エピソード

  • 【合格に必要なのは根拠のない自信⁉︎】記者が予備試験を受けてみた #20
    2025/07/25

    参院選の投開票があった7月20日。記者である一宮はこの日、司法試験の受験資格を得るためのテスト「予備試験」を受けていました。

    半年前から法律講座の動画を見始めたものの、試験範囲を終えられないまま本番へ。結果はいかに…。


    【番組内容】

    7月20日は参院選の投開票/同じ日にあった予備試験を受けてきた/予備試験は司法試験の受験資格を得る試験/司法試験合格までの長い道のり/予備試験で時間足りず…/「5人に1人しか受からない」と思うのか「5人に1人も合格する」と考えるのか/ストレスはパフォーマンスを上げる/合格に一番必要なのは「根拠のない自信」⁉︎/受験生は一緒に頑張りましょう


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    ◾️旧司法試験7連敗 ロースクールに救われて30歳で弁護士になった 「勉強した日々は無駄じゃない」

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    【出演者】

    ・一宮俊介/記者(https://www.bengo4.com/topics/author/23/
    ・小倉匡洋/弁護士・記者(https://www.bengo4.com/topics/author/25/

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    1 時間 3 分
  • 【激論:生活保護の引き下げ】「バッシング」から10年以上、取材を続ける原動力って? #19
    2025/07/17

    厚生労働省が生活保護の支給額を2013年から段階的に引き下げたことについて、最高裁判所は6月27日、当時の判断は違法だったとして処分を取り消す判決を言い渡しました。

    生活保護バッシングが沸き起こった時から10年以上。ようやく最高裁の結論が出たことを受けて、当時を振り返りながら雑談していたら、思いのほかヒートアップしました。

    2時間超、どうぞお聴きください。


    【番組内容】

    記者を目指したきっかけは生活保護バッシング/なぜ自らの首を絞めようとするのか/黙秘権の話に似ている/自分ごとと感じられない問題/世の中は不合理なことだらけ/なぜ弁護士ではなく記者を目指した?/自分の問題設定に自信がなかった/生活保護引き下げを求める心理とは/自分ごとになった瞬間恐ろしい/目の前の「損」の方が感情を揺さぶる/保険に入るかどうかと同じ話?/引き下げろの声は間違いではない?/客観的な真実はわからない/国が保障する水準に正解はない/引き下げるべきだったかは判断できない⁉︎/客観と主観が混じった話/どう伝えるか/問題意識がないと伝えられない?/外国人排斥をどう伝える?/宗教は戦争じゃなく勧誘でいい/アウシュビッツ虐殺/インパクトを高める報道が多い/取材を続けるには熱い想いが必要?/自分を疑う小倉さん/自分の正義を作らない/絶対主義をつくらないという絶対主義/信念を貫く人が弁護士に向いている?/自分の問題意識に自信がなかった/司法試験のチャレンジはなぜ続けられたのか/従来の考え方が簡単に覆る法律の世界/自分は何色?/言葉にすると考えが整理される/取材で当事者性を分け与えてもらう/記者としての心構え/記事で何を伝えたいのか/パンの作り方を伝えたい小倉さん


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    ◾️生活保護費の不適切支給 「うみ出して」 専門家グループがさらなる検証を桐生市に要望

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    ◾️「助けてください」記者に届いたSOS ボロボロの歯、赤い靴を履いた青年はどこに消えたのか

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    ◾️生活保護費減、初の賠償命令「国の信頼回復に猶予なし」 原告団が厚労省に要請書

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    ◾️「学びたい人は学ばせてほしい」大学生の生活保護求める署名2万筆を厚労省に提出

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    【出演者】

    ・一宮俊介/記者(https://www.bengo4.com/topics/author/23/)

    ・小倉匡洋/弁護士・記者(https://www.bengo4.com/topics/author/25/)

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    2 時間 11 分
  • 【約3年ぶりの執行】死刑に関する議論は感情論になりがち? #18
    2025/07/10

    神奈川県座間市で2017年に男女9人を殺害したなどとして死刑が確定した白石隆浩死刑囚(34)の刑が6月27日、東京拘置所で執行されました。

    死刑をめぐっては、「もっと早く執行すべき」や「廃止すべき」といった話題が出ることがありますが、そもそも私たちはどれだけ死刑のことを知っているのでしょうか?


