QED ~flumen~ 九段坂の春
(講談社文庫)
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ナレーター:
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大森 ゆき
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著者:
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高田 崇史
このコンテンツについて
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高橋御山人の百社巡礼/其之弐拾弐 三重・志摩 まつろわぬ別宮 伊勢の深層
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平成25年に式年遷宮が行われた、伊勢の神宮。それが内宮・外宮より成ることは一般にも知られているが、その他に多くの別宮・摂末所管社があり、全て合わせると125社となる。由来は様々だが、その多くは、神宮創祀の際、地元の神が従って、神宮に土地の譲渡や貢納を約束する話となっている。その別宮の一つ伊雑宮が、志摩市に鎮座する。この伊雑宮は、伊勢から離れたリアス式海岸に近いという地理的条件もあって、別宮の一つでありながら、独立的傾向が強かった。明治の神仏分離を経てもなお、北極星の信仰に関わる祭祀が続けられ、江戸時代には、伊雑宮こそが神宮の発祥、中心であるという偽書の発行に関わり、幕府より弾圧を受けるという「まつろわぬ」歴史もある。そもそも伊勢とは、神話の時代に遡れば「まつろわぬ」土地だった。また、中世においても「まつろわぬ」ものの噴出する土地であった。朝廷、国家の宗教的中心地に、なぜ「まつろわぬ」要素があるのか。事象の「裏側」から見た、伊勢というものの深層を掘り下げる。語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
著者: 高橋 御山人
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高橋御山人の百社巡礼/其之八拾九 福井・勝山 武装する巨大宗教都市
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「日本三霊山」に数えられる霊峰・白山。奈良時代に泰澄が開いてより、神仏習合の霊場として栄え、山頂を目指す登山口となる「馬場」が、越前、加賀、美濃に開かれた。そのうちの越前馬場が、現在、福井県勝山市に鎮座する平泉寺白山神社である。平泉寺は、平安後期に比叡山の末寺となり、最盛期には僧坊六千坊、僧兵八千人を数えたという。それだけに、歴史を動かした人物達とも関わりが深く、奥州藤原氏の拠点・平泉の地名由来は平泉寺にあるともいい、中尊寺の境内には鎮守社として白山神社があり、秀衡の銘がある釣鐘も残っている。逃亡中の源義経や弁慶の伝承もあり、楠木正成の甥で平泉寺僧だった恵秀律師が建てたという、正成の墓塔もある。戦国時代には、朝倉氏と並んで越前の有力な勢力となったが、朝倉氏の滅亡後、朝倉景鏡を匿い、一向一揆によって焼き討ちに遭い衰亡する。桃山時代から江戸時代にかけて再興されたが、明治の神仏分離によって神社となり、僧侶達も還俗して神官となった。広大な境内は、往時の繁栄を今に伝え、土塁など「武装勢力」であった証も残っている。なお、福井県を代表する観光地・東尋坊は、元々平泉寺の僧侶の名と言われ、粗暴だった東尋坊は、仲間に謀られて断崖より突き落とされ、祟りを成したという。越前に栄えた「巨大宗教都市」跡の神社を訪ねる。
著者: 高橋 御山人
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漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫)
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英国へ留学した夏目漱石は、下宿先で夜毎、亡霊の声に悩まされ、思い余ってシャーロック・ホームズに相談した。このことがきっかけで、彼はホームズが抱える難事件の解決に一役買うことになる。それは、呪いをかけられた男が、一夜にしてミイラになってしまったという、世にも奇怪な事件であった!? 著者が、自信を持って読者に贈る、本格ミステリーの力作。
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著者: 高橋 御山人
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著者: 高橋 御山人
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著者: 高橋 御山人
Audible制作部より
そう思っていたらこの作品以降のQEDシリーズで重要な意味を持つ青春時代の小説となる。
特にシリーズの第一次クライマックスとも言える「伊勢の曙光」を読む前には必読の短編集となって行く。
おそらく筆者はこの作品の後に発表される「出雲神伝説」「伊勢の曙光」を思いついた時既にこの「九段坂の春」をセットで考えていたのだと思う。そしてこの作品がそれまでの独立したQEDそれぞれの作品を繋ぎ合わせて行く事になる。
キーワードは短編「九段坂の春」での会話中に出てくる「縁」だと思っています。
短編集としてもとても良い作品集で純文学的な匂いさえします。
ナレーションの大森さんもとても聴きやすくて良いです。
出来ればこの作品以前のQEDシリーズのいくつかの作品を読んでからの方が面白いとは思います。
QEDシリーズで糸を巡らし結びつける重要な一冊
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
今まで出てきたキャラクターの糸が繋がる。
楽しい。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
聞いたことのない人たちにも、短編集として楽しめると思います。
ただ、この話から聞くよりは、他の作品を聞いてからの方が楽しめると思います。
このシリーズ初の短編集
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。