エピソード

  • #192 FM湘南ナパサ(神奈川県平塚市) / YES-fm(大阪府大阪市)
    2025/12/23

    【2025年12月20日放送】

    1994年7月1日開局。全国8番目。神奈川県で2番目。

    平塚商工会議所や平塚市、平塚青年会議所などが中心となって開局。

    愛称の「ナパサ」は周波数の78.3から。また黄色い星のキャラクターが開局時から

    登場しています。

    幅広い年齢層に支持されるような番組構成で、地域の情報はもちろんのこと、相模湾での釣り情報や、湘南ベルマーレ戦の実況生中継、各方面で活躍する平塚のキーパーソンへのインタビュー番組『この人と60分』などを放送しています。

    開局以来、FM湘南ナパサをサポートする「ナパサクラブ」というボランティアの組織があり、100人以上が登録、番組製作などを行っている。

    また、防災にも力を入れていて、子供にも口ずさんでもらえるよう、「現金、カンパン、飲料水。ズックに軍手にヘルメット。いつもの薬に懐中電灯...」というジングルを製作して、日頃から防災への喚起を行っている。

    スタジオはJR平塚駅北口からすぐのMNビルにあるほか、OSC湘南シティ内にサテライトスタジオ「ビッグウェーブナパサ」があります。

    番組後半は全国各地のコミュニティFMの過去のタイムテーブルを取り上げ、 当時放送されていた番組や、出演者などを振り返る新コーナー「タイムテーブルでタイムトリップ」。

    今回は大阪府大阪市中央区のYES-fmです。

    YES-fmはもともと日本最大のお笑い芸人の事務所である吉本興業が中心となって、地元企業とともに1996年に開局した大阪市内初のコミュニティFM局 でした。

    YES-fmのYESは『YOSHIMOTO ENTERTAINMENT STATION』の略です。

    そんなYES-fmですが、24年前の2001年4月頃はどんな番組を放送していたの でしょうか?

    開局5年目で24時間放送の大半を自社で製作し、吉本興行に所属する芸人も多数出演していました。

    多くは芸歴10年に満たない、いわゆる「若手」と呼ばれる人が占めていましたが、なかには桂小枝さんのようなベテランの芸人も出演していました。

    メインとも言える番組は、開局当初から平日夕方に生放送していた『オンスト』、 そして夜9時からの『YO!ベシャリスト』

    『オンスト』には当時、フットボールアワーとチュートリアルという、後にM-1グランプリで 優勝するコンビが2組出演。

    『YO!ベシャリスト』の金曜日はサバンナが担当していました。

    水曜夜8時からの『たむけんのラボトーク』にはたむらけんじさんが、土曜 夜8時からの『YES GO!GO! NIGHT』にはケンドーコバヤシさんが、それぞれ出演して いました。

    音楽番組はJ-POPや洋楽のほか、ラテン音楽、サルサ、クラブミュージック、さらには 昭和歌謡とか非常に幅広いジャンルを取り扱っていました。

    YES-fmは吉本興業から滋慶学園グループに経営の主体が移り、芸人の番組が減少。代わりに地域情報番組を充実させた「ミナミのラジオ」として、来年開局30周年を迎えます。

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  • #192 エフエム戸塚(神奈川県横浜市)/ FMぎんが(鹿児島県鹿児島市)
    2025/12/19

    【2025年12月13日放送】

    2009年4月29日開局。全国240番目。神奈川県で12番目。

    東戸塚地区の開発を推進してきた実業家・福原政二郎さんの三男である稔さんが、東戸塚で地域の情報を発信する放送局を創るために、地元の街づくり協議会とともに開局。

    スタジオは東戸塚駅の西口を出てすぐのモレラ東戸塚の2階と、戸塚駅の西口にあるサクラス戸塚の2階の2ヵ所あり、番組によって両スタジオを使い分けながら放送しています。

    スタジオの目の前にあるモレラパーク広場やその周辺を会場にして、月に1度以上のペースで開局周年イベントやダンスコンテスト、夏祭りの縁日、東戸塚 ミュージックライト、大晦日カラオケ紅白歌合戦などさまざまなイベントを行っています。

    今年10月から、毎週月曜朝11時にお笑い芸人のほんこんさんの番組『オフショアほんこん』がスタート。毎週水曜朝11時からは横浜銀蝿の翔さんによる『大ちゃん歌さんの人生楽しみま翔!』など著名人の番組も多数放送。

    また2011年の東日本大震災をきっかけに、義援金活動を継続して行っていて、さまざまな被災地への支援を続けています。



    番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。


    2012年2月。鹿児島県鹿児島市のFMさつま(FMぎんが)で、『てんがらもんラジオ』という番組がスタートしました。

    開局1年目の2012年2月。スタジオがある西伊敷の団地に住む60代から90代の女性8人が集まって、鹿児島弁満載でさまざまな話題を届ける番組『てんがらもんラジオ』が始まりました。

