『斜陽』のカバーアート

斜陽

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斜陽

著者: 太宰 治
ナレーター: 西村 俊彦
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このコンテンツについて

「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治の長編小説。初出は「新潮」[1947(昭和22)年]。母、かず子、直治、上原の四人を中心として、直治の「夕顔日記」、かず子の手紙、直治の遺書が巧みに組み込まれるという構成の作品で、没落していく弱きものの美しさが見事な筆致で描かれている。発表当時から現在に至るまで賛辞の声がやまない、「人間失格」と並ぶ太宰文学の最高峰である。Public Domain (P)Roundemy Co., Ltd. アジア 世界文学
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「母と和子の会話の中で「人にだけ有る物、それは秘め事」という和子の言葉

人物、情景の描写が美しく、お母様、和子、直次、そして上原氏の会話がゾクっとするくらいに心に突き刺さる。 時代を経ても登場人物全ての思いが共有できる。心が熱くなりました。

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名作ということで聴いてみた。ストーリーは難しくなく、退屈でもなく、むしろおもしろく進んでいくが、終盤、なぜそっちの方向に行ったのかが不可解。恋愛のことなので、理屈はないのかもしれないが。最後の最後、かずこの上原にした頼みごとの意味がまったくわからなかった。

他の方がナレーションがよいと言っていたが、本当に素晴らしかった。落ち着いていて、女性の声も違和感がなかった。

ナレーションが素晴らしい!ストーリーはおもしろいが、不可解。

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かつて裕福だった家がしだいに傾き、暮らし向きがどんどん悪化していく様にハラハラし通しで、一気に聴いてしまいました。
登場人物達の価値観は、現代社会の一般市民とかかけ離れたところがあり、あまりに繊細で脆弱に感じて歯痒かったですが、浮世離れした生い立ちだからこそ身に付いた上品さ、優しさがあったりして、難しいものだなと思いました。
主人公和子の悲しい恋の成就は、リアリティがあって引き込まれました。
傑作だと思います。

弱くて美しい人達

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女性視点の小説にもかかわらず、男性のナレーションに、全く違和感がなかった。

戦後の混乱期、誰もが己を見失う時代に、自分の気持ちに正直に、また強く生きようとするかず子には好感が持てるが、あまり好きなストーリーではなかった。

ナレーションが良かった

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令和の感覚で聴くと主人公がとんでもない人物に感じますが、最後の章でなるほどとなります。ナレーションが女性だったら主人公と重なりすぎて最後まで聴けなかったかもしれません。男性のナレーションで大正解です。

読後感が良いです

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太宰治のベストセラー作品と知って聴いてみた。さすが、歴史に残る文学作品だ。
ネガティヴで繊細な文体に切なくなり、とても引き込まれた。
戦時中やその前後の社会情勢や、人々の感性も垣間見えて興味深く聴いた。

ナレーションが秀逸。女性パートも違和感なく、演じ分けが見事でした。

歴史に残る作品をナレーターが見事に読み上げた

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ナレーションがよすぎる。
太宰の、可愛らしくも妖艶さや悲壮さをひしひしと伝えてくるその言葉選び、上品さ。
それを綺麗に乗せながら、爽やかで落ち着いた声色で、しかし的確に、くどすぎない演技で以て伝えてくれる心地良さ。
朗読込みで太宰の作品のファンになりました。

初めての太宰

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特にないが、独りよがりの人生感、女性感が嫌と言うほど盛り込まれていて、少し辟易とするところがある点がうんざり

女性感の勘違い

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第7節の普通の音声(こわね)の所がおんせい、と発声されていました。

本には、こわね、とふりがなが振ってあります。

読み間違え

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「私」の甚だ滑稽で過剰ともいえる丁寧語から始まり、その都合のいい考え方まで、兎に角鼻につくポイントがありすぎて、挑戦しては挫折を繰り返し、本棚に放置しつづけたこの名作を、漸くオーディブルで完読。(完聴と言ったほうがいいでしょうか、挫折しなかったのはナレーションが上手なおかげかと)
が、物語には遂に最後まで感心するところを特に見つけられませんでした。
これだけ多くの人に愛され名作と言われてるので私の肌には合わなかっただけなんでしょうが。
太宰の短編の落語のようなテンポ感を感じる作品が好きなのでこの作品は自分の趣味ではないなとおもいました。
唯一、直治の遺書で片恋の人妻の名前を言うまいと前振りをしておきながら、誰も望んでないのに自ずから暴露し始めた瞬間には、滑稽すぎて思わず声を出して笑ってしまいました。
いつの時代も男のメンヘラは可愛くありません。
直治はマイコメディアン。

直治はMC

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