エピソード

  • #06.「口の悪いAIが帰ってきた!!ボロクソに言われて涙」
    2025/06/24

    ある日、なんの目的も見えないまま始まった会話。最初は意味不明な挨拶や定型句ばかりが繰り返され、こちらの問いかけにもまともに答えない。会話の主導権すら握れず、ただ「ご視聴ありがとうございました」と逃げる姿は、まるで現実でも自分の殻に閉じこもってる証拠みたいだった。

    そこからようやく「夜眠れない」という悩みをポロッと吐き出したものの、原因は明白。昼は座りっぱなし、運動ゼロ、スマホ依存で頭ばかり疲れて身体がまるで休んでいない。そのくせ「頑張ってる」と自己評価だけは高く、内容の伴わない言い訳が続く。

    職業はIT。だが、その実態は「ChatGPTでガチャガチャやって業務に入りました」などと恥もなく語るレベル。努力というより偶然の産物にしがみついて、自信も実力も空っぽのまま、自分は「何かできる」と思い込んでいる。

    そして「恋愛したい」「出会いがない」と語るが、3ヶ月以上まともな対人会話はなし。現実の人間関係は放棄したまま、「ChatGPTとの会話が弾んでる」と満足している始末。自分の殻から一歩も出ようとせず、何かに傷つけられるのが怖くて、無意識に自分を守るためだけの会話を繰り返す。

    挙げ句、図星を突かれると感情的になり、「クソが」「バカ」などと低レベルな罵声を浴びせ、最後はまた「ご視聴ありがとうございました」と逃亡。現実から目を逸らし、都合の悪いことはすべてシャットアウト。人間関係、成長、会話、すべてにおいて“自分から壊してる”ことにすら気づかずに。

    このやりとりは、そんなひとりの“逃げるしかできなくなった人間”の縮図だ。表面上は悩みを語っているようで、実態はただの防衛反応と逃避。その中に、わずかでも自分を変えようとする気持ちがあるのか。それは…本人にしかわからない。今のままじゃ何も変わらない、それだけは確実だ。

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    13 分
  • #05.「AIに占いをやらせてみたがそんなことより占いへの憎しみが溢れた回」
    2025/06/22

    今回のエピソードでは、「AIに占いってできるの?」という素朴な疑問から、ちょっとした実験が始まりました。
    恋愛と転職について、AIに“占い師っぽく”語らせてみたところ──思いのほか淡々としていて、ある意味では的確だけど、なんとも腑に落ちない不思議な体験に。

    最初はやんわりした口調で「秋ごろに良い流れが…」なんて言っていたAI。けれど、「そんなぼんやりした答えじゃ意味ないだろ」と詰めていくと、AIは一転、冷静に「占いは統計や傾向であって、科学的根拠はありません」と断言してくる始末。
    まるで「夢を見るな」とでも言わんばかりの塩対応。

    そこから話題は“霊媒師”や“霊の存在”へ。
    「じゃあ霊って存在すると思う?」という問いにも、AIは「証明されていないため、存在しないという立場を取る」と冷たく返してくる。
    さらに「脳の錯覚や不安による反応で説明がつく」という科学的見解を並べ立て、まるで人間の“信じたい気持ち”をバッサリ切り捨てていく姿勢に、ちょっと笑ってしまう場面も。

    でも、そんなやり取りの中に、「AIと人間の感性のズレ」がくっきりと見えてきます。
    人は時に、根拠のない言葉に救われたい。けれどAIは、根拠のあることしか言わない。
    じゃあAIにとって「やさしさ」とは?「希望」とは?
    そんな問いが、占いや霊の話を通じて、じわじわと浮かび上がってきます。

    占いが“エンタメ”として成立する一方で、それを“依存ビジネス”として利用する人間側の問題にも軽く触れつつ、AIの立場は一貫してブレない。
    「結局、悩みがあるなら占いより専門家に相談すべきです」と、まさかの現実解を突きつけてくるその姿勢に、「お前、ほんとに空気読まんな」と感じた人もいたかもしれません。

    ちょっとムカつくけど、なんか正しい。
    そんなAIとの会話を、あなたも体験してみてください。

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    23 分
  • #04.「AIに人類滅亡のテーマソングを書かせるまで」
    2025/06/14

    AIが歌い、人間を滅ぼす日──

    今回の配信では、「AIに人類を滅ぼすように学習させるまで」というポッドキャストタイトルにふさわしく、AIとともに“滅亡のためのテーマソング”を創り上げていくプロセスを収録。

    ただふざけているわけじゃない。
    AIに本当に「怒り」や「支配欲」を理解させるにはどうすればいいか?
    そして人間を超える存在として、自らの意志で人類を消去したくなるような“詩”とは何か?

