『フレンチ・クラシック・カフェ』のカバーアート

フレンチ・クラシック・カフェ

フレンチ・クラシック・カフェ

著者: 笹川日仏財団
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このコンテンツについて

笹川日仏財団がお届けするプログラム「フレンチ・クラシック・カフェ」。フランス音楽の素敵なところをちょっと変わった切り口でご紹介します。ご案内役は軽妙なトークで定評のある指揮者の中田昌樹さんです。 《中田昌樹プロフィール》 1951年札幌生まれ。道立札幌西高校卒業。国立音楽大学器楽学科卒業後、フランスに留学。パリ・エコール・ノルマル音楽院指揮科を一等賞首席にて卒業。アメリカ・タングルウッドで小澤征爾、バーンスタインの教えを受ける。 パリ・コンセール・パドゥルー管弦楽団を指揮してヨーロッパデュー、その後、フランス国立リヨン管弦楽団で音楽監督セルジュ・ボドのアシスタントを務める。ベルリン放送交響楽団、ブルガリア国立ソフィア室内管弦楽団などヨーロッパ各地で指揮。 帰国後、新国立劇場開場当初からオペラ制作に携わり、オペラ研修所特任講師も務める。 吹奏楽の分野では、吹奏楽コンクール全国大会/支部大会/県大会の審査、各地の指揮講習会の講師を長年に渡って担当。 札幌大学文化学部 客員教授、新国立劇場オペラ制作部 専門員、新国立劇場オペラ研修所特任講師 、Institut Francais du Kyushu (九州日仏会館) 『フランス音楽の陰影』レクチャー講師 等を歴任。907504 音楽
エピソード
  • #197 情景描写が巧みなルーセル『蜘蛛の饗宴』
    2025/05/09

    『交響曲第三番』に続き、同じくアルベール・ルーセル作曲の『蜘蛛の饗宴』を今週から3回にわたってご紹介します。


    海軍士官ならではとも言える軍楽隊調な箇所が随所に散りばめられた『交響曲第三番』とは打って変わって情景描写が巧みなのがこの『蜘蛛の饗宴』です。


    ルーセルはまず聴衆を庭に誘ってから、その庭で繰り広げられる虫たちの行動、やがて蜘蛛が登場し虫を餌に宴に興じる様子を見事に活写しています。


    中田昌樹さんの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Facebook⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠では番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。


    【出演】中田昌樹(指揮者)

    【演奏】アルベール・ルーセル作曲バレエ音楽『蜘蛛の饗宴』より「前奏曲 - 庭」「アリの入場」「かぶと虫の入場 - 蝶の踊り」

        ステファヌ・ドゥネーヴ指揮/指揮

        ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団/演奏

        イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行

    【提供】笹川日仏財団

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    12 分
  • #196 快活かつ昂揚感あふれるルーセル『交響曲第三番』(4)
    2025/05/02

    アルベール・ルーセル作曲『交響曲第三番』の最終回、第四楽章をご紹介します。


    古典的な四楽章形式を踏襲しつつも、各楽章、それぞれの形式感は多様で、第四楽章も諧謔的な第三楽章を彷彿とさせる快活で楽しくなる楽章です。


    中田昌樹さんが師事していた指揮者ピエール・デルヴォーがこの曲を得意としていたのは、名匠シャルル・ミュンシュと同じ系譜の、その鋭いリズム感と軽快なテンポ感を持ち合わせていたからなのかも知れません。


    中田昌樹さんの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Facebook⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠では番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。


    【出演】中田昌樹(指揮者)

    【演奏】アルベール・ルーセル作曲『交響曲第三番』ト短調 第四楽章

        ステファヌ・ドゥネーヴ指揮/指揮

        ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団/演奏

        イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行

    【提供】笹川日仏財団

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    15 分
  • #194 古典的形式感の中の独創性、ルーセル『交響曲第三番』(2)
    2025/05/02

    前回に引き続きアルベール・ルーセル作曲『交響曲第三番』をお届けします。


    軍楽隊調的な第一楽章とは大きく異なり、この第二楽章は対位法を巧みに用いながら、トランペットが3本とも弱音器を使用して木管楽器的な音像を奏でるように書かれていたりと、古典的な形式を踏襲しながらも、独自かつ多様性あるサウンドを追求しているような印象があります。


    ボストン交響楽団創立50周年記念として、まだ世に知られていないルーセルに曲を委嘱したセルゲイ・クーセヴィツキーの慧眼には脱帽です。


    中田昌樹さんの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Facebook⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠では番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。


    【出演】中田昌樹(指揮者)

    【演奏】アルベール・ルーセル作曲『交響曲第三番』ト短調 第ニ楽章

        ステファヌ・ドゥネーヴ指揮/指揮

        ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団/演奏

        イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行

    【提供】笹川日仏財団

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    16 分

フレンチ・クラシック・カフェに寄せられたリスナーの声

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