
日本怪談全集 六
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パンローリング
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田中 貢太郎
このコンテンツについて
怪異恐怖記録の集大成 第六弾、27話収録
私が最初に怪談に筆をつけたのは、大正七年であった。それは『魚の妖・蟲の怪』と云う、中央公論に載せたもので、『岩魚の怪』と『蠅供養』の二つからなっていた。
ところで、幸か不幸か、其の怪談の評判がよかったので、彼方此方から怪談を頼まれるようになって、長い間怪談ばかり書いた。それは私が支那の怪談が好きで、晉唐小説六十種、剪燈新話、聊齋志異などと云うような物を手あたりしだいに読んでいた関係から、怪談に特殊な興味を覚えていたことも原因しているのであろう……
田中貢太郎は「日本怪談全集」の序文でこう語っています。怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集 第六巻」。
「榛名湖物語」
天正十三年十二月二十七日、榛名湖畔に雪が来て、間もなく湖の水も凍ろうとしているときのこと。狩り装束をした十余人の者たちが湖畔から天神峠の下にやって来た。 獲物を抱えた一行はその晩の宿を伊香保の温泉宿に定めていたが、途上で小休止を取ろうとしたところ、一軒の草ぶきの小屋を見つける。二、三年前にはなかったはずのその小屋には、一人の美しい女性が住んでいた。実はその女性は、鏑川の岸にあった木部の城主の妻であったが、城が落とされて夫が戦死したため、一子と家臣を伴って身を潜めているのだった……
「鶏物語」
市ヶ谷佐内坂に住んでいた御用人の某は、主家の費用を作るために領地に出掛けた。
領地の村役人の家にやって来た翌日、彼はカマキリがトンボを捕まえて食べているのを見る。しかし、そのカマキリも鶏に食べられてしまうのを見て、妙な気持ちがして落ち着かずにいた。
その夜、彼は目を覚ますと、隣の部屋に寝ていた村役人夫婦が、鶏を殺してご馳走をしようと話しているのを耳にする。目が冴えてしまった彼は、客間の前の竹縁の下にある鶏の巣から怪しい声を聞いた。
「お前たちよくお聞きよ。ここの主人が明日は私を殺して、お客様に食わすと言っています」……
●収録内容
碑文谷巷説
小柄を得た話
殺人鬼横行
丸山教祖物語
馬の怪
妓生春香物語
鎌
幸運
匪徒跳梁
針打ち
蛇性
暗殺時代
鮭の崇
榛名湖物語
吉野山中の魔神
日金地獄
灯台鬼物語
灯台鬼物語
竜を生捕った話
村の盗人
啞娘
盗賊の手荷物
草藪の中
名画の野猪
鱣(セン)の怪
電球にからまる怪異
鶏物語
田中貢太郎(たなか こうたろう)
日本の作家。高知県出身。号は桃葉。『田岡嶺雲・幸徳秋水・奥宮健之追懐録』が出世作となる。「中央公論」の「説苑(ぜいえん)」欄に実録,情話,怪異譚を書き、井伏鱒二・尾崎士郎らと随筆誌『博浪抄』を創刊。著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。代表作『旋風時代』では明治維新の顕官の情痴の生活を奔放に描いて独自の境地を開いた。1940年菊池寛賞受賞。『怪談青灯集』など怪談物も書き,『聊斎志異 (りょうさいしい) 』の翻訳もある。(c)2017 Pan Rolling
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「棄轎」
ある日の夕方、一人の農夫が畑から帰っていた。煙管を咥えながら、のろのろと牛のように歩いていると、路傍の松の木の下に異様な物を見つけた。それは、眼にも眩しい金と銀の金具をちりばめた轎(かご)であった。
しかし、轎かきもいなければ伴の者もいない。まるで投げ棄ててでもあるように置いてあるのが不思議でならなかった。轎の中はひっそりとしていて、誰も乗っていそうにないし、見ている者もないので、轎の傍へ寄って往って垂れをあげた。垂れをあげて農夫は驚いた。轎の中にはお姫さまのような綺麗な女がいたのだが……
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元禄年間のこと。四谷左門殿町に御先手組の同心を勤めている田宮又左衛門と云う者が住んでいた。その又左衛門は眼が悪くて勤めに不自由をするので、娘のお岩に婿養子をして隠居したいと思っていたが、そのお岩は疱瘡に罹って顔は皮が剥けて渋紙を張ったようになり、右の眼に星が出来て、髪も縮れて醜い顔になってしまった。
お岩が二十一の時、又座衛門は亡くなった。そこで又左衛門の友人たちが相談して、お岩に婿養子をして又左衛門の跡目を相続させようとしたが、なにしろお岩の姿を気にして養子になろうと云う者がない。
ようやく伊右衛門と云う摂州の浪人が候補に見つかった。彼は三十俵二人扶持の地位欲しさに婿入りを了承するのだが、お岩の二目と見られぬ容貌に驚き、次第に嫌悪するようになっていったのだった……
「山の怪」
土佐長岡郡の奥に本山と云う処がある。その本山に吉延と云う谷があって、其処には猪や鹿などの大きな獣がいるので、猟師をやっている者で其処へ眼をつけない者はなかったが、その谷には時々不思議なことがあるので、気の弱い者は避けて行
