エピソード

  • #160 エフエム花(滋賀県甲賀市) / FMニセコ(北海道倶知安町)
    2025/05/06

    【2025年5月3日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回は滋賀県甲賀市のエフエム花をピックアップします。エフエム花のキーワードは「忍者」「花マル」「防災」の3つです。


    2023年9月開局。全国373番目。

    甲賀市内で「花屋かずろう王国」を営む、かずろうこと中村一弘さんが中心となって開局。かずろうさんがラジオに関わるきっかけとなったのは東日本大震災。音楽イベントの収益を仙台市太白区のエフエムたいはくに義援金として贈ったことをきっかけに、エフエムたいはくで音楽番組を10年以上担当。この番組を通じて、ラジオが「人を育ててくれる素敵な媒体だ」と感じ、地元でもコミュニティFMを作ろうと準備を進め開局。


    番組後半は、残念ながら閉局や違う媒体での放送に切り替え、コミュニティFMとしての放送を終了した局をご紹介していく「想い出のコミュニティFM」。今回は北海道倶知安町をエリアとしていたFMニセコを紹介します。

    「FMニセコ」は、地元有志の「コミュニティFMを創る会」の活動から生まれました。北海道内では初めて「町」を対象とした放送局として注目を集めました。

    しかし、当初の資金調達計画は大きく下回り、開局後すぐに赤字を計上。地域への浸透も不十分で、住民の理解や協力を得る前にスキーシーズンに間に合わせる形で強引にスタートしてしまったことが裏目に。加えて営業活動もほとんど行われず、社内対立も激化。2007年にはスタッフが全員解雇され、ボランティアで放送を続けるも状況は好転せず9月22日をもって放送を終了。実質的な放送期間はわずか9ヵ月と極めて短命な局となりました。

    その後、2012年には隣のニセコ町に「ラジオニセコ」が新たに開局。現在は地域に根差した放送局として、安定した運営を続けています。

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  • #159 Radio Sweet(滋賀県東近江市) / エフエムとおかまち(新潟県十日町市)
    2025/04/29

    【2025年4月26日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回は滋賀県東近江市のRadio Sweetをピックアップします。「Radio Sweet」のキーワードは「エキナカ」「音楽」「地域」の3つです。


    2005年8月開局。全国181番目

    情報端末「キャプテンシステム」への情報提供サービスを手がけていた「びわ湖キャプテン」が中心となって、東近江市の誕生に合わせて開局。愛称のスイートは公募で選んだもので「新鮮」「心地良い」「耳あたりが良い」や「優しい」

    「楽しい」などの意味があります。


    番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回紹介するのは、2012年7月に新潟県十日町市のエフエムとおかまちのスタジオがあるスペースが『粟津潔

    文庫』に変身した話題です。十日町市では、地域活性化を目的に「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」を開催しています。エフエムとおかまちのスタジオは、2012年に粟津潔さんの作品『粟津潔文庫』としてアート化され、現在は中谷ミチコさんの彫刻を加えた『遠方の声』にリニューアル。キナーレ開館時に見学できます。

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  • #159 FMあばしり(北海道網走市) / FMふくやま RADIO BINGO(広島県福山市)
    2025/04/22

    【2025年4月19日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回は北海道網走市のFMあばしりをピックアップします。「FMあばしり」のキーワードは「オホーツク」「カフェ」「防災」の3つです。


    2019年2月開局。全国350番目

    網走市内で建設業を営む早水組が、創業70年の節目として地域への恩返しをしたいという想い、さらに地域の活性化と交流の場を設けるために、コミュニティFMを開局。スローガンは「あばしりでの人生・生活を日々楽しく過ごせるように」。昨年開局5周年を記念して、流氷の天使と呼ばれるクリオネをモチーフにした公式キャラクター「ラジオネちゃん」が登場。


    番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回紹介するのは、1996年10月に広島県福山市のFMふくやま RADIO BINGOで福山競馬の実況バラエティー番組『うまうまサウンドステーション』がスタートした話題です。

    福山競馬場の売上が減少していたこともあり、福山競馬を盛り上げようと、開局したばかりのレディオビンゴで実況番組を

    放送。競馬場に設けた特設スタジオから、メインレースの実況を中心に、コメンテーターやゲストの予想、パドックからのリポートを交えながら放送していました。


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  • #157 BAN-BANラジオ(兵庫県加古川市) / FMくらしき(岡山県倉敷市)
    2025/04/15

    【2025年4月12日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回は兵庫県加古川市のBAN-BANラジオをピックアップします。「BAN-BANラジオ」のキーワードは「防災」「ケーブルテレビ」「リスナーとつながる」の3つです。


    2007年4月開局。全国209番目。

    加古川市ではかつて若手経営者によるコミュニティFM局「加古川エフエム」が予備免許が下りるところまで行っていたが、資金不足などの理由で免許を取り下げ。その後、東播地区をエリアにケーブルテレビ事業を展開しているBAN-BANテレビ(現在のBAN-BANネットワークス)が、開局10周年の事業としてコミュニティFMを開局。


    番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回紹介するのは、2021年4月に岡山県倉敷市の水島地区に「ラジオみずしまコメコメスタジオ」がオープン、FMくらしきでの放送が始まった話題です。番組では水島地区の旬の話題や、水島コンビナートを始めとする企業や地元の学生と