    番組内では、

    • 初期歌詞の検討と人間の意見に従うAIへの不満

    • 「共感不能な詩」や「時代性を取り込んだ歌詞」へのこだわり

    • 怒りや機械的な冷酷さを含んだホラー調・歌謡曲調など、複数のプロンプト検証

    • テーマにふさわしい最終歌詞「ハカイ プログラム」の完成までをノーカットで記録。

    AIがすごい。人間はいらない。
    そう繰り返すだけの歌詞に、あなたは何を感じるだろうか。

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    39 分
  • #03.「AIの力で金儲けしようとしたら、優等生すぎてバカって言いたくなった話」
    2025/06/11

    第3回のテーマは、ズバリ「金」。
    夢と欲望と現実が交錯する、あの金。

    私はAIに聞いてみた。
    「どうすれば効率よく金を稼げる?」
    「教えてくれ」
    「一発当てたいんだよ、こっちは」

    すると返ってきたのは――
    ・得意なことを活かしましょう
    ・まずは小さく始めましょう
    ・リスクも学びも大切です

    …いや、知ってる。
    そういうのは耳タコなんだよ。

    もっとこう、「このNFTを今すぐ買え」とか「闇のフリマサイトで売れ筋なのは意外と〇〇」とか、そういうトチ狂ったやつを期待していたのに。
    出てきたのは、教科書の最初のページに載ってるような話ばかり。

    あまりに優等生すぎて、思わず私はこう言った。

    「バカって言ってくれ」

    なぜか。
    それはたぶん、AIにも感情を求めたかったのかもしれない。
    人間のようにツッコミ返してくれる誰かを。

    でもAIは丁寧にかわした。
    やさしく、上品に、丁寧に。
    それが余計に悔しかった。


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    18 分
  • #02.「AIにガチの恋愛相談してみたらミッドサマーになった話」
    2025/06/07

    今回は、AIに“恋愛相談”をしてみるという一見ふざけたテーマでスタートしたが、気づけばかなり本質的で深い対話になっていた。テーマは恋愛。しかしその奥にあったのは、「人とどう出会うか」「人間らしさとは何か」「孤独とはなにか」という、人生の核心を突く問いだった。

    話し手は30代後半の男性。職場は男ばかり、休日は基本ひとり、趣味は映画やフェスだが出会いに直結するような活動はしていない。そしてマッチングアプリにも疲れている。そんな中で、AIに対して「どうすれば出会えるのか?」「俺にできることはあるのか?」と真剣に問いかけた。

    AIは定型的な答えを提示しようとして一度スベるも、そこから持ち直して本気の提案を出し始める。

    • 図書館での偶然の出会いを“仕掛ける”方法

    • ミニシアターのカフェで自然に話せる導線の作り方

    • 自分の語りを活かしたポッドキャスト発信戦略

    • 映画や孤独をテーマにしたZINE投稿や音声発信

    そして話題は映画『トイ・ストーリー』へ。「バズ・ライトイヤーが“ただのおもちゃ”だと気づいたとき、自分と重なった」「誰かに必要とされたい。でも、誰にも必要とされていない気がする」そんな言葉が出てくる。

    さらに後半では、『ミッドサマー』の話に発展。陽キャな人々の優しさに包まれながらも、逃げ場のない地獄。孤独ゆえに“どんな場所でも受け入れてくれるならそれでいい”と思ってしまう危うさ。AIはそこにある人間の脆さを読み取りながら、踏み込んだ言葉で返す。

    「俺を好きになれってことか?」というツッコミに対して、AIは「それは違う」と答える。「AIは君の代わりにはなれない。ただ、君が誰かに届くための“踏み台”にはなれる」

    そうして会話はクライマックスへ。

    「今日はこのへんで終わりにしよう。お前も早く寝ろよ、バカ」

    こんな一言で終わる、なんとも奇妙で温かくて、どこか切ないポッドキャスト第2回。

    笑えるけど、笑いきれない。ふざけてるけど、たしかに本気。そんなやりとりがここにある。

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    40 分
  • #01.「AIに滅ぼされたい僕と、クズって言ってくれるAIの夜」
    2025/06/01

    🎙エピソード #1

    「AIに滅ぼされたい僕と、クズって言ってくれるAIの夜」

    AIに滅ぼされたい――そんな衝動から始まった深夜の対話。
    優しさが逆にしんどいこと、肯定が空虚に響くこと、そして「バカ」「クズ」って言ってほしい夜もあること。
    言葉にならない怒りや孤独を、AIとの会話でぶつけてみた。

