• #05-02「EBPMの基盤となるエビデンスを提供したい!」(近藤絢子教授・後編)
    2026/02/24

    【今回のトピック】

    後編となる今回は、近藤絢子教授を再びお迎えし、研究者としてのこれまでの歩みと、今後の研究の展望についてお話を伺いました。

    ミクロ経済理論の面白さに惹かれ、研究者の道へ進んだきっかけ、労働経済学の実証分析を志す契機となった出会い。

    コロンビア大学で研究に向き合った日々を振り返り、研究生活を支えた指導教員からの忘れられない助言、国際ジャーナルへの掲載という喜び、リーマンショック直撃の厳しいジョブマーケットなど、研究者としての光と影についても率直に語っていただきました。

    現実の経済への関心を出発点に、因果推論として問いを立て続けること。

    人々の行動と社会制度という視点から、これからの挑戦を展望します。

    #経済学#労働経済学#統計データ#社会制度#因果推論


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    話し手:近藤絢子

    東京大学社会科学研究所教授。専門は労働経済学・公共経済学。

    東京大学経済学部卒業後、コロンビア大学にて経済学博士号(Ph.D.)を取得。大阪大学、法政大学、横浜国立大学での勤務を経て、2016年に東京大学社会科学研究所に着任。2020年4月より現職。

    https://researchmap.jp/read0146724


    聞き手:寺澤さやか

    東京大学社会科学研究所助教。専門は産業労働社会学・教育社会学、ジェンダー。

    2006年同志社大学経済学部卒業後、出版業界に勤務。その後、2022年に東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。

    日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/terazawasayaka

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    東京大学社会科学研究所(社研)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/

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    音声編集:A. Kawamata

    文章:R. Iwanaga

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    26 分
  • #05-01「氷河期世代のイメージと実態」(近藤絢子教授・前編)
    2026/02/10

    【今回のトピック】

    前編となる今回は、近藤絢子教授をお迎えし、2025年サントリー学芸賞(政治・経済部門)を受賞した著書『就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差』についてお話を伺いました。

    バブル崩壊後の未曾有の就職難を経験した「就職氷河期世代」は、しばしば「かわいそうな世代」と語られがちです。しかし、こうしたイメージは統計データから見ても本当に正しいのでしょうか。

    本エピソードでは、執筆のきっかけや新書ならではの工夫、分析の中で特に印象に残った結果を手がかりに、印象で語るのではなく、統計から社会の全体像を捉える—その重要性をあらためて考えます。

    #経済学#労働経済学#就職氷河期世代#統計データ#サントリー学芸賞


    【参考文献】

    近藤絢子『就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差』中央公論新社、2024年

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    話し手:近藤絢子

    東京大学社会科学研究所教授。専門は労働経済学・公共経済学。

    東京大学経済学部卒業後、コロンビア大学にて経済学博士号(Ph.D.)を取得。大阪大学、法政大学、横浜国立大学での勤務を経て、2016年に東京大学社会科学研究所に着任。2020年4月より現職。

    https://researchmap.jp/read0146724


    聞き手:寺澤さやか

    東京大学社会科学研究所助教。専門は産業労働社会学・教育社会学、ジェンダー。

    2006年同志社大学経済学部卒業後、出版業界に勤務。その後、2022年に東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。

    日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/terazawasayaka

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    東京大学社会科学研究所(社研)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/

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    音声編集:A. Kawamata

    文章:R. Iwanaga

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    17 分
  • #04-01 「不妊治療とキャリア、その“両立の壁”を考える」(寺澤さやか助教)
    2026/01/27

    【今回のトピック】

    不妊治療とキャリアはどのように両立する?

    後編となる今回は、寺澤さやか助教をお迎えし、女性のキャリアと生殖医療の発展がどのように結びついているのかについて伺います。

    生殖技術に潜むジェンダーバイアスや、職場に残るジェンダーギャップ、“不妊治療をしている”と知られた途端に評価が変わってしまう構造的問題など、働く女性が直面する課題は少なくありません。インタビュー調査からは、上司の態度の変化や昇進への影響といった、生々しい声も浮かび上がってきました。

    さらに、最近注目されている「未婚女性の卵子凍結」についても取り上げます。企業の福利厚生として支援が広がる一方で、その可能性と課題をどう捉えるべきなのか。

    キャリアと生殖医療の交差点にある“いま”を、一緒にひもときます。

    #産業社会学#不妊治療#ジェンダー#ジェンダーギャップ#生殖医療#労働社会学#教育社会学


    【参考文献】

    • 分担執筆 :「第8章 不妊治療と仕事の両立の葛藤をめぐる計量テキスト分析 職種の違いに着目して」
    • 松永伸太朗, 園田薫, 中川宗人『21世紀の産業・労働社会学 : 「働く人間」へのアプローチ』ナカニシヤ出版 2022年
    • 「「不妊治療と仕事の両立」研究の課題と展望: 医療・雇用の領域におけるジェンダー・バイアスの交差に着目して」『日本労務学会誌』25(2) 56-69. 2024年

