『スピノザの診察室』のカバーアート

スピノザの診察室

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スピノザの診察室

著者: 夏川 草介
ナレーター: 吉野 貴大
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その医師は、最期に希望の灯りをともす−−。
20年間、医療の最前線で命と向き合い続けた著者が描く、祈りと希望にあふれた感動の物語。
現役医師でもあるベストセラー作家が迫る、「人の幸せ」とは。
340万部のベストセラー『神様のカルテ』を凌駕する、新たな傑作の誕生。
2024年本屋大賞ノミネート作!
【あらすじ】
雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。三十代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、 一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。
哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが……。
●著者より 読者の皆さまへメッセージ
医師になって二十年が過ぎました。
その間ずっと見つめてきた人の命の在り方を、私なりに改めて丁寧に描いたのが本作です。
医療が題材ですが「奇跡」は起きません。
腹黒い教授たちの権力闘争もないし、医者が「帰ってこい!」と絶叫しながら心臓マッサージをすることもない。
しかし、奇跡や陰謀や絶叫よりもはるかに大切なことを、書ける限り書き記しました。
今は、先の見えない苦しい時代です。
けれど苦しいからといって、怒声を上げ、拳を振り回せば道が開けるというものでもないでしょう。
少なくとも私の心に残る患者たちは、そして現場を支える心ある医師たちは、困難に対してそういう戦い方を選びませんでした。
彼らの選んだ方法はもっとシンプルなものです。
すなわち、勇気と誇りと優しさを持つこと、そして、どんな時にも希望を忘れないこと。
本書を通じて、そんな人々の姿が少しでも伝われば、これに勝る喜びはありません。
(夏川草介)
●著者プロフィール
夏川草介(なつかわ・そうすけ)
一九七八年大阪府生まれ。信州大学医学部卒業。⻑野県にて地域医療に従事。二〇〇九年『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同書は二〇一〇年本屋大賞第二位となり、映画化された。他の著書に、世界数十カ国で翻訳された『本を守ろうとする猫の話』、『始まりの木』、コロナ禍の最前線に立つ現役医師である著者が自らの経験をもとに綴り大きな話題となったドキュメント小説『臨床の砦』など。©夏川草介/水鈴社 (P)2024 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学
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『エピクロスの処方箋』のカバーアート
エピクロスの処方箋 著者: 夏川 草介

Audible制作部より

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最も関連性の高い
主人公と同い年ですが、思考が深い方とはこれほど違うのかと…
ひとまずエチカ読み直します。笑

登場人物が全員素敵です。




ペンネームだそうですね。
Wikipedia↓
大好きな作家の名前を並べただけなんです。夏は夏目漱石、川は川端康成、介は芥川龍之介で、草は漱石の「草枕」からです。

深い…

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命に対して謙虚に向き合う、主人公や医師たちの姿が印象深かったです。優しさとは?勇気とは?を考えさせられる、素敵な作品でした。

深く静かに感動が広がっていく

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元大学病院の優秀な医局長である内科医のテツロウが、京都の小さな原田病院での患者や同僚たちとの交流を通じて、幸せについて考えつづける。

季節が巡る京都の描写は美しく、現実は観光客でいっぱいらしい京都の、静かな姿が懐かしく、切なく思えた。
主人公は大学病院では優秀と言われ、准教授からも見込まれた人物。

大学では病気をいかに治療するかに焦点を当てていたが、原田病院は病に冒された高齢の患者が、残りの人生をどう生きると幸せなのか?にいやでも向き合わされる。それは、人生とは?という問いにつながっていく。

テツロウのファンになってしまう。
甘いものが好きというのも可愛らしくて良い。
他の人もキャラが立っていて、ドラマや映画化されそうな気もした。

また、ナレーターさんの声も落ち着いており、女性のパートも違和感なかった。時々オーディブルで異性の声が気になるナレーターさんがいるが、この作品はその違和感がなかった。同年代の男性でも誰が誰だか、ということが無く、プロのお仕事だった。

スピノザは、哲学者一覧、みたいなところで覚えさせられた思い出しかなかったが、こんなに個性的な哲学者だったとは!読んでみたいがいきなりエチカはダメなのか……?

ちょっと大学病院のセキュリティどうなん??っていうシーンもあったけど…フィクションだからしょうがない。

京都の雰囲気、医者で哲学者

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地域医療をすること、大学病院で医師をするということ、医療を十分に受けられない患者さんの福祉や心の問題等を見事に描いている。雄町先生と花垣先生、南先生のやり取りは言葉を丁寧に紡ぐ夏川先生らしいものだった。読み進めるうちに雄町先生に惚れ込み、オーディブルで涙した、初めての一冊。哲学好きで地域医療を目指す我が子が紙媒体で手元に残したいというので書籍をプレゼント。夏川先生、医療技術の詳細もさることながら理系っぽくないところが魅力を倍増するらしい。

紙媒体の小説も思わず購入してしまった

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ストーリー、情景描写、キャラクター、全てのバランスが絶妙であっという間に聴き終えました。ナレーターの方も素晴らしい。自分のオーディブル史上最高作です。

京都の街と登場人物の姿と心情が自然に想起できる美しい文章

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