『決壊(下)』のカバーアート

決壊(下)

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決壊(下)

著者: 平野 啓一郎
ナレーター: 井上 悟
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このコンテンツについて

【芸術選奨文部大臣新人賞受賞】
戦慄のバラバラ殺人──汚れた言葉とともに全国で発見される沢野良介の四肢に、生きる者たちはあらゆる感情を奪われ立ちすくむ。悲劇はネットとマスコミ経由で人々に拡散し、一転兄の崇を被疑者にする。追い詰められる崇。そして、同時多発テロの爆音が東京を覆うなか、「悪魔」がその姿を現した!

崩壊する家族と「個人」を仮借なく描いた衝撃的な結末は、激しい賛否を巻き起こした。20世紀の終焉を告げ、分人主義の原点となった、平野文学の先鋭的な達成と転機。
ニヒリズムの極限から現代人の孤独を見つめ、「個人」として生の絶望を描いた衝撃作。©Keiichiro Hirano/Cork (P)2022 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学

Audible制作部より

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物語りなのでせめてもう少しマシな結末にして欲しかったと思います。残虐なシーンも頑張って聞いていたので聞き終わって切なくなりました。

悲しい結末

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一気に聴きました。ナレーションの方の声が好きで、この本に辿り着きました。本当に考えさせられる作品でした。

悲しい

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平野啓一郎さんの作品はホントに面白いし興味深い。幸福という概念、定義、それを追求、あるいは絶望する人間や世界が凄いリアリティで捉えられていた。

また、この作品のレビューそのものが、ところどころ私にとっては意外な感想にも出会えて、世の中で蠢く人たちの意識を抽出している時のこの作品の希望や絶望を、最後の最後にきて読後の現実として感じれたことが何か不思議な驚きと納得感があって、これはこれでこの作品ならではで味わえる読後感だなと思った。

こちらでのレビューそのもの

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平野啓一郎氏の小説は、言葉をこねくり回して簡単なことを難しく表現したり長く説明したりすることが多い気がするのだけど、この物語はその本領発揮だった(良い意味で)。

小説を味わうということは言葉を、表現を味わう部分もあって、この本は「これぞ小説でしかできない」に溢れている。
こんなにたくさんの日本語をよく書けるなぁと思いながら聞いていた。

ナレーションは、こんなに感情を込めなくていいのにと思う部分が多かったので、星少なくしました⭐️

これだけの言葉をよく書けるなぁと

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上下巻、その長さを感じさせなかった。
久々に“書籍”、“言葉”の持つ力と世界を感じました。

濃い

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