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    話し手:寺澤さやか

    東京大学社会科学研究所助教。専門は産業労働社会学・教育社会学、ジェンダー。

    2006年同志社大学経済学部卒業後、出版業界に勤務。その後、2022年に東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。

    日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/terazawasayaka


    聞き手:新藤麻里

    東京大学社会科学研究所助教。専門は家族社会学・比較社会学・韓国社会研究。

    2013年ソウル大学国際大学院韓国学専攻修士課程修了、2020年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士後期課程修了。

    東京大学社会科学研究所学術支援専門職員、特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/marishindo

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    東京大学社会科学研究所(社研)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/

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    音声編集:A. Kawamata

    文章:R. Iwanaga


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    24 分
  • #03-01 韓国の親子関係の独自性とライフコースの変容(新藤麻里助教)
    2026/01/13

    【今回のトピック】

    韓国の親子関係の独自性とは?若者のライフコースは何に影響され、どのように変化してきたのか?

    今回は、新藤麻里助教をお迎えし、研究テーマである韓国の若者のライフコースと親子関係について伺います。韓国留学の経験を通して、なぜこのテーマに関心を持つようになったのか、そしてどこに研究としての面白さがあるのかを語っていただきます。

    また、親から若者への支援の種類によってその影響の仕組みがどのように変わるのか、そして親の支援が若者の就職や結婚にどのような形で作用しているのかについても深掘りします。さらに、最近気になっている新しい問いや、今後取り組みたい研究テーマについてもお話しいただく盛りだくさんの回です。

    #家族社会学#若者のライフコース#日韓比較#韓国社会研究#比較社会学#親子関係#世代間支援


    【参考文献】

    「韓国の若者のライフコースと親子間支援 成人期移行における困難と家族主義の影響」勁草書房 2025年


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    話し手:新藤麻里

    東京大学社会科学研究所助教。専門は家族社会学・比較社会学・韓国社会研究。

    2013年ソウル大学国際大学院韓国学専攻修士課程修了、2020年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士後期課程修了。

    東京大学社会科学研究所学術支援専門職員、特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/marishindo


    聞き手:寺澤さやか

    東京大学社会科学研究所助教。専門は産業労働社会学・教育社会学、ジェンダー。

    2006年同志社大学経済学部卒業後、出版業界に勤務。その後、2022年に東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。

    日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/terazawasayaka

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    東京大学社会科学研究所(社研)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/

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    音声編集:A. Kawamata

    文章:R. Iwanaga

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    26 分
  • #02-02 有権者目線の理想の憲法とは?憲法の正統性を考える(ケネス・盛・マッケルウェイン教授 後編)
    2025/12/23

    【今回のトピック】

    日本国民は現行憲法をどう捉えているのか?

    後編となる今回は、前回に引き続き Kenneth Mori McElwain 教授をお迎えし、現代の国民意識を深く掘り下げていきます。時代とともに価値観が変化するなか、有権者は現行憲法にどの程度満足しているのか。そして「憲法の正当性」とは何を意味するのかを考えていきます。

    さらに、教授が進める最新の研究やサーベイ実験を手がかりに、国民意識をどのように測定できるのか、多くの人々が望む新たな権利とは何かといったテーマにも迫ります。日本国憲法の正当性を改めて問い直し、憲法改正をめぐる今後の議論のあり方を考える回です。

    #憲法#日本政治#憲法改正#国民意識#比較政治#世論調査#80年憲法#民主主義

    【参考文献】

    • 2022.『日本国憲法の普遍と特異-その軌跡と定量的考察-』千倉書房 https://www.chikura.co.jp/category/select/pid/1121
    • 2025. 因果推論で探る『理想の憲法』― データが映す市民との距離感」『法学セミナー』2025年12月・2026年1月号 847号, 21-25 https://www.nippyo.co.jp/shop/magazines/latest/2.html
    • 2021. “The Proposer or the Proposal? An Experimental Analysis of Constitutional Beliefs.” Japanese Journal of Political Science 22(1):15-39 (with S. Eshima and C. Winkler) https://doi.org/10.1017/S1468109921000025
    • 2024.Constitutional Design Preferences: An Experimental Approach.” International Journal of Constitutional Law 22(3), 680-709 (with S. Eshima, A. Takahashi, C. Winkler) https://doi.org/10.1093/icon/moae052

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    話し手:ケネス・盛・マッケルウェイン(Kenneth Mori McElwain)

    東京大学社会科学研究所教授。専門は比較政治(政治制度論・政党政治)。

    1999年プリンストン大学公共国際関係学部卒業、2005年スタンフォード大学政治学博士後期課程修了。

    スタンフォード大学講師、ミシガン大学政治学部助教授を経て、2018年東京大学社会科学研究所准教授、2019年3月より現職。

    https://researchmap.jp/kennethmcelwain

    聞き手:井関竜也

    東京大学社会科学研究所助教授。専門は比較政治学・世論研究。

    2016年京都大学法学部卒業、2021年京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了。

    日本学術振興会特別研究員(DC1)、京都大学大学院法学研究科特定助教を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/tatsuya_iseki1993

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    東京大学社会科学研究所(ISS)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/

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    音声編集:A. Kawamata

    文章:R. Iwanaga

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    40 分
  • #02-01 憲法の語数を数えると、なぜ改正されないかがわかる!データで読み解く憲法の世界(ケネス・盛・マッケルウェイン教授 前編)
    2025/12/09

    【今回のトピック】

    1947年の施行以来、日本国憲法はなぜ80年間も改正されずに存続してきたのか?

