エピソード

  • #005 すべてが伏線/ 『言語化するための小説思考』/本語り
    2025/12/13

    いま一番気になる作家、小川哲さんによる目から鱗の小説作法をとりあげ、情報の順番と言語の線条性、また伏線を中心に語りました。

    【言及した本】

    ・小川哲『君が手にするはずだった黄金について』(新潮社、2023)

    ・小川哲『言語化するための小説思考』(講談社、2025)

    ・ヒッチコック、トリュフォー(山田宏一、蓮実重彦訳)『定本 映画術』(晶文社、1990)

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    22 分
  • #004 中世のヒーローから近世のヒーローへ/『椿説弓張月』/ 本語り
    2025/12/09

    初の完訳『椿説弓張月』(光文社古典新訳文庫)全5巻完結を祝して、作品の魅力を紹介し、「訳者あとがき」を訳者みずから朗読してみました。

    【言及した本】

    ・曲亭馬琴、葛飾北斎画、菱岡憲司訳『椿説弓張月』(光文社古典新訳文庫、全5巻、2025)

    ・後藤丹治校注『椿説弓張月 上下』(日本古典文学大系60・61、岩波書店、1958・1962)

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    23 分
  • #003 あなた好みの依存はなに?/ 『誰がために医師はいる──クスリとヒトの現代論』/本語り
    2025/12/06

    人というのは依存せずにはいられない存在であることを、依存症治療専門医である精神科医の松本俊彦先生の本から考えてみました。

    【言及した本】

    ・松本俊彦 、横道誠『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』(太田出版、2024)

    ・松本俊彦『身近な薬物のはなし──タバコ・カフェイン・酒・くすり』(岩波書店、2025)

    ・松本俊彦『誰がために医師はいる──クスリとヒトの現代論』(みすず書房、2021)

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    23 分
  • #002 その人にとっての大事件/ 『定本 映画術』/本語り
    2025/11/29

    最近「その人にとっての大事件」というのが、小説や映画、そして人生の要ではないかと思えて仕方がないので、そのことをマガフィンとからめて語ってみました。

    【言及した本】

    ・ヒッチコック、トリュフォー(山田宏一、蓮実重彦訳)『定本 映画術』(晶文社、1990)


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    21 分
  • #001 やりながら身につける/ 『徒然草』/ 本語り
    2025/11/24

    やったことがないけれど、やってみたいことを、とりあえずはじめてみることについて、『徒然草』第59段をもとに語りました。

    【言及した本】

    ・兼好法師、小川剛生訳注『徒然草』(角川ソフィア文庫、2015)

    ・小川剛生『兼好法師』(中公新書、2017)

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    13 分