    「てんがらもん」とは、鹿児島の言葉でお利口さん、もしくはいたずら小僧という意味の言葉です。

    『てんがらもんラジオ』は最初1時間番組で、商店街や防災に関する情報、生活の 知恵といった話題を、井戸端会議のようにわいわいがやがやと生放送していました。

    時には地域で頑張っている人をゲストに招いてトークを行ったり、川柳のコーナーでは毎回ユニークな川柳が寄せられるなど、『てんがらもんラジオ』は人気番組になっていきました。

    のちにFMさつまは親会社が変わってFMぎんがに。

    パーソナリティーが高齢化していく中で、出演者の中からも健康面の不安や、 伴侶の介護といった個々の事情が出るなど徐々に継続が難しくなり、2020年2月で放送を終了することになりました。

    最終回は市内のホテルで公開収録を行い、最後はサプライズで巨大な「てんがらもんケーキ」も登場して、8年間、410回の放送に幕を閉じました。

    川柳のコーナーは独立し、『てんがら川柳五七五』という番組として、今年6月のFMぎんがの閉局まで続きました。

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    20 分
  • #191 Tokyo Star Radio(東京都八王子市) / FMジャイゴウェーブ(青森県田舎館村)
    2025/12/12

    【2025年12月6日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。

    今回はTokyo Star Radioをピックアップします。

    Tokyo Star Radioのキーワードは「八王子の歴史」「世界にむけて」「三つの矢」の3つです。

    2017年10月1日開局。全国335番目。東京都で14番目。

    地元在住の音楽プロデューサー・中野健次郎さんが中心となって、市制施行100周年という節目に開局。

    準備開始からわずか1年半足らずのスピード開局でした。

    当初は社名と同じ八王子FMと呼んでいたが、八王子が星がきれいに見える街ということをアピールするため、2018年1月に愛称を「FM星空ステーション」に変更。2019年10月から現在の「Tokyo Star Radio」になりました。Tokyo Star Radioは24時間放送で、番組はすべて自社製作。

    2018年にはキングレコードと協業で音楽レーベル「Star Radio Records」を立ち上げ、新人アーティストの発掘も手掛けています。

    スタジオは八王子みなみ野の住宅街の中にあるほか、2022年に八王子みなみ野駅前にある商業施設「アクロスモール」の2階にサテライトスタジオがオープン。

    週末の午後はここから公開生放送を実施しています。


    番組後半は、コミュニティFMとしての放送を終了した局を紹介する「想い出のコミュニティFM」

    「FMジャイゴウェーブ」を振り返ります。

    青森県中央部の津軽平野に位置する、人口約7,500人の田舎館村。

    田舎館村ではそれまで使っていた有線放送が老朽化のため更新に多額の費用がかかることから、より安価に災害情報を発信できる手段として初めて村をエリアとするコミュニティFMが開局しました。

    スタジオがある道の駅いなかだて「弥生の里」内、田舎館村産地直売 センターにはレストランも併設しており、FMジャイゴウェーブが経営を行っていました。

    2020年。事業継続が厳しくなったとして、事業を廃止することを決定。

    2025年3月28日で閉局し、レストランジャイゴも閉店することになりました。

    FMジャイゴウェーブは閉局しましたが、開局から閉局までの25年間、1,300回近く放送 していた音楽&トークバラエティーの『ダイナミックス・エアプレイ』など、一部の番組はあおもりラジオくらぶのユーチューブの配信番組として引き続き放送しています。



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    23 分
  • #190 あづみ野エフエム(長野県安曇野市) / FREE WAVE(福岡県福岡市)
    2025/12/12

    【2025年11月29日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。

    今回はあづみ野エフエムをピックアップします。

    あづみ野エフエムのキーワードは「防災」「地域密着」「お出かけ放送」の3つです。

    2012年11月24日開局。全国282番目。長野県では7番目。

    合併してできた安曇野市が本当の意味で一つになれば大きな力になり、元気な地域になると考えた、地元のちくま精機の花村薫社長など、地元の企業経営者8人によって開局した。

    スタジオはちくま精機本社の2階で、犀川を見下ろすことができる場所にあり、毎年8月に この近くの御宝田遊水池から安曇野花火が打ち上げられます。


    番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。

    2004年。福岡県福岡市中央区にあったFREE WAVE(天神FM)のサテライトスタジオが リニューアルされました。

    開局当初から、ソラリアプラザビルの1階に白い箱型のサテライトスタジオがあり、西鉄 福岡(天神)駅に直結するなど、待ち合わせ場所としても最適だったことから、スタジオ 周辺は常に多くの人で賑わっていました。