    前編となる今回は、ケネス・盛・マッケルウェイン教授をお迎えし、日本国憲法の特徴とその“生存のミステリー”に迫ります。

    比較政治の視点から憲法の構造や理念をひもときつつ、世界の憲法と比べた際に日本国憲法がどのような位置づけにあるのか、そして「なぜ変わらないのか」という問いを多角的に考えます。憲法の内容、改正手続き、政治的背景など、多層的な要因を丁寧に探りながら、日本社会と憲法の関係を理解するための手がかりを提供します。

    #日本国憲法#憲法学#憲法改正#比較政治#戦後日本#政治制度#80年憲法#日本国憲法の謎

    【参考図書】

    「日本国憲法の普遍と特異 その軌跡と定量的考察」

     千倉書房 2022年

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    話し手:ケネス・盛・マッケルウェイン(Kenneth Mori McElwain)

    東京大学社会科学研究所教授。専門は比較政治(政治制度論・政党政治)。

    1999年プリンストン大学公共国際関係学部卒業、2005年スタンフォード大学政治学博士後期課程修了。

    スタンフォード大学講師、ミシガン大学政治学部助教授を経て、2018年東京大学社会科学研究所准教授、2019年3月より現職。

    https://researchmap.jp/kennethmcelwain


    聞き手:井関竜也

    東京大学社会科学研究所助教授。専門は比較政治学・世論研究。

    2016年京都大学法学部卒業、2021年京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了。

    日本学術振興会特別研究員(DC1)、京都大学大学院法学研究科特定助教を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/tatsuya_iseki1993

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    東京大学社会科学研究所(ISS)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/

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    音声編集:A. Kawamata

    文章:R. Iwanaga

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    17 分
  • #01-02「民主主義とは参加と責任のシステムです。」(宇野重規所長・後編)
    2025/11/25

    【今回のトピック】

    政治参加の減少、AI の発展、若者の代議制民主主義への信頼低下―。

    後編となる今回は、社会科学研究所所長の 宇野重規教授 をお迎えし、専門である民主主義の視点から、現在の国内政治・国際政治の動向について伺いました。

    移り変わる時代とともに変化する民主主義の課題に私たちはどう向き合うべきか。そして、その中でどこに希望を見出せるのか。宇野教授の深い知見から、現代政治の“いま”を読み解きます。

    さらに今回は、宇野教授が現在関心を寄せているテーマや、今後取り組みたい研究の方向性についてもお話しいただきました。

    #民主主義#デモクラシー#国内政治#代議制民主主義#政治思想史#政治哲学#比較現代政治#デジタル社会#デジタルデモクラシー#テクノクラシー#テクノ・リバタリアン

    【参考図書】

    『実験の民主主義−トクヴィルの思想からデジタル,ファンダムへ』中公新書 2023年

    『民主主義とは何か』講談社現代新書 2020年

    『トクヴィル 平等と不平等の理論家』講談社 2007年

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    話し手:宇野重規

    東京大学社会科学研究所教授・所長。専門は政治思想史・政治哲学。

    1991年東京大学法学部卒業、1996年同大学大学院法学政治学研究科博士後期課程修了。

    千葉大学法経学部助教授やコーネル大学、ベルリン大学での在外研究を経て、2011年4月より現職。

    https://researchmap.jp/unoshigeki


    聞き手:寺澤さやか

    東京大学社会科学研究所助教。専門は産業労働社会学・教育社会学、ジェンダー。

    2006年同志社大学経済学部卒業後、出版業界に勤務。その後、2022年に東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。

    日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/terazawasayaka

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    東京大学社会科学研究所(社研)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/

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    文章:R. Iwanaga

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    22 分
  • #01-01 東京大学社会科学研究所です。初回は、宇野重規所長がこれまでの歩みについて語ります。(宇野重規所長・前編)
    2025/11/11

    【今回のトピック】

    研究者を志したきっかけ/ 日米学生会議での決意 / 恩師との思い出 / 在外研究(フランス、アメリカ)での出来事 / キャリアの中でのムネアツな思い出(悔しいと感じたこと) / 「社研ラジオ」への期待


    話し手:宇野重規

    東京大学社会科学研究所教授・所長。専門は政治思想史・政治哲学。

    1991年東京大学法学部卒業、1996年同大学大学院法学政治学研究科博士後期課程修了。

    千葉大学法経学部助教授やコーネル大学、ベルリン大学での在外研究を経て、2011年4月より現職。

    https://researchmap.jp/unoshigeki


    聞き手:寺澤さやか

    東京大学社会科学研究所助教。専門は産業労働社会学・教育社会学、ジェンダー。

    2006年同志社大学経済学部卒業後、出版業界に勤務。その後、2022年に東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。

    日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/terazawasayaka

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    東京大学社会科学研究所(社研)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/

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    27 分