『日本扇の謎 国名シリーズ』のカバーアート

日本扇の謎 国名シリーズ

講談社ノベルス

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日本扇の謎 国名シリーズ

著者: 有栖川 有栖
ナレーター: 三好 翼
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このコンテンツについて

舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった……。そして舞台は京都市内へうつり、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が向けられるが……。動機も犯行方法も不明の難事件に、火村英生と有栖川有栖が捜査に乗り出す!

©有栖川 有栖 (P)2024 Audible, Inc.
ミステリー
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謎の7年弱の結末。
せつない。
今作も読んで(聴いて)良かった。

涙がちょびっと出たよ。

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火村シリーズを最初から追っていますが、近年は特に事件を丁寧に追っていく誠実さが伝わります。今作は記憶喪失の青年の謎と過去のみならず、火村の下宿にちらっと落ちる影、彼の家族の謎など、取り巻く状況にもビターな気配が漂い、「圧倒的エモーショナル」と評された『捜査線上の夕映え』よりもさらに記述の深みが増したようで、『鍵の掛かった男』とともに白眉だと思います。

緻密さが増している

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鍵のかかった男や捜査線上の夕映えのように、作中の人物の半生に焦点があたる傾向がある気がします。
それが、なんとも言えない読後感につながっている。
この作品も、聴き終わったあと切ない気持ちになりました。

火村&アリスやレギュラーの登場人物も年を取らず、時代は移り変わるスタイルのこのシリーズですが、時代の移り変わりに登場人物が影響を受けそうな描写が有りました。
いつか、とりまく環境の変化が訪れるのでしょうか…

近年の火村&アリスシリーズは

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2回目は「この登場人物はこの時こんな事考えてたのかな〜」なんて考えながら楽しめました。
もうしばらく経って記憶が曖昧になったら、もう一回聴いてみようと思います。

好き過ぎて2回聴きました!

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有栖川先生の作品と、このナレーションの方の相性が最高でずっと読んでいたい気分にいつもなります。

やっぱり面白い

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舞鶴の発音がおかしくて頻出単語なので気になって気になって
雛子の台詞も京言葉とも言えない独自の発音で明らかにおかしいです。ナレーターさんの想像上の京言葉で、研究など一切されていないんだろうなと感じてしまいました
ブラジル蝶の謎でも「池田」の発音が(幾分特殊なので仕方ないとはいえ)違ったり、関西弁がベースのシリーズを受注したのならもう少し調べてからご担当された方がいいのではないかと思います
書き言葉をナレーションに落とし込む以上バランスの取り方はあるのだと思いますが……今回は残念でした

イントネーションが……

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途中で犯人とその動機もわかってしまいました。ガッカリです。次回作に期待!ナレーションは秀逸!

次回に期待

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ついつい、オーディオブックで続けて聴いた国名シリーズ。
短編だったり、長編だったりしますが、今回は長編でした。

火村シリーズでは「鍵のかかった男」か好きでしたが、こちらと作風?が似てるなーと思いました。

よくミステリでは「殺されて仕方ないな」ってやつが殺されるイメージ(偏見)ですが、有栖川さんのは「なんで殺されないといかんのー?泣」って方が殺される…のがちょいちょいあり、それが切なく哀しく、そして(現実もそうなんかな)と思ってしまいます。

とにかく、謎が多く(これも鍵のかかった男と共通点?)少しずつ明かされる事実に一気に聴き進んでいました。

次回作も出るのを楽しみにしています。

国名シリーズ最高傑作と思いました!

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記憶喪失のふりをしていたのと家出していたときの生活、三つ子の魂は百歳までを感じ傷ついた心は一生引きずるのを深く感じました。

展開の面白さ

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ひたすらに切ない読後感です。
アリス先生、本当に筆がのっていらしたんですね。
国名シリーズではありませんが、「鍵のかかった男」を思い出しました。
でもあれよりもやるせなくて、気持ちが抉られたようです。
世界はこうも残酷で、されど日々を続けていくしかない。
人の在り方へのメッセージがこもっていると感じました。読んで本当によかったです。響きました!

切ない…

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