    ソラリアプラザの1階が改装のため、サテライトスタジオがリニューアル。

    FREE WAVEは、九州国際エフエム(LOVE FM)の事業を引き継ぐことになったため、 2010年いっぱいで閉局。ソラリアプラザのスタジオは「LOVE FMソラリアパークサイドスタジオ」に生まれ変わりました。

    LOVE FMソラリアパークサイドスタジオ、通称ラブスタは現在でも使われており、FREE WAVEのレガシーが閉局から15年経っても残っています。



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  • #189 FMたんと(福岡県大牟田市・みやま市・熊本県荒尾市) / 茨城県日立市(FMひたち)
    2025/12/12

    【2025年11月22日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。

    今回はFMたんとをピックアップします。

    FMたんとのキーワードは「高齢化」「3市」「たんと」の3つです。

    2016年7月9日開局。全国325番目。福岡県では9番目。

    地域の情報化を推進するために設立された、大牟田市の第三セクター「有明ねっとこむ」によって開局。

    スタジオはJR・西鉄大牟田駅から県道208号を渡ってすぐ目の前にあるNTT大牟田ビルの

    1階にあり、ガラス越しに放送中の様子を観ることが出来ます。

    なお、有明ねっとこむの事業集約に伴い、現在イオンモール大牟田近くに新しい社屋を

    建設中で、FMたんとのスタジオも来年春にそこへ移転する予定。

    九州朝日放送と防災パートナーシップに関する協定を結んでいて、通常時でも1日2回、

    九州朝日放送から配信されるニュースを放送している。コミュニティFMが広域の放送局と協定を結ぶケースは多いが、平時でも情報の配信を受けるのは珍しい。


    番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。

    2010年。

    茨城県日立市でファイトマイタウンひたち協同組合が運営するFMひたちが 開局。

    協同組合が放送局の免許人になるのは初のことでした。

    日立市の中心部にある商店会では、以前から空き店舗を活用した地域活性化に取り 組み、ミニFMを実施して買い物情報などを放送していました。

    より広範囲の市民に情報を提供しようと、コミュニティFMの開局を検討し、 2007年頃から関東総合通信局とも話し合いを重ねていました。

    その後、商店会を法人化することになり、地元の商店会が連合して「ファイト マイタウンひたち協同組合」を設立。

    「海と山のまつり」のイベントFM局で 中心メンバーだった電気設備会社を経営する田村弘さんを迎え、FMも協同組合として免許の申請を行いました。

    当時協同組合によるコミュニティエフエムの免許人は前例がありませんでしたが、

    2010年に予備免許が下り、初の協同組合が運営するコミュニティFM局「FMひたち」が開局しました。

    2014年には合同会社「えふえむひたち」を設立、ケーブルテレビ事業を手がけるJWAYの子会社になるなどして何度も変化を続けていますが、大枠ではFMひたちとして変わらず放送を続けています。



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  • #188 Kappa FM(熊本県八代市) / エアステーションヒビキ(福岡県北九州市)
    2025/12/12

    【2025年11月15日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。

    今回はKappa FMをピックアップします。

    Kappa FMのキーワードは「八代市役所」「花火」「かじゅめる」の3つです。

    1997年10月1日開局。全国80番目、熊本県で2番目。

    八代市民の有志が八代青年会議所や八代商工会議所など、地元の企業や団体に呼び掛けてコミュニティFMの開局に動き、市や商工会議所などが出資して開局。

    番組『ワイワイ編集局』は2021年から、毎月第2・第4木曜に桜十字八代リハビリテーション病院1階の、畳にちゃぶ台があるところから公開生放送を行っています。

    病院が アーケード街に面しているため、一般の人も外から放送の様子を観ることができます。


    番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。

    2013年。福岡県北九州市の八幡西区と若松区をエリアとするエアステーションヒビキで 『のおがたひとダイヤ』という番組が始まりました。

    直方市に本社を置く不動産賃貸会社「つなぐほーむ」の岩尾一豊さんは介護分野への事業展開を考えていて、エアステーションヒビキのサテライトスタジオがある介護施設を訪れました。

    生放送を見て「閉塞的な空間 になりがちな福祉の現場が、人の交流の場になっていた」と感じ、ラジオに興味を持つようになりました。その年の4月からは自ら「ジャッキー岩尾」と名乗って『のおがたひとダイヤ』をスタートさせました。

    ​​ゲストを毎回直方から若松区のスタジオに招くことの負担が大きかった関係もあり、2016年5月には隔週から毎週の放送に。タイトルも『ちくほうひとダイヤ』に改めました。

