と同一視するのは誤りである。露出狂の願望はただ一つで、それは、見せたその瞬間に見られることなのだから)(p55。「前」ファイルのラスト部分より)

とんでもなく書ける人が

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友人に勧められ拝読。自分が普段好んで読むジャンルの対極のような本書に、正直最初は軽い嫌悪感があった。
しかし次第に描かれる内容の生臭さと描かれる筆致の静謐さの狭間でその振れ幅を楽しんでいる自分がいた。
この感じ、ジョージア・オキーフの花の絵を鑑賞しているときと似ているな、と途中でふと思う。ビビットでグロテスクだけど抽象的でひたすらに冷たく静か。うん。やっぱり一緒だ。
最後の一文が俊逸。すばらしい余韻の残る読後感だった。

贅沢とはなんて愚かで豊かか

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