『社会のふしぎ、研究のふかみー社研ラジオ』のカバーアート

社会のふしぎ、研究のふかみー社研ラジオ

社会のふしぎ、研究のふかみー社研ラジオ

著者: 東京大学社会科学研究所
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東京大学社会科学研究所の研究者が、自身の研究について、専門用語にとらわれず、日常の言葉で語り合う番組です。学術的なテーマを扱いつつも、リラックスした雰囲気でお届けします。論文では触れられないような研究への想いや背景も、少しずつご紹介したいと思います。 ----- 配信:毎月第2、第4火曜日夕刻(予定) ----- カバーアート:S. Terazawa東京大学社会科学研究所 社会科学 科学
エピソード
  • #11-01「賢い鉱夫生活:明治後期の炭鉱夫、働くのは月に10日?!」(森本真世准教授・前編)
    2026/07/14

    【今回のトピック】

    今回は、社会科学研究所の森本真世准教授をお迎えします。

    ご紹介いただくお話は、その名も『賢い鉱夫生活』。炭鉱労働をテーマに、明治後期に操業されたある炭鉱の人事日誌を読み解く研究について伺います。

    舞台となるのは、1902年から1907年に操業された福岡県筑豊地方の炭鉱。およそ800日にわたって残された人事日誌には、鉱夫の出勤状況、事故や事件、欠勤の理由などが日々記録されていました。

    なぜ鉱夫たちは定休日以外にも仕事を休んでいたのでしょうか。五節句やお盆・正月、神事・仏事・軍事など、人々の暮らしのリズムは労働とどのように結びついていたのでしょうか。

    一見すると「小ネタ」のような日誌の記録から見えてくるのは、企業が求める働き方と、鉱夫たちが大切にしていた生活リズムとのギャップでした。

    歴史資料を読み解くことで見えてくる、教科書には載らない人々のリアルな暮らし。
    日本経済史研究の面白さを、ぜひお聴きください。

    #日本経済史 #炭鉱 #労働史 #一次史料 #労務管理 #歴史研究

    【参考資料】

    「麻生藤棚第二坑における管理の実態:「日誌」の分析」(麻生グループ150周年プロジェクト委員会編)『麻生百五十年史』株式会社麻生、806-809頁、2023年2月。

    「危機対応と共有信念:明治期における鉱山技師・石渡信太郎を事例として」、東大社研・玄田有史・飯田高編、『危機対応の社会科学上 ―想定外を超えて』、東京大学出版会、217-239頁、2019年11月。

    「過渡期炭鉱業の労働市場と労働組織-筑豊麻生炭鉱における鉱夫の募集と管理-」、『社会経済史学』、第81巻3号、127-149頁、2015年11月。

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    話し手:森本真世

    東京大学社会科学研究所准教授。専門は日本経済史。

    2016年に東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)取得。東京大学大学院経済学研究科助教を経て、2017年に東京大学社会科学研究所に着任。2021年より現職。

    https://researchmap.jp/morimotomayo

    聞き手:寺澤さやか

    東京大学社会科学研究所助教。専門は産業労働社会学・教育社会学、ジェンダー。

    2006年同志社大学経済学部卒業後、出版業界に勤務。その後、2022年に東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。

    日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/terazawasayaka

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    東京大学社会科学研究所(社研)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://iss.u-tokyo.ac.jp/

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    音声編集:A. Kawamata

    文章:R. Iwanaga

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    20 分
  • #10-02「データの向こう側へ。メタデータを通じた知識の共有」(南山泰之准教授・後編)
    2026/06/23

    【今回のトピック】

    後編となる今回は、南山泰之准教授を再びお迎えし、「研究データ」の世界に迫ります。

    研究データと聞くと、数字やファイルの集まりを思い浮かべるかもしれません。しかし、その一つひとつには、研究者が何を問い、どのような方法で調査し、どのような知識を生み出そうとしたのかという痕跡が刻まれています。

    異なる分野の研究者は、互いのデータをどのように理解し、活用できるのでしょうか。社会学、政治学、経済学、さらには他分野の知識をつなぐ鍵となるのが、「メタデータ」と呼ばれる情報です。

    なぜ研究データには「いつ、誰が、どのように作ったのか」を記録する必要があるのか。研究データ管理計画(DMP)はなぜ世界中の研究機関で重視されているのか。そして、データを整理することは、なぜ新しい発見や学際研究につながるのか。

    データの向こう側にある「知識の地図」を描く南山先生の研究から、これからの研究と知識共有の未来を考えます。

    #図書館情報学 #情報組織化 #メタデータ #研究データ #データ管理 #DMP #オープンサイエンス #データ再利用 #データアーカイブ


    【参考図書】

    ・『オープンサイエンスにまつわる論点 : 変革する学術コミュニケーション』樹村房, 2023年6月, 168頁.