    その後岩尾さんはコミュニティエフエムを開局することを決意。

    準備が忙しくなったため、200回目となる2018年 9月で一旦その幕を閉じました。

    翌2019年6月に直方市をエリアとする「ちょっくらじお(チョクラジ)」が開局 。「のおがたサテライトスタジオ」はそのままメインスタジオとなり、『ちくほうひとダイヤ』もチョクラジの番組として復活。現在でも放送を続けています。


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  • #187 FM791(熊本県熊本市中央区) / FMいるか(北海道函館市)
    2025/12/12

    【2025年11月8日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。

    今回はFM791をピックアップします。

    FM791のキーワードは「校区のチカラ」「子ども新聞」「熊本地震」の3つです。

    1996年4月1日開局。全国29番目、熊本県初のコミュニティFM局。

    熊本市や熊本日日新聞、熊本リビング新聞社などが中心となって開局。

    「地域密着」「市民参加」「防災」をスローガンに掲げ、様々な取り組みで熊本市民に寄り添いました。

    スタジオは市内中心部のビルの2階にあるほか、鶴屋百貨店の本館1階にエフエム熊本、熊本放送と共同使用している「鶴屋サテライトスタジオ」でも放送しています。



    番組後半は全国各地のコミュニティFMの過去のタイムテーブルを取り上げ、 当時放送されていた番組や、出演者などを振り返る新コーナー「タイムテーブルでタイムトリップ」。

    今週は北海道函館市のFMいるかです。

    31年前の1994年9月頃の番組表を振り返ります。

    平日の朝7時からは情報番組『ウォームアップモーニング』、正午からは『ランチBOX リクエスト』、夕方5時からは同じくリクエスト番組の『ミュージック・ホッパー・スタジアム』 という3本のワイド番組があり、『ウォームアップモーニング』は土日も放送していました。

    ワイド番組の合間には音楽を主体とした番組『音楽市場』や、情報系の『インフォメー ションスクエア』、市民が出演する番組などがあり、中継車「いるか号」を使った街角からの生中継も随時放送していました。

    土日はエンタメ色が強めで、土曜は午後3時から『歌謡雑貨店WIDE』を2時間放送。

    夜7時からの『ティーチャールパン&インベのめったにないことがざらにある!』は 現役の教師2人が自由にしゃべりまくるという、2000年まで続いたFMいるかの伝説的な番組で、この番組は特に見学のリスナーが多く、中にはコスプレをして観に来た方もいらっしゃったそうです。

    FMいるかはのちに早朝深夜にミュージックバードの再送信を始め、土日は自社製作の時間を減らしていますが、平日は朝7時から夜9時までのほとんどが生放送という編成を 30年以上続けています。



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  • #186 ラジオTAMAリバー(東京都府中市) / B-WAVE(滋賀県近江八幡市)
    2025/12/11

    【2025年11月1日放送】

    全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。

    今回はラジオTAMAリバーをピックアップします。

    ラジオTAMAリバーのキーワードは「エリア拡大」「パブリック・アクセス」「大学生」の3つです。

    2018年12月31日開局。全国348番目。東京都では16番目。

    日本初のNPO法人による放送局である、京都府京都市中京区の『京都三条ラジオカフェ』や、鹿児島県の『おおすみFMネットワーク』の立ち上げに関わった方が中心となって開局。

    開局当初から「ラジオフチューズ」という愛称を使っていたが、今年7月に「ラジオTAMAリバー」にリニューアル。

    スタジオも府中駅近くのさくら通りから、京王・JRの分倍河原駅の改札を出て目の前のビルに移転。

    2019年から「ふちゅべりー」という公式キャラクターが登場した。最初は声だけで、のちに漫画家の森野達弥さんがデザインした4コマ漫画が始まり、公式サイトやタイムテーブルに 掲載されるようになりました。



    コミュニティFMとしての放送を終了した局を紹介する「想い出のコミュニティFM」は「B-WAVE」を振り返ります。

    滋賀県の中部。琵琶湖の東側に位置する近江八幡市で2005年5月に開局。

    県内では彦根市のエフエムひこねに続く2番目のコミュニティFM。

    東京のJ-WAVEを再送信するために、愛称はそれに合わせて「B-WAVE」としました。 Bは「琵琶湖」のほか、「文化」「防災」の頭文字に由来していました。

    開局3年目の2007年。

    八幡山の送信所から、コミュニティFMの上限20Wを大きく上回る 200W以上 の電波を 36日間 発射。

    安土町など広範囲で受信できてしまい、ほかのFM局に混信が発生し、2008年1月に 11日間の運用停止処分となりました。

    前代未聞の不祥事を起こした代償は大きく、B-WAVEはスポンサーが離れて経営が 悪化。エフエムひこねが支援の手を 差し伸べましたが、経営改善には繋がらず、2009年5月で放送を休止。6月15日で 閉局しました。





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