このタイトルを購入されたお客様はこちらも購入されています...
-
きのこ会議
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 岩本 紗依
- 再生時間: 6 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
日本探偵小説三大奇書の一つ「ドグラ・マグラ」の作者・夢野久作の短編。 初茸、松茸、椎茸、木くらげ、白茸、鴈がん茸、ぬめり茸、霜降り茸、獅子茸、鼠茸、皮剥ぎ茸、米松露、麦松露なぞいうきのこ連中がある夜集まって、談話会を始めました。一番初めに、初茸が立ち上って挨拶をしました。 「皆さん。この頃はだんだん寒くなりましたので、そろそろ私共は土の中へ引き込まねばならぬようになりました。今夜はお別れの宴会ですから、皆さんは何でも思う存分に演説をして下さい。私が書いて新聞に出しますから」 皆がパチパチと手をたたくと、お次に椎茸が立ち上りました――
-
羅生門
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 横内 正
- 再生時間: 19 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
冒頭部分で描かれている設定ですが、暮れ方という昼と夜の変わり目、夏から秋へと季節が変わる変わり目、羅生門は洛中と洛外の間にある門、下人は青年と大人の中間など、全てが変わり目であるというふうに描写されています。そのような変わり目の中で、生きることさえ言い訳にする弱々しい生き方を否定するという作品のように読み取れるかもしれません。「この平安朝の下人のSentimentalismeに影響した」と描写している点、下人は平安朝の人物という設定ですが、昔の人ではなく現代に通じる人物として描かれているようです。(C)2007 TOKYO FM & Appleway
-
鼻
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 西村 俊彦
- 再生時間: 24 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な短編小説。初出は「新思潮」[1916(大正5)年]。「鼻」[春陽堂、1918(大正7)年]に収録。
-
あばばばば
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 守屋 玲子
- 再生時間: 29 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
保吉がタバコやちょっとしたものを買いに行く店の主人は、ちょっと変わり者らしい。それが気に入ってなんとなく通っていると、猫のような若い女が店番になった。保吉は主人の女へのさりげない心配りや、主人への女のかわいらしい甘えに、そこはかとない好感を抱くが、あるとき女が姿を見せなくなり……芥川龍之介が自身を投影したような“保吉もの”の一編。演出=水城雄。(C)アイ文庫 【演出・朗読者について】 アナウンサーとして美しい読みができるばかりに、「自分らしい読み」を求めて煩悶を強いられることになった守屋玲子。壁を乗り越えると、人柄をにじませる美しい読みができるようになりました。作品世界への理解も進み、波に乗る彼女の朗読をじっくり堪能してください。 「ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」
-
高瀬舟
- 著者: 森 鴎外
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 35 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
京都の罪人が遠島を申し渡されると、高瀬舟に乗せられる。島を申し渡された罪人は、重い罪を犯しているが決して盗みをするために火をつけ人を殺すというような極悪な人物が多数を占めていたわけではない。高瀬舟に乗る過半はいわゆる心得違いのために思わぬ罪を犯した人であった。
ある春の夕に、珍しい罪人が高瀬舟に乗せられた。それは名を喜助といい、三十歳ばかりになる、住所不定の男である。護送を命ぜられて、一緒に舟に乗り込んだ同心羽田庄兵衛は、喜助が弟殺しの罪人だということだけを聞いていた。 喜助の様子を見ると、いかにも神妙でおとなしく、自分を役人として敬って、何事につけても逆らわないようにしている。しかもそれが、罪人の間に見られるような、素直を装って媚びる態度ではないのを庄兵衛は不思議に思った。 喜助の顔がいかにも楽しそうで、口笛を吹くとか、鼻歌を歌い出しそうなぐらいに思い、庄兵衛は始終喜助の顔から目を離さずにしていた。...