    【番組内容】

    毎日暑い/7月5日に地球は滅亡する⁉︎/知らない方が幸せなことがある/無関係なことでも関係づけようとしてしまう?/精密検査の結果、異常なし/病は気から/6月27日に死刑が執行された/全ての弁護士が死刑に詳しいわけではない/禁固刑、懲役刑に並ぶ刑罰/死んで初めて刑が完成する/死刑と国政選挙の関係はある?/5年に1度の世論調査は「やむを得ない」が8割/正直、死刑どう思う?/6カ月以内に執行しないのは法令違反/死刑を待つ間も「拷問」/弁護士会の声明と各弁護士の考えは違う/法律は国民の意思が反映される/腹切り文化も影響している?/死刑確定までの手続きは十分にすべき/死刑を待つ状態自体が刑罰?/国民は死刑について知らされていない/死刑が確定した途端、取材はほぼ不可能に/死刑になったことで本人はどう変わるのか/刑罰を科す目的は一般予防と特別予防/被害感情も踏まえて考えるべき?/裁判は真実を明らかにする場ではない/死刑の是非は判断できない/死刑の記事への批判にモヤモヤ/死刑囚から冤罪が判明した袴田巌さん/何十年も前の死刑囚をなぜ執行しないのか?/現状は感情論になりがち/不透明な運用が大きな問題


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    ◾️ノストラダムス再び?「2025年7月に大災難」予言ブーム、信じる心理と"的中のカラクリ"専門家が解説

    https://www.bengo4.com/c_18/n_18902/

    ◾️死刑執行は「選挙対策」なのか?過去30年分のデータで検証…参院選前に「座間事件」で執行に疑念の声も

    https://www.bengo4.com/c_18/n_19026/

    ◾️元号発表の日、白石死刑囚が語った「ネットナンパ」 死刑執行で永遠に閉ざされた真相

    https://www.bengo4.com/c_1009/n_19029/

    ◾️「本当に人を殺したの?」刑務所の“衛生夫”が見た、死刑囚たちの日常と意外な姿

    https://www.bengo4.com/c_1009/n_18843/

    ◾️5年に1回の世論調査、死刑「やむを得ない」「廃止すべき」の2択に 専門家「変化の分析が不可能に」

    https://www.bengo4.com/c_18/n_18503/


    【出演者】

    ・一宮俊介/記者(https://www.bengo4.com/topics/author/23/
    ・小倉匡洋/弁護士・記者(https://www.bengo4.com/topics/author/25/

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    1 時間 9 分
  • 【なぜやってもないことを自白するのか?】弁護士と記者が直面した最近の出来事からあれこれ考えてみた #17
    2025/07/03

    【概要】

    弁護士でありながら記者の仕事に転職してきた小倉さん。最近、ある記事について読者から「間違いでは?」との指摘があり、ドキッとしたといいます。

    結局、記事に間違いはありませんでしたが、「自分が間違っているんじゃないか?」という不安を感じ、それが同時に、被疑者や被告人が「自白する心理」につながっているような気がしたそうです。

    場面は違えど、健康診断で要精密検査の結果が出た一宮も、先が見えない状況に置かれた時の心情の変化を感じる経験がありました。

    人間はなぜ、やってもいないことを自白してしまうのでしょうか。最近あった身近な出来事をもとに、あれこれ話してみました。


    【番組内容】

    番組冒頭のメロディーを作ったのはこの人/ウクレレを始めたきっかけは司法試験/挫けそうな時の音楽/一人旅に疲れた/海外旅行に行くならどこ?/今回のテーマは自白/読者から記事の間違いを指摘され動揺/当事者と第三者で捉え方が変わる/犯行を認めても細かい部分に認識の差もある/供述調書は捜査員の作文/ニュースの被疑者の供述には警戒すべし/取り調べは捜査員の解釈が入る/大川原化工機の冤罪事件でも取り調べに問題/孤立すると自信がなくなる/相手に迎合することも/目の前の苦を避けるために自白/健康診断で精密検査を指示され動揺/先が見えない状況は不安になる/人間は不確実性に耐えられない?/子どもの供述はより慎重に見るべし/いきなり捜査対象になったらどうすべき?/調書に書かせる権利もある/「捜査機関」対「個人」の力の差


    【出演者】

    ・一宮俊介/記者

    ・小倉匡洋/弁護士・記者


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    ◾️「煙もないところに火を付けた」警視庁公安部の異常な捜査、大川原化工機事件を追った記者がつかんだ裏側

    https://www.bengo4.com/c_1009/n_18854/

    ◾️黙秘貫く被疑者に「家族に会えないぞ」 日本の“人質司法”に異議 取調べ拒否権の確立目指す団体発足

    https://www.bengo4.com/c_1009/n_17646/

    ◾️食事が床に置かれ、排泄も丸見えの「代用監獄」に閉じ込められる苦痛 大川原化工機事件「人質司法」の闇

    https://www.bengo4.com/c_18/n_16991/

    ◾️警察「悪の組織の弁護士だから裏切られるぞ」自白強要の結果は冤罪…国際結婚夫婦に無罪判決

    https://www.bengo4.com/c_1009/n_9389/

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    46 分
  • 【大阪や横浜でも…転落巻き添え死亡事故】被害者や遺族が救われない“制度の欠陥”があることを知っていますか? #16
    2025/06/27

    上から落ちてきた人が下にいた人を巻き添えにして死亡する事故が起きています。

    今年5月、大阪市の歩道を通行中だった男性が近くのマンションから転落してきた70歳の男性に巻き添えになり死亡しました。

    昨年8月には、JR横浜駅に直結する商業施設の屋上から女子高校生(17)が転落し、下の路上にいた女性(32)を巻き込み、2人とも亡くなるという痛ましい事故も起きています。

    誰もがいつ被害者になるか分からない転落巻き添え死亡事故ですが、残された被害者遺族が救済される十分な仕組みがないことを知っていますか?