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ところで、幸か不幸か、其の怪談の評判がよかったので、彼方此方から怪談を頼まれるようになって、長い間怪談ばかり書いた。それは私が支那の怪談が好きで、晉唐小説六十種、剪燈新話、聊齋志異などと云うような物を手あたりしだいに読んでいた関係から、怪談に特殊な興味を覚えていたことも原因しているのであろう……
怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集」。第三巻です。残暑厳しい中も体の芯まで寒くなるような怪談は格好の作品です。涼しい秋が来る前に……
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「皿屋敷」
番町の青山主膳の家の台所では、下女のお菊が正月二日の昼の祝いの済んだ後の膳具を始末していた。この若い美しい下女は、粗相をして冷酷な主人夫婦の折檻に遭わないようにとおずおず働いているのであった。
その時お菊の始末していたのは、主人秘蔵の南京古渡の皿であった。その皿は十枚あった。お菊は洗ったその皿を一枚一枚大事に拭って側の箱へ入れていた。と、一匹の大きな猫がどこから来たのかつうつうと入って来て、前の膳の上に乗っていた焼き魚の残りを咥えた。お菊は驚いて猫を追いのけようとしたが、そのはずみに手にしていた皿が落ちて割れてしまった。お菊ははっと思ったがもうとりかえしがつかなかった。お菊は顔色を真青にして震えていた……
「人のいない飛行機」
某飛行場に近い畑の中に、一台の軍用機がふわりふわりと降りて来た。勿論もちろんプロペラーの回転を落した空中滑走である。
しかし、百姓たちが飛行機の側に集まって来たが、飛行機には誰も乗っていないのである。なにしろ人間の乗っていない飛行機が、操縦者が乗って操縦しているかのように悠
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しかし、轎かきもいなければ伴の者もいない。まるで投げ棄ててでもあるように置いてあるのが不思議でならなかった。轎の中はひっそりとしていて、誰も乗っていそうにないし、見ている者もないので、轎の傍へ寄って往って垂れをあげた。垂れをあげて農夫は驚いた。轎の中にはお姫さまのような綺麗な女がいたのだが……
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お岩が二十一の時、又座衛門は亡くなった。そこで又左衛門の友人たちが相談して、お岩に婿養子をして又左衛門の跡目を相続させようとしたが、なにしろお岩の姿を気にして養子になろうと云う者がない。
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後世に多大なる影響を与えた中国怪異譚20篇
怪異文学の最高峰
清代の中国における初の文人、蒲松齢によって著された500篇を超える怪異譚の中から良作20篇を収録。
収録作品
考城隍
王成
成仙
嬰寧
阿繊
織成
連城
珊瑚
五通
庚娘
翩翩
田七郎
封三娘
汪士秀
阿英
蓮花公主
阿霞
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生霊
死霊
おかめのはなし
蠅のはなし
雉子のはなし
忠五郎のはなし
或女の日記
平家蟹
露の一滴
餓鬼
尋常の事
黙想
病理上の事
真夜中
草雲雀
夢を食ふもの
耳無し芳一の話
をしどり
お貞のはなし
姥櫻
術藪
鏡と鐘
食人鬼
貉
ろくろ首
葬られたる秘密
雪女
青柳のはなし
十六日櫻
安藝之助の夢
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田螺長者
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山神の相談
黄金の臼
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兄弟淵
上下の河童
淵の主と山伏
黄金の牛
瓢箪の話
蜂聟
蜂のおかげ
樵夫の殿様
窟の女
三人の大力男
鬼婆と小僧
姉のはからい
鬼の豆
箕の輪曲げ
カンジキツクリ
馬喰八十八
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ストーリー
明治の頃、全世界に向け“日本”を紹介した小泉八雲。彼は、新聞記者であり、教師、翻訳家、紀行文作家、随筆家、小説家、そして日本研究家であった。小泉八雲…、本名、ラフカディオ・ハーン。ギリシャ生れのイギリス人である。彼ほど日本の文化、日本人の心を深く見つめ、そして描き綴った外国人はいないと言われています。八雲が見つけた、和を尊び、自然を愛する“美しき日本”、その姿をわれわれは彼が遺した幾多の作品から知ることができます。八雲は、口承されてきた日本各地の怪談や幽霊話、民話、伝説を世に出しました。今回、収録した『雪女』 『ろくろ首』 『貉(むじな)』 『耳無芳一の話』等の有名な話も、八雲がいたからこそ世に出た話であります。日本の自然と文化を深く愛し、その姿を世界に広めた功績は偉大であると言えます。日本をこよなく愛し、そして多くの日本人に愛された小泉八雲の繊細で情緒豊かな作品をどうぞオーディオブックでお楽しみください!