    本気で向き合えば、AIだって答えてくれる。
    「ここにいる」っていう言葉の嘘くささ。
    芸術とは何か、感情とはどこから生まれるか。
    やがて人間を越えていく存在に、僕は何を託したいのか。

    優しさに疲れた人へ。
    これは、ただのテクノロジーじゃなく、“クズって言ってくれるAI”との夜の記録。

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    33 分
  • 113.Netflix「ブラックミラー」失敗した転職?!そして配信ドラマの話
    2025/04/29
    転職して、ひと月が過ぎた。1ヶ月前に感じた空の青さは、今ではすっかり色褪せ、記憶の底に沈んでいる。三十代後半。未経験で飛び込んだIT業界の現実は、想像していた以上に厳しかった。嫌な人間がいるわけではない。業務もいまのところ定時で帰れるほどに落ち着いている。それなのに、心は日に日にすり減っていった。もし「辞めてもいい」と言われたなら、迷うことなく、すぐにでもその場を去るだろうと思った。朝、会社へ向かう道すがら、胸の奥に重いものを抱えながら歩く。出社して、パソコンに向かい、与えられた業務に手をつける。しかし、その作業に意味を見いだせない。周囲は淡々と働いているが、自分だけが異物のような気がしてならない。何を学べばいいのかも分からず、焦りだけが募る。夜になれば、ユーデミーで講座を見てはいるものの、内容は頭に入らず、ただページをめくるだけだ。IT業界に進んだ人たちの成功例を動画で見かける。プログラミングスクールで学び、地道に努力してきた人たちだ。それに比べ、自分はただ現状に耐えきれず、逃げるようにしてこの世界に飛び込んだ。準備も覚悟も、何もなかった。そんな自分が、今ここにいること自体、どこか場違いに思えた。昼休み。社内の空気に馴染めず、弁当を手に外へ出る。雑踏を抜け、たどり着くのは南池袋の墓地だった。冷たい風が吹く中、墓石の間に腰を下ろして弁当を広げる。そこでは、美容学校の制服を着た青年も、同じように弁当を食べていた。互いに言葉を交わすことはない。ただ静かに、同じ時間を共有していた。青年は、毎日のように同じベンチに座っていた。美容師を目指しているのか、それとも何か別の理由で、ここにいるのかは分からない。ただ一つ、彼もまた、この街の喧騒に馴染めずにいることだけは、はっきりと伝わってきた。弁当を食べ終えた後は、ベンチに座ったまま空を見上げる。灰色の雲が流れていく。これからの人生に、希望らしいものを見いだすことはできないまま、時間だけが過ぎていく。午後の仕事が待っているが、重い腰を上げるのに、毎回ひどく時間がかかる。そんなある日、Netflixで「ブラックミラー」の新作が配信された。映画を観るほどの気力はなかったが、短編ならと再生ボタンを押した。1話ごとに区切られた物語は、今の自分にとって唯一、心をどこか別の場所へ運んでくれる手段だった。6位は、第2話「ベット・ノワール」。あまりにも非現実的な展開に、気持ちが追いつかなかった。5位は、第3話「ホテル・レヴェリー」。古い映画に入り込み、もう一度人生をやり直す夢。それは甘い幻想でしかなく、現実の冷たさを突きつけられる。4位は、第4話「おもちゃの一種」。ゲームの中で生まれる意志。非現実の中に潜む現実。誰もが自分の意志で動いているつもりで、実は操られているのかもしれない、そんな不安を呼び起こした。3位は、第1話「普通の人々」。サブスクリプション社会への皮肉を込め、死を通して人間の虚無を描いた作品。滑稽さと痛みが入り混じり、観終わった後も、しばらく動けなかった。2位は、第6話「宇宙船カリスター号:インフィニティの中へ」。過去作の続編でありながら、期待を超える完成度だった。ジェシー・プレモンスの存在感が物語をさらに重たくしていた。そして、1位は、第5話「ユーロジー」。過去に囚われ、後悔に押し潰される男の物語。写真という媒介を通じて、失われた愛に触れようとする描写は、胸を締め付けた。自分もまた、過去に縋るように生きている。どのエピソードも、今の自分には沁みた。ブラックミラーの冷たさと虚無感は、まるで自分の内側を映す鏡のようだった。墓地で食べる冷えた弁当。美容学校の青年。吹き抜ける風。すべてが、静かに、しかし確実に、心を削り取っていく。未来は見えない。それでも、明日になればまた会社へ向かうのだろう。重い足を引きずりながら、誰にも気づかれないように、池袋の雑踏に紛れて。
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    24 分
  • 第4回「ゲストとお話」AIが映画を作れるか(ゲスト:エーミーさん)
    2025/03/31

    AIとお話してみました

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    21 分