    <話の流れ>

    大阪市のマンション転落巻き添え死亡事故/JR横浜駅の女子高生飛び降り巻き添え死亡事故/救われない被害者と遺族/飛び降りて巻き添えにする行為はなぜ殺人罪にならないのか/過失致死や重過失致死になる可能性はある/いずれにしろ被疑者死亡で不起訴/刑事責任は問えない/では民事責任はどうなる?/亡くなった加害者の賠償責任は家族が負う/相続放棄とは?/加害者の家族が相続放棄すれば被害者遺族は賠償請求できず…/犯罪被害者給付金には「故意」が必要/建物の管理に責任があれば賠償請求できることも/相手に支払い能力がない問題も/裁判を起こす分だけ被害者が支出せざるを得ないことも/やられ損が放置されている/自殺する人の背景にも目を向ける必要がある/高い建物が多い東京、誰もが被害に遭う可能性


    <関連記事>

    ◾️横浜駅「女子高生」飛び降り事故 巻き添え女性死亡…賠償責任を「誰も負わない」ワケ

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    ◾️大阪「飛び降り巻き添え」、女子大生の遺族に補償ゼロの可能性 「過失」でも給付制度を

    https://www.bengo4.com/c_1009/n_11916/

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    30 分
  • 【性被害の告発、どう受け止めるべき?】性被害と冤罪の両方を経験した男性の思い #15
    2025/06/19

    ニュースでは逮捕された人の実名や顔写真が報じられることがありますが、中には冤罪事件の被害者もいます。実名や写真を一旦報じられたら、社会復帰にとてつもない悪影響が生じます。

    一方で、性暴力の被害者は声をあげることが難しく、表面化しない事件も相当あるとみられています。性被害の当事者を守り、かつ冤罪も生まないために、周囲は告発をどう受け止めればいいのでしょうか。

    ◆性被害の告発を社会はどう受け止めるべきか?/性被害に遭った時のサポート体制が必要/無実でも反論したら二次加害と批判される状況/加害者にも家族や人生がある/不同意わいせつへの法改正のメリット・デメリット/無罪でも一度の逮捕報道は元に戻らない/留置場でのトランスジェンダーの対応/中立、冷静に見てほしかった/人質司法の違法性を訴えて提訴◆


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    ◾️性加害を疑われ社会的に抹殺、人質司法の恐怖刻まれた男性「精神が壊れ、自由と自白を天秤にかけた」

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    ◾️「人質司法に終止符を」 冤罪や身柄拘束の被害者が国賠提訴「被疑者や被告人にも人権があります」東京地裁

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    ◾️「推定無罪が通用しない世界」 自白を迫る“人質司法”、冤罪被害者らが解消求めて集会

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    29 分
  • 【黙秘できない…】自由を奪って自白を引き出す“人質司法”の恐ろしさ #14
    2025/06/12

    黙秘しようとすると、プレッシャーをかけてくる捜査機関。何度も保釈を申請するも、具体的な理由を示さずにことごとく認めない裁判所。

    日本の刑事司法には「人質司法」と呼ばれる大きな問題があります。

    冤罪を生んでいると批判されていますが、実際に経験した人にしか分からないことがあるそうです。当事者になった後、事件のニュースの見方も変わったといいます。

    ◆ 本当のことを言えば警察は信じてくれると思っていた/5回目の請求でやっと認められた保釈/「強制わいせつ」から「暴行」に変更/告発者が撮影した写真が逆に無罪の証拠に/無罪言い渡しに涙止まらず/風呂もトイレも見られるという苦痛/逮捕だけで顔写真や名前を報じるメディア/自分は恵まれていた/一度サインすると覆せない供述調書◆










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    40 分
  • 【逮捕は突然…】性加害を疑われ無罪となった男性が語る“容疑者”のリアル #13
    2025/06/05

    毎日のように逮捕のニュースが流れますが、実際に逮捕された本人の話を聞く機会はほとんどありません。

    今回、性加害を疑われながらも無実と認められた浅沼智也さんをゲストに迎え、逮捕された日の状況を詳しく聞きました。

    ◆事件の概要/被疑者なのに犯人扱い/突然の早朝、自宅に見覚えのない顔が/ペットを置いて警察署に連行/多くの旅行客が行き交う東京駅の構内を手錠のまま歩く/新幹線でも警察官に囲まれ座る/全裸で身体検査◆

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    42 分