エピソード

  • 010.執着のない夢、ありますか?
    2026/10/08

    「夢は何ですか?」と聞かれるのが、あまり得意ではありませんでした。
    大人になると、どうも構えてしまうから。「うっっ」ってなってました笑

    でもこの夏、家族4人でアリゾナ州セドナの岩山を登りきった瞬間に出てきたのは、
    まぎれもなく「夢がまた一個叶った」という感情でした。
    4年間、我が家のキャンピングカーに書かれていたその名前は「SEDONA」。
    その場所に行けた日です。

    力んで握りしめていた夢ではありません。
    「あんなこといつかできたらいいなぁ」くらいの、執着のない夢でした。
    不思議なもので、叶ってから初めて「あ、これ夢だったんだ」と気づいたんです。
    そしてその執着のない夢が叶った時の幸福感が凄かった。

    節目の第10回は、そんな「執着のない夢」の話を。
    あなたの中にも、眠っていませんか?

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    34 分
  • 009.「辞めた人間と会社の関係」変わらない関係は信用で作られていると気づいた話。
    2026/09/24

    「辞めた人間が今さら顔を出していいのか」。不安を抱えながら向かった先で、20代の僕を育ててくれた女性上司が満面の笑みで迎えてくれました。

    先日、前職サントリーの大きな会合に招待していただきました。会場に向かう足取りは、正直、不安でいっぱいでした。でも、そこで待っていたのは想像もしなかった温かな再会。看板を外した後も変わらず迎えてくれる人たちがいました。

    その瞬間に気づいたのは、変わらない関係は「運」ではなく「信用」で作られているということでした。下心なく誠実に接してきた日々が、会社という器を超えて、今の僕を支える資産になっていた。肩書きがなくなっても残るものが、本当の信頼なのだと実感しました。

    逆に言えば、今この瞬間の誠実さが、未来の自分を助けてくれる。逃げずに手を抜かずに取り組んだ1秒1秒の積み重ねは、いつか必ず未来の自分を肯定してくれます。あの再会が、そのことを改めて教えてくれました。

    「今の自分は、5年後の自分に胸を張れますか?」ぜひ最後までお聴きください。

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    31 分
  • 008.退職直後のドジャースタジアムで、一生の縁ができた話。
    2026/09/10

    来月、家族4人でアメリカ・サンディエゴへ行きます。
    目的は、約1年前にドジャースタジアムで出会ったご夫妻に会いに行くこと。

    2024年の春、19年勤めたサントリーを辞めた直後、自分へのご褒美に1人でドジャースタジアムへ向かいました。
    隣り合わせたアメリカ人のご夫妻に、拙い英語で話しかけたんです。
    「会社を辞めたばかりの大きな節目なんだ」と。
    緊張しながら踏み出したその一歩が、今では家族ぐるみでハグし合えるほどの深い絆へと繋がりました。

    会社員時代の僕の人脈は、9割5分が社内の人間でした。
    「看板」を背負った世界の中に、知らず知らず閉じていたんです。
    その看板を手放したことで、自分の中に新しいスペースが生まれた。
    そこへ、想像もしなかった新しい風が吹き込んできた。

    何かを手放すには大きなエネルギーが必要です。
    でも、握りしめていた手を離した瞬間に、人生は動き出す。
    あのドジャースタジアムでの一歩が、僕にそれを教えてくれました。
    看板がなくなったからこそ、「村本貴之」という人間そのものでぶつかっていける。
    その怖さと清々しさを、今も噛みしめています。

    「やりたいけど、やれていないこと」はありませんか?ぜひ最後までお聴きください。

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    30 分
  • 007.「絶対に一人になるな」。会社を辞めた翌日に号泣した話。
    2026/08/27

    「絶対に一人になるな。会社を辞めても、この縁だけは離すなよ」

    退職翌日、元上司からそんな電話が届きました。
    今もその方への手紙をカフェで書きながら、思わず一人で号泣してしまうほど、かけがえのない言葉です。

    PCや社員証をすべて返却し、19年間背負ってきた看板が手元からなくなった瞬間。
    僕を包んでいたのは、キラキラした期待ではなく、不安と疲れが混ざり合った「もやっとした」感情でした。
    岩場に「ふんどし一丁」で立ち、吹き付ける強風の中で荒海を見つめているような感覚。

    それが正直なところでした。

    それでも、そんな裸の自分に届いたあの電話が、震える足を支えてくれました。
    組織を離れたからこそ、言葉の温かさが全身に染み渡った。
    肩書きがなくなった後に残るものが、本当の支えなのだと気づいた瞬間でもありました。

    会社員時代は「どこの会社か」「どんな役職か」というフィルターが先にありました。
    でも看板を外した今、裸の自分に向けられる言葉や関係性だけが残る。
    それがどれほど温かく、同時にどれほど怖いことか。
    踏み出した人間にしか見えない景色が、そこにはありました。

    「もし今、すべての肩書きがなくなったら、あなたを支えてくれるものは何ですか?」
    ぜひ最後までお聴きください。

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    32 分
  • 006.「もし今日死ぬとしたら後悔しないか?」時間の使い方を変えた理由
    2026/08/13

    「もし今日死ぬとしたら、後悔しないか?」
    独立してから、この問いが僕のあらゆる判断基準になりました。

    会社員時代、時間は「与えられるもの」でした。
    決まった時間に会社へ行き、盲目的に働く。
    でも独立した今、時間はすべて自由であり、同時にすべて自分の責任です。