    ・(インタビュー記事)「始動したJDCat : データインフラの活用が切り開く知の世界(JDCatサロン - データインフラの最前線)」日本学術振興会, 2022年12月. https://www.jsps.go.jp/file/storage/j-di/jdcatsalon/hiromatsu_minamiyama.pdf


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    話し手: 南山泰之

    東京大学社会科学研究所附属社会調査データアーカイブ研究センター准教授。専門は図書館情報学、情報組織化。

    中央大学法学部卒業後、国立極地研究所情報図書室に勤務。2007–2008年には第49次日本南極地域観測隊に参加。東京大学駒場図書館、東京財団政策研究所、国立情報学研究所での勤務を経て、2025年より現職。

    https://researchmap.jp/minamiyama_yasuyuki


    聞き手:寺澤さやか

    東京大学社会科学研究所助教。専門は産業労働社会学・教育社会学、ジェンダー。

    2006年同志社大学経済学部卒業後、出版業界に勤務。その後、2022年に東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。

    日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/terazawasayaka

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    東京大学社会科学研究所(社研)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://iss.u-tokyo.ac.jp/

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    音声編集:A. Kawamata

    文章:R. Iwanaga

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    18 分
  • #10-01「情報を整理し、人と知識をつなぐ」(南山泰之准教授・前編)
    2026/06/09

    【今回のトピック】

    前編となる今回は、南山泰之准教授をお迎えします。

    法学部の学生時代、膨大な文献を前に「どう整理すればよいのか」と悩んだ経験から、図書館情報学の世界へ。国立極地研究所の図書館員として勤務し、第49次日本南極地域観測隊にも参加するなど、ユニークなキャリアを歩んできました。

    図書館員の仕事は本を並べることではなく、「情報を整理し、人と知識をつなぐこと」。

    利用者が必要な資料を見つけられるようにする目録やメタデータは、どのように作られているのでしょうか。

    なぜ同じ資料でも異なる整理の仕方が生まれるのか。情報を分類するとはどういうことなのか。そして、図書館員から研究者へと転じた背景には何があったのか。

    情報があふれる時代だからこそ重要になる「情報を整理する力」と、その奥深い世界について伺います。


    #図書館情報学 #情報組織化 #メタデータ #キュレーション #データアーカイブ


    【参考図書】

    ・「デジタル技術でキュレーションを理解する」人文情報学月報第148号, 2023年11月.

    ・(インタビュー記事)「機関リポジトリとデータアーカイブの接点を探る(JDCatサロン - データインフラの最前線)」日本学術振興会, 2021年3月. https://www.jsps.go.jp/file/storage/j-di/jdcatsalon/minamiyama.pdf

    ・(インタビュー記事)「なかの人たち : 第9回 南山泰之 様国立極地研究所情報図書室」Jcross, 2017年9月. https://www.jcross.com/plaza/person/post-9.html


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    話し手: 南山泰之

    東京大学社会科学研究所附属社会調査データアーカイブ研究センター准教授。専門は図書館情報学、情報組織化。

    中央大学法学部卒業後、国立極地研究所情報図書室に勤務。2007–2008年には第49次日本南極地域観測隊に参加。東京大学駒場図書館、東京財団政策研究所、国立情報学研究所での勤務を経て、2025年より現職。

    https://researchmap.jp/minamiyama_yasuyuki


    聞き手:寺澤さやか

    東京大学社会科学研究所助教。専門は産業労働社会学・教育社会学、ジェンダー。

    2006年同志社大学経済学部卒業後、出版業界に勤務。その後、2022年に東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。

    日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、2024年4月より現職。

    https://researchmap.jp/terazawasayaka

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    東京大学社会科学研究所(社研)には、法学・政治学・経済学・社会学の研究者が集い、「開かれた社会科学を日本から」 を理念に、日々研究を進めています。

    https://iss.u-tokyo.ac.jp/

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    音声編集:A. Kawamata

    文章:R. Iwanaga

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    24 分
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