-
方丈記
- 著者: 鴨 長明
- ナレーター: 安田 愛実
- 再生時間: 42 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「徒然草」や「枕草子」と共に「日本三大随筆」と数えられる鎌倉初期の随筆 <内容紹介> 作者である鴨長明が、大火・旋風・遷都・大飢饉・大地震と続く五つの大きな災厄を経験し、京都の郊外・日野山に一丈四方(方丈)の狭い庵を結んで隠棲。その後、彼が庵内から当時の世間を観察し、書き記した記録であることから、作者自ら「方丈記」と名付けた。無常厭世の仏教観に貫かれた小編で、「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶ泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためし無し」で始まる格調高い文章は、和漢混淆文の完成された形として高く評価されている。 <冒頭> 行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人のすまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。或はこぞ破れてことしは造り、あるは大家ほろびて小家となる。住む人もこれにおなじ。所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、
-
-
原文でも分かる古典
- 投稿者: 同心木村忠吾 日付: 2021/04/10
-
きのこ会議
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 岩本 紗依
- 再生時間: 6 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
日本探偵小説三大奇書の一つ「ドグラ・マグラ」の作者・夢野久作の短編。 初茸、松茸、椎茸、木くらげ、白茸、鴈がん茸、ぬめり茸、霜降り茸、獅子茸、鼠茸、皮剥ぎ茸、米松露、麦松露なぞいうきのこ連中がある夜集まって、談話会を始めました。一番初めに、初茸が立ち上って挨拶をしました。 「皆さん。この頃はだんだん寒くなりましたので、そろそろ私共は土の中へ引き込まねばならぬようになりました。今夜はお別れの宴会ですから、皆さんは何でも思う存分に演説をして下さい。私が書いて新聞に出しますから」 皆がパチパチと手をたたくと、お次に椎茸が立ち上りました――
-
羅生門
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 横内 正
- 再生時間: 19 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
冒頭部分で描かれている設定ですが、暮れ方という昼と夜の変わり目、夏から秋へと季節が変わる変わり目、羅生門は洛中と洛外の間にある門、下人は青年と大人の中間など、全てが変わり目であるというふうに描写されています。そのような変わり目の中で、生きることさえ言い訳にする弱々しい生き方を否定するという作品のように読み取れるかもしれません。「この平安朝の下人のSentimentalismeに影響した」と描写している点、下人は平安朝の人物という設定ですが、昔の人ではなく現代に通じる人物として描かれているようです。(C)2007 TOKYO FM & Appleway
-
鼻
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 西村 俊彦
- 再生時間: 24 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な短編小説。初出は「新思潮」[1916(大正5)年]。「鼻」[春陽堂、1918(大正7)年]に収録。
-
あばばばば
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 守屋 玲子
- 再生時間: 29 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
保吉がタバコやちょっとしたものを買いに行く店の主人は、ちょっと変わり者らしい。それが気に入ってなんとなく通っていると、猫のような若い女が店番になった。保吉は主人の女へのさりげない心配りや、主人への女のかわいらしい甘えに、そこはかとない好感を抱くが、あるとき女が姿を見せなくなり……芥川龍之介が自身を投影したような“保吉もの”の一編。演出=水城雄。(C)アイ文庫 【演出・朗読者について】 アナウンサーとして美しい読みができるばかりに、「自分らしい読み」を求めて煩悶を強いられることになった守屋玲子。壁を乗り越えると、人柄をにじませる美しい読みができるようになりました。作品世界への理解も進み、波に乗る彼女の朗読をじっくり堪能してください。 「ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」
-
高瀬舟
- 著者: 森 鴎外
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 35 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
京都の罪人が遠島を申し渡されると、高瀬舟に乗せられる。島を申し渡された罪人は、重い罪を犯しているが決して盗みをするために火をつけ人を殺すというような極悪な人物が多数を占めていたわけではない。高瀬舟に乗る過半はいわゆる心得違いのために思わぬ罪を犯した人であった。
ある春の夕に、珍しい罪人が高瀬舟に乗せられた。それは名を喜助といい、三十歳ばかりになる、住所不定の男である。護送を命ぜられて、一緒に舟に乗り込んだ同心羽田庄兵衛は、喜助が弟殺しの罪人だということだけを聞いていた。 喜助の様子を見ると、いかにも神妙でおとなしく、自分を役人として敬って、何事につけても逆らわないようにしている。しかもそれが、罪人の間に見られるような、素直を装って媚びる態度ではないのを庄兵衛は不思議に思った。 喜助の顔がいかにも楽しそうで、口笛を吹くとか、鼻歌を歌い出しそうなぐらいに思い、庄兵衛は始終喜助の顔から目を離さずにしていた。...
