宮本常一
民俗学を超えて
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ナレーター:
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橋中 祐治
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著者:
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木村 哲也
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Audible制作部より
「ONLY FROM audible」とは、Audibleのみが提供・販売するデジタル音声作品です(オリジナル作品や、独自ナレーション作品等)。
だから、本書を読めば、その概略に触れられるかと期待したのだが、そうではなく宮本民俗学に影響を受けた人々を詳述することで、宮本常一の仕事や思想を浮かび上がらせる、と言うややトリッキーな内容だった。
正直言って、最初は失望した。
そうじゃなくて宮本常一の著作や仕事が知りたいんだよ!
しかし、聴き進めるうちに、宮本常一ではない人の仕事が取り上げられているのに、
宮本常一の仕事が頭に入ってくる。
考えてみたら、宮本常一の仕事を紹介するなら本人の著作を読めば良い。
しかし、それに影響を受けた人となると、宮本常一の日記から交友関係を調べ、それらの人々の著作を読み、宮本常一の影響を受けたと思しき箇所を抽出し、宮本常一の思想などと比較し、と膨大な作業となる。
そればかりか、宮本常一と交流のあったはずのない若手アーティストの発言まで取り上げている。
日頃から宮本常一アンテナを張り巡らせた結果の偉業だろう。
もちろん、本書は宮本常一賛美の内容ではない。きちんと、批判にも触れられている。
途中で「これじゃない」と思い、飛ばし聞きしてしまったことを深く反省した。
いずれ聴き直すことにしよう。
ナレーションは落ち着いた感じで、とても聴きやすい。
周辺から内部の革新を浮かび上がらせる
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