遠野物語
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ナレーター:
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根本 泰彦
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著者:
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柳田 国男
このコンテンツについて
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東京の或る交響楽団の首席トランペット奏者だったという犬伏太吉老人は、現在、岩手県は遠野山中の岩屋に住まっており、入学したばかりの大学を休学して、遠野近在の国立療養所でアルバイをしている”ぼく”に、腹の皮がよじれるほどの奇天烈な話を語って聞かせた・・・・。
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『遠野物語』80周年を記念して開かれたシンポジウムでの講演。 講演日時:1990年8月26日 主催:『遠野物語』発刊80周年記念事業実行委員会/遠野常民大学 共催:岩手県/遠野市/遠野市教育委員会 後援:岩手民俗の会/NHK盛岡放送局/岩手日報/岩手放送/テレビ岩手/エフエム岩手/朝日新聞社/毎日新聞社/読売新聞社/河北新報社/岩手東海新聞社/遠野商工会/遠野市観光協会 場所:岩手県遠野市・水光園 収載書誌:至文堂「国文学 解釈と教材」56巻3号(1991年)/新潮文庫『遠野物語』(1992年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
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中国や日本の古典文学を背景に、妖美で幻想的ながらも、現実と思わせるほど人間の愛憎を芸術性豊かに描いた『雨月物語』は、べネツィア映画祭で銀獅子賞を受賞した溝口健二監督による映画、水木しげる氏による漫画などに派生し、後世に大きな影響を与えている――
日本の本格怪異小説といえばこれ!
・崇徳院の菩提を弔うために白峯の御陵を訪ねた西行法師の前に現れたその人は…(白峯)。
・義兄弟の契りを結んだ二人の男の再会は、思わぬ形で果たされることに…(菊花の約)。
・戦乱の最中、家の再興のために旅立って、7年もの間、家を空けた男が故郷に帰って見たものは…(浅茅が宿)。
・男が出会った絶世の美女・真女児の正体は蛇であった…(蛇性の婬)
など、珠玉の全九編。いずれも和漢の作品を典拠とした一種の怪談ではありますが、仏教的因果関係の思想や儒教的勧善懲悪の倫理観を越えて、封建社会のなかでは求めがたい純朴な人間像を、古い時代や超自然的な場を舞台にして鮮やかに描き出した傑作です。漢の古語を自由に駆使した独特の文体と鬼気迫る怪奇描写は、きっとあなたを虜にすることでしょう……
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幽霊瀧の傳説
茶碗の中
常識
生霊
死霊
おかめのはなし
蠅のはなし
雉子のはなし
忠五郎のはなし
或女の日記
平家蟹
露の一滴
餓鬼
尋常の事
黙想
病理上の事
真夜中
草雲雀
夢を食ふもの
耳無し芳一の話
をしどり
お貞のはなし
姥櫻
術藪
鏡と鐘
食人鬼
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葬られたる秘密
雪女
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岩手県遠野地方に伝わる不思議な話
百姓の娘と飼い馬の悲恋譚「オシラ神」ほか 全99話収録
柳田國男が明治43年に発刊した『遠野物語』の話者である佐々木喜善は、昔話の採集によって日本の民俗学に大きな業績を残しました。折口信夫や金田一京助は、その先駆的な偉業から喜善を「日本のグリム」と讃えたといいます。
『聴耳草紙』は喜善が長い年月をかけて掘り起こした遠野地方の昔話・伝説を183編にまとめたものです。昔話はもちろん、河童に出くわした体験談をはじめ、神様や妖怪が人々の暮しに深く結び付いた不思議な話は実話として今なお遠野で語り継がれています。
●収録内容(一部)●
狐の話
兎の仇討
兎と熊
貉の話
狸の話
爺と婆の振舞
狼と泣児
狼石
古屋の漏
虎猫と和尚
猫の嫁子
怪猫の話
鮭の翁
鮭の大助
鮭魚のとおてむ
鱈男
鰻男
鰻の旅僧
魚の女房
瓜子姫子
糞が綾錦
女房の首
赤子の手
オイセとチョウセイ
墓娘
生返った男
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3歳からの読み聞かせCD7枚セットです。
「今昔物語」では、インド・中国・日本が舞台で、おじいさんやおばあさん、子どもたちや鬼や妖怪などたくさんの登場人物が活躍します。1000話以上あるお話の中から、子ども向けに選りすぐりの46話を収録しています。
笑ったり、怒ったり、だまされたり・・・ユーモアたっぷりで人間味あふれる平安文学をやさしい朗読でお楽しみください。
●ワクワクと成長がいっぱいの今昔物語の世界
プロによる感情豊かな読み聞かせで・・・お話に出てくる人たちや妖怪たちの楽しい気持ち、悲しい気持ち、驚いた気持ち、うれしい気持ち、怒った気持ちが伝わる
↓
・お話を最後まで聴く集中力を養います
・言葉が増えることによって、おこさまの世界はぐんと広がります
収録しているお話
天竺編
獅子
狐
亀
猿の肝
中国編
人身御供
病氣
孟宗
荘子
石碑
孔子
日本編
いけにへの身代り
源信僧都の母
猿の恩返し
鬼の唾
蜂の雲
お地蔵樣
賢い犬
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お岩が二十一の時、又座衛門は亡くなった。そこで又左衛門の友人たちが相談して、お岩に婿養子をして又左衛門の跡目を相続させようとしたが、なにしろお岩の姿を気にして養子になろうと云う者がない。
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著者: 景戒
Audible制作部より
素晴らしい
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
オムニバスホラー
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
難しい言い回しだが残し、受け継がれるべき物語だと思う。ナレーションも的確な音声で聞きやすい。
正統派
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
本書の内容については文語体だったり熟語が多くて意味が取りづらかったりと予想通りだったが、内容的には、現代の「実話怪談」のようでとても興味深かった。前から気になっていた「座敷童子」の原典?も聴けたのが個人的な収穫だ。
というのも、男の子だと思っていた座敷童子に、二人の女の子説もあると某アニメで知り、しかも遠野物語に記されている、という情報だけが頭に残っていたからだ。
今回、その根拠を得ることができたのはとてもありがたい。
本書についてこれ以上に良し悪しを判断すべきではないと思うが、冒頭の著書名が「やなぎだ」と読み上げた(あるいは聴こえた)のには驚いた。
「やなぎた」が正しいとされているが、別の分野の学者に「やなぎだくにお」氏がいるので、こちらの場合には「た」をやや強調する例が一般的だからだ。
縁のある自治体のwebサイトでも「やなぎだくにお」とルビをふっている例があるぐらいなので、間違えるのもやむなしと言えるが、これはプロのナレーターが料金をとって提供しているものだ。
ここをしっかりと発音できないようでは、品物として失格である。この一点のみで星一つとした。ちなみに一つつけたのは、抑揚を含めて他がとても聴きやすかったからだ。
この遠野物語は国立国会図書館のデジタルコレクションで見ることができる。今の活字と違って少々読みづらいが、音声で聴き終わったあとなら、なんとなく読み進められる。
なんなら、それを見ながら聴くのもいいかもしれない、と聴き終わったあとで思った。
「やなぎだ」にしか聴こえん
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
民間伝承の定番
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。