-
方丈記
- 著者: 鴨 長明
- ナレーター: 安田 愛実
- 再生時間: 42 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「徒然草」や「枕草子」と共に「日本三大随筆」と数えられる鎌倉初期の随筆 <内容紹介> 作者である鴨長明が、大火・旋風・遷都・大飢饉・大地震と続く五つの大きな災厄を経験し、京都の郊外・日野山に一丈四方(方丈)の狭い庵を結んで隠棲。その後、彼が庵内から当時の世間を観察し、書き記した記録であることから、作者自ら「方丈記」と名付けた。無常厭世の仏教観に貫かれた小編で、「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶ泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためし無し」で始まる格調高い文章は、和漢混淆文の完成された形として高く評価されている。 <冒頭> 行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人のすまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。或はこぞ破れてことしは造り、あるは大家ほろびて小家となる。住む人もこれにおなじ。所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、
-
-
原文でも分かる古典
- 投稿者: 同心木村忠吾 日付: 2021/04/10
-
蜜柑
- 著者: 芥川 竜之介
- ナレーター: 長谷川 直子
- 再生時間: 11 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「新潮」[1919(大正8)年]に全2章構成の「私の出遇つた事」の「一」として掲載。
-
桃太郎
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 窪田 涼子
- 再生時間: 24 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
だれもがおなじみの昔話「桃太郎」も、芥川龍之介が語りなおすと、シニカルでブラックな雰囲気を醸す怪作に変身!?芥川の描き出した雰囲気を、現代的な即興音楽と、キャラクターボイスも駆使したユニークな朗読で表現し、新しいタイプの朗読作品に作りあげました。現代朗読の世界をお楽しみください! (C)アイ文庫 「ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」
-
-
ピアノは無い方が…
- 投稿者: urimaru 日付: 2018/04/09
-
エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人事件」
- 著者: エドガー・アラン・ポー, 佐々木 直次郎
- ナレーター: 中島 定吉
- 再生時間: 2 時間 13 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
モルグ街のアパートで親子が惨殺されるという事件が勃発した。母親の遺体は、のどを切られ、アパートの中庭に投げ落とされ、その娘は、暖炉の煙突の中に、押し込められていた。現場で犯人の声を聞いた人々の証言にはスペイン語、イタリア語、フランス語とさまざまだった。警察が解決できないこの不可解な事件をオーギュスト・デュパンが、見事な推理で犯人を鮮やかに突き止める。エドガー・アラン・ポーの生み出した世界初の名探偵オーギュスト・デュパンの推理をオーディオブックでお楽しみください! ※本作品は発表時の未熟な時代背景から、今日の社会では一般的でなく、不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品のオリジナル性を最大限に尊重し、なるべく当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。(C)2008青空文庫
-
文字禍
- 著者: 中島 敦
- ナレーター: 野原 圭
- 再生時間: 25 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
昭和初期に活躍したが惜しくも早世した小説家、中島敦の短編小説。1942(昭和17)年の「文學界」に、「山月記」とともに「古譚」と総題して発表された。
-
李陵
- 著者: 中島 敦
- ナレーター: 西村 俊彦
- 再生時間: 2 時間 23 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
昭和初期に活躍したが惜しくも早世した小説家、中島敦の短編小説。遺稿として1943(昭和18)年の「文學界」に発表され、深い交友があった深田久弥が、最も無難な題名を選び命名した。
-
富嶽百景
- 著者: 太宰 治
- ナレーター: 杉村 理加