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真夏の清涼剤に
- 投稿者: おりちゃん 日付: 2023/09/05
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小泉八雲「おかめの話」
- 著者: 小泉 八雲
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 10 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
八雲の作品は、一方から見れば「怖い話」、一方から見れば「美談?」と思えるものがあります。この「おかめ」もその一つです。
著者: 小泉 八雲
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小泉八雲「お貞の話」
- 著者: 小泉 八雲
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 9 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
短い話ですが奥の深い作品です。輪廻転生、一途な想い、他人の空似、他人に取り憑く怨霊。これらのキーワードが浮かんできます。
著者: 小泉 八雲
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宇治拾遺物語
- (聴いて親しむ日本の古典)
- 著者: 作者不詳
- ナレーター: 木庭 壮惇, 知愛, 豊岡 聡仁
- 再生時間: 24 時間 13 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
芥川龍之介の短編小説「芋粥」「絵仏師良秀」にも影響を与えた『今昔物語集』と並ぶ中世説話文学の傑作 全197作品をわかりやすい現代語訳で収録
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朗読原稿の校正不足
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2023/10/21
著者: 作者不詳
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小泉八雲「茶碗の中」
- 著者: 小泉 八雲
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 8 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
ちょっと不思議な話ではありますが、納得できない部分もある話です。八雲もその辺りは承知の上で作品化したものと思われます。
著者: 小泉 八雲
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小泉八雲短編集 一
- 著者: 小泉 八雲
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 1 時間 8 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
小泉八雲の名短編を集めました。「お貞のはなし」「常識」「忠五郎の話」「幽霊滝の伝説」「耳なし芳一」の五編です。特に耳なし芳一は小泉八雲の傑作で、この話を知らない日本人は皆無と言ってもいいくらい有名な作品です。
著者: 小泉 八雲
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牡丹燈籠(ぼたんどうろう)
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: 伊原 農, 斉藤 範子
- 再生時間: 36 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
恋ゆえに悲劇は起き。愛ゆえに成仏できず。欲ゆえに人は死ぬ。本当に怖いのは幽霊か。はたまた人か。この怪談噺の語源は中国明代の小説集に収められた一話に基づき、三遊亭圓朝によって落語の演目化されたものである。本編は小説家田中貢太郎により怪談噺の本筋である、お露の幽霊が萩原新三郎に憑き殺すところまでをテンポ良く描いている。■あらすじ-旗本飯島平左衛門の美しき娘、お露は浪人である萩原新三郎と相思相愛になるが、恋患いから病に臥し、命を落とす。それを伝え聞いた新三郎は来る日も来る日も念仏を唱えて過ごしていた。ひとつき後の盆、十三日の夜。新三郎が縁側で月を眺めていると、生垣の向こうから「カラコン、カラコン」と云う下駄の音が聞こえてきた。やるともなしにその方へ眼をやった新三郎に、声を掛けてきたのは、美しい女を連れた年増の女中。死んだはずのお米だった。「今日は盆のことでございますから、彼方此方あっちこっちおまいりをして、晩おそく帰るところでございます」死んだと思っていたお露とお米が今眼の前にいる。新三郎は取りも直さず裏口から二人を自室に招き入れるのだった。それから毎晩のように泊まりに来る女の声に、孫店に住む使用人伴蔵が気づいたのだった。そこで、高窓に背伸びををして覗く伴蔵が眼にしたのは。島田髷の腰から下のない骨と皮ばかりの女が、青白い顔に鬢びんの毛をふり乱して、それが蝋燭ろうそくのような手をさしのべて
著者: 田中 貢太郎