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暗中の接吻

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暗中の接吻

著者: モーリス・ルヴェル
ナレーター: 景浦 大輔
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かつて愛し合った女と男。今は罪人と被害者として向かい合っている。「おれたちはとびっきり似合いの一対になるんだ」。
男はそう言って、監獄に入るより、殺すよりも残酷な仕打ちを女に仕向ける。甘くない接吻の狂気の物語。

男と女の感情のもつれから、女は男の顔を硫酸で灼いてしまった。男の目は見る力を失い、顔は白いしまをなしている間に赤い溝が交錯し、額に黒ずんだひだが灼きついている。
二度と見られぬものすごい形相だ。だが男は情け深い様子で裁判官に女の放免を願い、女は監獄に入ることを免れた。
会いたいと言って女を呼び寄せると、やさしく女に話しかける。別れの接吻をさせてくれと言って女を引き寄せる腕の力は、不気味に力強い。


モーリス・ルヴェルはフランスの作家。「フランスのポー」と言われ、恐怖や悲哀を主題とした残酷物語の短編を多く残しています。
日本においても新青年等に翻訳紹介され、探偵小説の読者を熱狂させたほか、江戸川乱歩、夢野久作、小酒井不木などに絶賛されました。
乱歩は「淋しさ、悲しさ、怖さがルヴェルの短編の随所に漂っている」と言い、久作は「探偵小説で一番好きなのはルヴェルとポーだ」と言っています。
またラヴクラフトは自身のエッセイの中でルヴェルを絶賛し、アメリカと日本でのルヴェルの認知に多く貢献しました。
現在新たな翻訳が出版され、母国フランスや日本においてルヴェルの評価が再認識されています。©2022 PanRolling
フランス ヨーロッパ 世界文学 大衆小説 文芸小説

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恋愛のもつれは怖いですね。
夫婦共々、似たもの同士だったって事かな?

男の恨みも怖い

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逃げたいのに逃げられない、恐ろしい状況。
ルヴェルの表現力もすごいが、鬼気迫るナレーションもとても臨場感があって良かった。

怖い…

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女も酷いことをするやつだと思って聴いてたけど、男の真意が分かったときのおぞましさもすごかった。ある意味本当にお似合いの夫婦なのかもしれない

相打ち

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