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ナレーター:
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景浦 大輔
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著者:
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モーリス・ルヴェル
とある医師のもとに自分を診てほしいと一人の男が訪ねてきた。診察を終え特に異常はないと告げた医師に対し、男は静かに語り始めた。
「一年前一人の患者に、貴方は結核で重い症状であるとおっしゃいましたね。私はその時の患者なのです」
再び医師のもとに診察に訪れた彼は、自分の身に起こった出来事を話し始めたのだった。
モーリス・ルヴェルはフランスの作家。「フランスのポー」と言われ、恐怖や悲哀を主題とした残酷物語の短編を多く残しています。
日本においても新青年等に翻訳紹介され、探偵小説の読者を熱狂させたほか、江戸川乱歩、夢野久作、小酒井不木などに絶賛されました。
乱歩は「淋しさ、悲しさ、怖さがルヴェルの短編の随所に漂っている」と言い、久作は「探偵小説で一番好きなのはルヴェルとポーだ」と言っています。
またラヴクラフトは自身のエッセイの中でルヴェルを絶賛し、アメリカと日本でのルヴェルの認知に多く貢献しました。
現在新たな翻訳が出版され、母国フランスや日本においてルヴェルの評価が再認識されています。©2022 PanRolling
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人間やることは全部不確かだと思っておいた方がいいかもしれないですね。もう一度診察を受ける恐ろしさに耐えかねた自分の弱さを棚に上げて、逆恨みしてるのがなかなか地獄でした。
確かなものは何も無い
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医者も万能では無い
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