青蠅
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ナレーター:
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景浦 大輔
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著者:
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モーリス・ルヴェル
その時、1匹の青蠅が死体の口から飛び出した。
女は、首を絞められた上に胸部をナイフで抉られ無残に死んでいた。見開いた両目、紫色に代わってしまった爪、黒ずんだ唇などが、より彼女を死体たらしめている。
その悲惨な有様を前にしてもしらを切る男に、いらだった判事が首の絞め跡に手を当ててみろと言う。男がしぶしぶ彼女の首を押さえると、彼女の口が開きそこから一匹の青蠅が……
モーリス・ルヴェルはフランスの作家。「フランスのポー」と言われ、恐怖や悲哀を主題とした残酷物語の短編を多く残しています。日本においても新青年等に翻訳紹介され、探偵小説の読者を熱狂させたほか、江戸川乱歩、夢野久作、小酒井不木などに絶賛されました。乱歩は「淋しさ、悲しさ、怖さがルヴェルの短編の随所に漂っている」と言い、久作は「探偵小説で一番好きなのはルヴェルとポーだ」と言っています。またラヴクラフトは自身のエッセイの中でルヴェルを絶賛し、アメリカと日本でのルヴェルの認知に多く貢献しました。現在新たな翻訳が出版され、母国フランスや日本においてルヴェルの評価が再認識されています。©2022 PanRolling
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嫌でも想像してしまう気持ち悪い描写。
それを言葉で綴るルヴェルの凄さを感じた。
気持ち悪い…
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グロいですね
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モーリス・ルヴェルは、うす暗い話が多い気がするので、雰囲気まで灰色っぽいイメージが定着している。羽がギラギラ光る気味悪い蠅がどこからかやってきそうでした。
不気味で薄暗い話
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青蠅が男の口にとまる。自白しろと言わんばかりに。
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