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講談 古典怪異譚 七
- ナレーター: 旭堂 南湖
- 再生時間: 2 時間 5 分
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講談 現代怪異譚 一
- 著者: 旭堂 南湖
- ナレーター: 旭堂 南湖
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ナレーション
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ストーリー
内容紹介
「事故物件」(7分)
「美術の先生」(19分)
「エベレスト」(28分)
「ドライブレコーダー」(7分)ほか
著者: 旭堂 南湖
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講談 古典怪異譚 一
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講談師の旭堂南湖が贈る古典怪談。
故きを温ねて新しきを知る。
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藝洲広島松平安藝守に仕えておりました清廉実直な川村惣左衛門。訳ありまして今は浪々の身となり江戸は芝、片門前の裏長屋住まい。一方、肥後の国は熊本五十万石細川越中守の江戸屋敷、江戸勤番になったばかりの田中右兵衛。この二人の中を結んだのが「紙くず屋」。なにやら不思議な取り合わせです。江戸の頃は「紙くず屋」という商売はとても重要な仕事で、手習いの紙、障子の張替えた紙などを専門に集め、それを漉きなおしてチリ紙に再生するという大変なエコロジー。そのくず屋に仏像を売った川村惣左衛門、それを買った田中右兵衛。ところがその仏像から五十両という大金が出てきた事から大騒動に。頑固な二人、果たして如何なる結果になりますか。宝井馬琴は明治大学文学部卒業と同時に五代目宝井馬琴に正式入門。前座名・琴調(きんちょう)として初高座。'66年真打ち昇進、琴鶴(きんかく)となる。'87年六代目馬琴を襲名。話し方教室の講師や司会の他、ビジネス向けの講談でも活躍。'91年芸術祭賞、'98年文化庁芸術選奨文部大臣賞、'99年紫綬褒章受章。現在、講談協会会長。(C)2009 WING ENTERPRISE
著者: 宝井 馬琴
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怪談ではなく怪噺。
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著者: 城谷 歩
あらすじ・解説
「冬は義士 夏はおばけで飯を喰い」と川柳に詠まれたほど、 講談師は夏になると怪談を語ってきている。
クーラーのなかった時代、観客は講談師の語る世界に身をゆだね、 背筋を凍らせ、暑い夏を忘れた。
講談師の旭堂南湖が贈る古典怪談。
故きを温ねて新しきを知る。
名調子で語る「日本の怪談」ここにあり。
内容紹介
佐賀怪猫伝「その十五 宿直の侍」(36分)
鍋島家に祟る半面斑の烏猫。その正体は鍋島の客分であった龍造寺又八郎の妻、まさの化身だった。盲目の息子、龍造寺又七郎、高井検校が、鍋島丹後守光茂に切りつけられ、無残な最期を遂げた。まさは生きながら畜生道に入り、怪猫となって、鍋島の家に祟るのであった。 佐賀城内の梅のご殿。ここには鍋島丹後守のご愛妾、お豊の方の部屋がある。梅のご殿の壁には、盲人の幽霊が出るという噂がある。佐賀城下の商人、但馬屋伝助、木屋藤兵衛、松葉屋勘蔵の三人。月に一度の頼母子講があって、酒を飲み、いい気持ちになった。四ツ半といいますから、現在の午後十一時頃。三人が佐賀のお堀端を歩いていると、ニャーッと現れたのが大猫。
佐賀怪猫伝「その十六 伝六郎の闇討ち」(33分)
佐賀城内、梅のご殿の近辺において、異変が重なり、鍋島家の三勇士、小森半左衛門、高木三平、伊東惣太は、ご愛妾、お豊の方が怪しいと考える。折しも、鍋島家の槍術指南役、関伝六郎はお豊の方に呼ばれ、梅のご殿に出向く。お豊の方は美しい眉をひそめ、「近頃、梅のご殿のお庭先の植え込みなどに、男の足跡がある。これは江戸の隠密の仕業に違いない。石田来助の調べによればその隠密は高木三平と申し、城内鳩部屋に足軽として住み込んでいる。人知れず殺すしかない」という。
佐賀怪猫伝「その十七 お豊の正体」(29分)
お豊付きの老女、浪路と関伝六郎は、佐賀の城下を荒らす怪猫、お豊の方が怪しいと睨んだ。深夜、浪路はソッと伝六郎を梅のご殿に引き入れ、二人でお豊の方の寝所の、隣の部屋に、火鉢を用意し、マタタビをくすべた。すると、今までスヤスヤと美しい寝顔を見せていたお豊が、パチリと目を開いた。しばらくにおいを嗅いでいたが、頭を上げて周囲を見回し、なおもしきりににおいを嗅ぎながら、スーッと布団から這い出てきた。
佐賀怪猫伝「その十八 怪猫の破牢」(27分)
怪猫の正体を見破った鍋島家の三勇士。夜の内に梅のご殿の周囲に護摩札を貼り、しめ縄を張り巡らせ、怪猫が逃げられないようにした。万全の準備をして、一同はお豊の方の部屋になだれ込む。お豊はたちまち反面斑の烏猫と化し、飛鳥の如く、お庭先を逃げ回る。この時、梅のご殿から吹き出す黒煙。
「これは一大事だ。火事だ」
皆が火事に気を取られているすきに、築山に隠れていた石田来助。石田は元竜造寺家の用人で、人間であるが怪猫の味方をしている。この石田がしめ縄をプツリと切った。