- 再生時間: 55 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治による代表作のひとつ。
初出は「文化」[1939(昭和14)年]。
東京での生活に傷ついた「私」が井伏氏の待つ富士山麓へと行くという物語。「私」はあまりにも俗な富士に辟易しながらも、そこでの人々との交流を通して少しづつ心を開いていく。井伏鱒二の勧めで御坂峠の天下茶屋に行ったことや石原美知子と見合いをしたことなど、太宰が1938年に実体験した出来事が素材となった作品。
-
河童
- 著者: 芥川 竜之介
- ナレーター: 杉村 理加
- 再生時間: 2 時間 19 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な小説。 初出は「改造」[1927(昭和2)年]。生前は単行本未収録であり、没後「芥川龍之介全集」第4巻、「大導寺信輔の半生」[岩波書店、1930(昭和5)年]などに収録。「新小説」[春陽堂書店、1922(大正11)年]掲載の「河童」とは別物。ある精神病患者が河童に会った話をする。
-
高野聖
- 著者: 泉 鏡花
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 2 時間 21 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
<内容紹介>
私は汽車の中で旅僧と居合わせた。話を聞くと高野山に籍を置いている旅僧で、宗派は違うが永平寺に訪ねる用があり、今晩は一泊するという。私は若狭へ帰省するところで、一泊しなければならなく、旅僧と敦賀の旅籠屋で同宿することになった。私は夜が更けるまで寝ることができない質なので、旅僧に諸国を行脚したおもしろい話はないかとねだった。 すると、旅僧は若い頃の奇妙な体験談を語りだし、それは、旅僧が飛騨の山越えをした時の話であった。
私(旅僧)は喉が渇き茶屋に入ったところ、付近で恐ろしい病が流行っていることを思い出した。茶屋の女にこの水は井戸のか、それとも川のかと訪ねたところを富山の薬売りに聞かれ、薬売りは「女ができないからと坊主になって、でも生命がほしいんだな。生命が危なくなったら薬をやるよ。」と馬鹿にされた。私は逃げ出し、むやみに急いでいると、先程の薬売りが無言でわざとらしく私を追い越し、危ない旧道の方へさっさと行ってしまった。見殺しには出来ないと思い、薬売りを追いかけることにした。蛇に苦戦した後、目の前に大森林があらわれ、森に入
-
雨ニモマケズ
- 著者: 宮沢 賢治
- ナレーター: 西村 俊彦
- 再生時間: 1 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正~昭和期の童話作家、詩人である宮沢賢治の詩。生前未発表。賢治が亡くなる二年前[1931(昭和6)年10月から12月]に手帳に書きつけられた343文字。
-
駈込み訴え
- 著者: 太宰 治
- ナレーター: 西村 俊彦
- 再生時間: 46 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治の短編。初出は「中央公論」[1940(昭和15)年]。聖書から素材を採った作品で、「あの人は酷い。酷い。厭な奴です。
-
或阿呆の一生
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 西村 俊彦
- 再生時間: 1 時間 3 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な短編小説。初出は「改造」[1927(昭和2)年]。「芥川龍之介全集」第16巻に収録、遺稿。久米正雄に当てた前文が付いている。
-
チベット旅行記
- 著者: 河口 慧海
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 32 時間 55 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
明治時代、「仏教原典」を求めて、鎖国のチベットに数々の困難を乗り越えながら単独入国を果たした僧侶の旅行記。
住職を辞め、旅の資金を貯めた後、まわりに惜しまれ呆れられながらも仏教原典を求める姿や、巡礼乞食をしながらチベットを目指し、氷がある河を泳ぎ、ヒマラヤを超えるなど、クレイジーな河口慧海師の魅力と出会える作品です。
チベットの生活や習慣などが浮かび上がってくる活き活きとした朗読でお楽しみください。
-
-
明治の日本人は凄いの一言
- 投稿者: jukan 日付: 2018/12/08
あらすじ・解説
明治から昭和初期にかけて活躍した物理学者、随筆家、俳人である寺田寅彦の随筆作品。
初出は「経済往来」[1933(昭和8)年]。「寺田寅彦随筆集 第四巻」[小宮豊隆編、岩波書店、1948(昭和23)年]に収録。
幼い頃から体が弱かったので牛乳を飲まされていた。当時まだ飲みにくいものであった牛乳に少量のコーヒーを混ぜて飲んだ、という話から広がりを見せ、ついにはコーヒー哲学の序説なるものを綴った作品である。