    今の僕の朝は早く、4〜5時に起きて「良質な思考」の時間を持ちます。
    顧客の合宿プログラムを深く考えるこの時間が、仕事の核になっています。
    そして夕方6時には仕事を終え、家族と食卓を囲む。
    子供と一緒に過ごせる時間は、長く見積もってもあと数年。
    「後回しにできない時間」を守るため、あえて夜は仕事をしないと決めています。

    それでも最近、忙しさの中で「余白」を失いかけていました。
    新しい挑戦やインプットのための時間が、気づけば消えていた。
    だから今、いくつかのことを手放す決断をしました。余白は待っていても生まれない。
    意識的に作るものだと、改めて実感しています。

    時間の使い方は、そのまま生き方の選択です。
    何を優先し、何を手放すか。
    その積み重ねが、後悔しない人生につながっていくのだと思っています。

    「あなたにとって、後悔のない時間の使い方はどんなものですか?」
    ぜひ最後までお聴きください。

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    34 分
  • 005.東京を離れてわかった。本当に豊かな暮らしに必要だったもの。
    2026/07/30

    住む場所を変えると、自分が変わる。頭ではわかっていたつもりでしたが、実際に変わったのは、思っていた以上に深いところでした。

    35歳を過ぎた頃、物質的な豊かさより「心の豊かさ」へ価値観がシフトし、辿り着いたのが山梨県北杜市への移住でした。かつては東京に家を建てることに憧れもありましたが、都会の会議室ではなく、土に触れ、五感が刺激される環境に身を置くことで、僕の「当たり前」は大きく崩れていきました。

    大前研一さんの言葉に「人間が変わる方法は3つ(時間・場所・付き合う人)しかない」とありますが、場所を変えたことで生まれたのが「米作りを通じたチームビルディング」という新しい縁。東京に固執していたら、決して出会えなかったものです。

    でも何より変わったのは、自分を大きく見せようとする「メッキ」が剥がれたことでした。組織の意向ではなく、自分の意志で住む場所を選ぶ。その小さな主体性が、怖さを超えた先にある自由につながっていました。

    「あなたが今、本当に住みたい場所はどこですか?」ぜひ最後までお聴きください。

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    41 分
  • 004.100kmサロマ湖ウルトラマラソンへの挑戦。87kmで見えた景色。
    2026/07/16

    45歳、本気で挑んだサロマ湖100kmウルトラマラソン。
    結果は87km地点でリタイア。
    最後は低体温症で震えが止まらず、救護班に運ばれました。

    100kmは走れなかった。
    それでも、不思議と悔いはないんです。

    16年前、29歳の時にも同じ大会に挑みました。
    当時は結婚を控え「自分ではない大事な誰か」のための挑戦で、結果は70km手前でリタイア。
    今回は、会社を辞め独立した今の自分が、100%自分のために「どこまでやり切れるか」を確かめるための、半年間にわたる再挑戦でした。

    レース当日、僕は12時間以上走り続けました。
    足が動かなくなっても、頭の中では「まだ行ける」と「もう限界だ」が交互に叫び続ける。
    それでも足を動かし続けた。終わった後は一歩も前に進むことは出来なかった。出し切った。と心から自分の中で想えた。

    100km完走は「目標」でしたが、本当の「目的」は自分と向き合い、全てを出し切ることだったんだと、 その時にあらためて感じました。

    走っている途中に考えていたことは「死生観」。
    人はいつかプロセスの途中で終わりを迎える。その時、自分に納得して終われるかなんじゃないか。
    大人が本気で足掻く姿は、結果を超えて家族や仲間の心に届くのだと、ボロボロになって初めて実感しました。
    結果ではなく、どう生きたか。そのことを、改めて問い直した12時間でした。

    「最近、本気で何かに向き合えていますか?」ぜひ最後までお聴きください。

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    34 分
  • 003.会社を辞めたあと、本当の人間関係が始まった
    2026/07/02

    「肩書きがなくなった後に残る人間関係」こそ、本物なんじゃないか。

    会社を辞めて、そう気づきました。

    会社員時代、僕には“サントリーの村本”という肩書きがありました。
    でも独立した今、その看板はもうありません。

    そんなある日、かつて営業先でお世話になっていた元役員の方と、街角で偶然再会しました。後日、一緒に食事へ行った際、その方が馴染みのピザ屋の店主に、僕のことをこんな風に紹介してくださったんです。

    「この人、本当に素敵な人だから。ぜひ可愛がってあげてください」

    会社名でも肩書きでもなく、“村本貴之”という人間そのものを信じて、言葉を届けてくださったことが、本当に嬉しくて。思わず涙が出そうになりました。

    振り返ると、会社員時代の僕は、どこかで「自分を大きく見せなきゃ」と背伸びしていた気がします。でも今は、等身大の自分で、本当に好きな人のために力を尽くしたいと思えるようになりました。

    肩書きを外したからこそ見えた、本当に大切な繋がり。
    そして、“誰と生きていきたいのか”という問い。

    今回の配信では、そんな「人間関係のリアル」を、飾らずにお話ししています。

    今の働き方や人付き合いに、少しでもモヤモヤを感じている方に、何か届くものがあれば嬉しいです。ぜひ最後までお聴きください。

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    31 分