『平浦ファミリズム(ガガガ文庫)』のカバーアート

平浦ファミリズム(ガガガ文庫)

(小学館)

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平浦ファミリズム(ガガガ文庫)

著者: 遍 柳一
ナレーター: 宮城 一貴, 柚木 涼香, 相坂 茜奈, 加藤 英美里, 小川 輝晃, 江田 拓寛
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トランスジェンダーの姉、引き籠りの妹、フリーターの父という独特な面々を家族に持つ平浦一慶。ある日、気まぐれに働いた善行が仇となり児童暴行未遂の嫌疑をかけられてしまう……。新人賞が生んだ珠玉の青春小説。©Ryuichi Amane 2017 (P)小学館 文学・フィクション・ライトノベル

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この作品は少し風変わりな家族と暮らす青年・平浦一慶が、ある誤解をきっかけに社会の視線と向き合う青春小説です。
日常の延長にある不穏さと、家族という小さな世界の温度感が、耳からじんわり伝わってきます。

複数ナレーターによる掛け合いが秀逸です。
特に感情を抑えた台詞回しや、言葉の前後に生まれる“沈黙”。
そこに人物の迷いや優しさが滲みます。
大げさな演出はなく、息づかいだけで感情を伝える巧さ。
Audibleならではの臨場感。

通勤や散歩中など、少し心に余白のある時間帯がおすすめ。
集中して聴くほど、人物の心情が深く刺さります。
長すぎず、じっくり味わえるボリューム感。

まとめると、派手さはありませんが、聴き終えたあとに残る静かな余韻が心地よい作品です。
声の演技が物語の体温を上げ、再生ボタンを押したくなる。
原作未読でも十分に楽しめる一作です。

耳で聴く“家族”というリアル──声が感情を連れてくる

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ラノベしゃなければ、出会うのは遅れたし、読むのが怖かったかもしれない。
そういう、新人応募?入賞?の作品で、どう転んでも不思議はない主人公の感じとか、純文学系の不安さがあり、非常に面白い作品でした。
柚木さん大好き!
斜に構えたペシミスティックな主人公というのはこの手のラノベでよくあるキャラですが、その度合いと深刻さがまずヤバイ。
学園もので、極限まで削られた人間関係の登場人物もなかなか。
家族!というラノベではあまり扱わないテーマもどれ程かと思いきや、引き込まれる。
イベントも考えさせられるものが並び、僕は脇役悪役が好きですが、その好みもバッチリ捕まれた感じです。
柚木さん最高!
と褒め好きの揺り戻しでひとつだけ気になったのは、何故あそこに彼が来たのかです。
続巻で扱われうるものかもしれませんが、あるなら楽しみ、ここで終わりでも満足な感じです。

ラノベか?

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

続編をお願いしたくなる作品。
ピントがボヤけているようで、急にそれが合ってくる。的を得ていないようで、射抜いている。
壮絶な生き方をしている「平浦家」を淡々と描きながら、突飛もない思考や、大人になったと嘯いて分かったつもりの問答を投げかけてくる。一家族を書いているが視野は広いように思った。また別の日の「平浦家」を覗いてみたいと思ってしまう。
声優陣も素敵でしたね。

他には類を見ない不思議な作品

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お母さんが亡くなり、兄貴はお姉ちゃんになり、妹は対人恐怖症で外に出られず、お父さんは影が薄く
主人公も不登校で引きこもり、ってのが物語のスタートです無茶苦茶ですねw

超能力や転生、魔法等は無いです、普通にファミリードラマです
バッティングセンターとか出てきます
ちょっと都合が良すぎたり、強引な展開も目立ちますけど
気楽に頭空っぽにして読みましょう、わりと爽やかな話で僕は好きでした

引きこもりスーパー家族の話?

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成功した女性企業家の母親、保育園から不登校の引きこもりの妹、トランスジェンダーの姉、天才プログラマーで長身で運動神経抜群とチート高校生の主人公というマイノリティが集まった一家の物語。
設定は素晴らしいが、マイノリティとマジョリティの対立を描き出そうとしすぎて社会と馴れ合おうとしない主人公に対して批判を行うマジョリティ側の態度が常軌を逸しているレベルだと感じてしまったのが残念。
また物語の対立が基本的に説教で行われるのが聴いていて疲れてしまったが、これはたとえばドストエフスキーなど、なにかしら筋の入った、本気の対話のある物語が欲しい方には合っていると思う。
とにかく、主人公のキャラクターや家族の設定や優しい空気感は素晴らしい。

設定◎ 物語▲

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