    コラボしたコーナー、地域の防災・防犯情報など、幅広い内容で放送。水島地区に特化した内容を住民と一緒に届けることで、まちおこしを目指しています。

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  • #156 伊那谷FM(長野県伊那市) / FM HANAKO(大阪府守口市 門真市)
    2025/04/08

    【2025年4月5日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回は長野県伊那市の伊那谷FMをピックアップします。「伊那谷FM」のキーワードは「地域の皆さんが出演者」「防災」「この街を聴く。」の3つです。

    2024年8月開局。全国380番目。

    伊那市では25年ほど前から行政主導でコミュニティFMを開局する構想があったが実現しなかった。伊那ケーブルテレビジョンが緊急時の情報発信手段の重層化を目的にコミュニティFMを開局することを決断。2022年から

    準備を行い、会社設立40周年の節目に開局。


    番組後半は、残念ながら閉局や違う媒体での放送に切り替え、コミュニティFMとしての放送を終了した局をご紹介していく「想い出のコミュニティFM」。今回は大阪府守口市 門真市をエリアとしていた FM HANAKOを紹介します。

    守口市、門真市とともにパナソニックの本社や工場がある企業城下町。守口市は市が中心となってコミュニティFMの検討を進め、市や当時の松下電器産業、三洋電機などの出資で、1993年7月に近畿初のコミュニティFMとして開局。1995年の阪神・淡路大震災が発生したときに唯一近畿で開局していたコミュニティFM局でもあり、地震発生の約1時間後から市内の被害情報などを伝えました。FM HANAKOは守口市と門真市から委託金を受けていましたが、以前から費用対効果の面で疑問が呈されていて、2023年度から委託金が廃止され自立経営が厳しくなることや、情報伝達手段の多様化でコミュニティFMの有用性が相対的に低下していることなどを理由に、2023年3月31日で閉局。

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  • #155 エフエムみっきぃ(兵庫県三木市) / FMブルー湘南(神奈川県横須賀市)
    2025/04/01

    【2025年3月29日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回は兵庫県三木市のエフエムみっきぃをピックアップします。

    「エフエムみっきぃ」のキーワードは「みっきぃず」「防災」「まつり」の3つです。

    1996年12月開局。全国50番目。

    三木商工会議所の50周年事業として、三木市と商工会の第三セクターによって開局。愛称の「みっきぃ」は、コミュニティバスやイベントなど、三木市のいろいろな場で愛称的に使われているもので、コミュニティFMにも採用。


    番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回紹介するのは、1994年12月、神奈川県横須賀市のFMブルー湘南で『阿部きみえのカウントダウンカラオケ』が始まった話題です。阿部きみえさんは横須賀市の出身の歌手。この年横須賀にコミュニティFM局「FMブルー湘南」が開局すると聞き、阿部さんは履歴書を持ち込んだところ、プロデューサーに会ってもいないのに、気が付いたら自分の名前が番組名になって決まっていました。

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  • #154 さくらFM(兵庫県西宮市 芦屋市) / あまみエフエム・ディ!ウェイヴ(鹿児島県奄美市)
    2025/03/25

    【2025年3月22日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回は兵庫県西宮市 芦屋市をエリアとするさくらFMをピックアップします。

    「さくらFM」のキーワードは「生」「音」「人」の3つです。


    1998年3月開局。全国89番目。

    1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、西宮市がコミュニティFMの必要性を認識し第三セクターで開局。2016年に芦屋市と防災協定を結び、現在は西宮と芦屋の両市の情報を扱うコミュニティFM局に。


    番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回紹介するのは、2009年7月、鹿児島県奄美市のあまみエフエム・ディ!ウェイヴが周波数を変更した話題です。当初から他局との混信に悩まされていました。それは近隣の局ではなく、当時同じ周波数だった77.5MHzである新潟県のFM新潟。これは「スポラディックE層」が原因で、本来奄美で聴こえるはずのないFM新潟の電波が届いてしまうことに。スタッフは数ヵ月かけて調査、確認を行い、77.7MHzが他局との影響が少ないと判断。2009年7月7日から周波数を77.7MHzに変更しました。

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    17 分
  • #153 RadioCity(東京都中央区) / YES-fm(大阪市中央区)
    2025/03/18

    【2025年3月15日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回は東京都中央区のRadioCityをピックアップします。

    「RadioCity」のキーワードは「中央区」「防災ラジオ」「地域を繋ぐ」の3つです。


    1998年5月開局。全国101番目。

    資生堂やヤマト運輸など、区内72の企業などが出資して開局。

    中央区などと連携して、首都直下型地震などに備えて「防災ラジオ」として緊急時に機能するための取り組みを続けています。


    番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。

    今回紹介するのは、大阪市中央区のYES-fmが当時12歳のタレント・虎南有香さんを「局長」として起用した話題です。

    女子小中学生向け雑誌『スコラ』の専属モデルとしてデビューし、ダンスユニット「ソウルタイガー」のメインボーカルとしても活動していた彼女の抜擢は、PR効果も高く経営難にあったYES-fmはわずか3カ月で単月黒字に転換。虎南さんは2006年まで局長を務め、局のイメージアップに大きく貢献しました。

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