『ねじまき鳥クロニクル ―第1部 泥棒かささぎ編―』のカバーアート

ねじまき鳥クロニクル ―第1部 泥棒かささぎ編―

プレビューの再生

Audibleプレミアムプラン30日間無料体験

プレミアムプランを無料で試す
オーディオブック・ポッドキャスト・オリジナル作品など数十万以上の対象作品が聴き放題。
オーディオブックをお得な会員価格で購入できます。
30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

ねじまき鳥クロニクル ―第1部 泥棒かささぎ編―

著者: 村上 春樹
ナレーター: 藤木 直人
プレミアムプランを無料で試す

30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

¥3,500 で購入

¥3,500 で購入

このコンテンツについて

「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)©Harukimurakami Archival Labyrinth 1994 (P)2022 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学

【特別動画】藤木直人さんインタビュー

0:00

Audible制作部より

「ONLY FROM audible」とは、Audibleのみが提供・販売するデジタル音声作品です(オリジナル作品や、独自ナレーション作品等)。
すべて表示
最も関連性の高い
この作品は、自力で読み切るのが難しく、途中まで読んで後回しにしていました。
ですが、今回俳優さんが朗読という事で、聴いてみることにしましたが、足し過ぎもなく、引き過ぎもない、それでも登場人物が分かりやすい安定した朗読で、ストーリーに集中して聞く事ができました。

なんだかナレーションのレビューになってしまいますが…

有名人のナレーションだとレビューの評価は割れがちですが、わたし個人としては今回は聞いてみて大正解でした。

主人公である一般人の"僕"を、一般人として自然に受け止めることができるように読まれており、すんなり聴くことができました。

わたしは、実は声優さんの声色の使い分けが時に過剰な演出に感じられて、アニメや洋画の吹き替えなどに慣れていないせいか、どちらかと言えば苦手なのです。

オーディブルを聴きながら、「普通の一般人が、こんな大げさな話し方するかな?」とか、「若い女の子とは言え、こんな甘ったるい話し方しないよね…」などど、朗読の所々で気になってしまうのです。

この物語は、淡々と話が進行します。
藤木さんの、俳優さんらしい足しもせず引きもしない朗読が、世界観を壊す事なく進んでいくので、わたしはとても好感を抱きました。

お陰でやっと最後までストーリーを終える事ができました。本当に感謝です。

これからも、声優の方だけでなく、俳優の方にも朗読をお願いしたいと思います。

(また、もちろん声優の方々の朗読は素晴らしいのですが、声優の方にはもう少々朗読に適した朗読をお願いしたい気もします。
とは言え、朗読する方それぞれに素敵な個性があり、聴き手にもそれぞれ好みがありますので、難しい仕事だとは思いますが…)

では、次回作も楽しみにしています!

俳優らしい自然な朗読で世界観が守られており、とてもよかった!

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

読んだのはだいぶ前なので、記憶も朧げで、聴きながら思い出している感じでした。
第1部はまだ序章という感じで、よくわからないことも多いけれど、この先どう転がっていくか楽しみです。
「間宮中尉の長い話」は聴くと本当に長い。
そして、残虐な表現が、聴くことで情景まで思い浮かんでしまい、さらに怖ろしく感じました。
村上春樹作品は、案外オーディブルとの相性がいいのかも。

藤木さんのナレーションは、声のトーンが低すぎず聴きやすかったです。
人物の違いも、過剰にならず、適度な感じの演じ分けでよかった。
演技過剰で朗読から逸脱しているナレーションや無表情すぎるものなどは苦手なので、いい塩梅だと思いました。最初は少し固いかなと思いましたが。
間宮老人の声は上手かったですね。

まだ序章、「読む」と「聴く」の違いも楽しめる

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ナレーションは聴きやすくて良かったです。
でも桃がいっとき食べられなくなりました。

桃がたべれなくなりました

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

オーディブルを愛用していますが、有名声優さんはとにかくオーバーアクションで演技がくどくて正直いって小説の世界観が壊れてしまう気がして受け付けないことが多いです。有名俳優さんでもあんまり朗読は上手くないなって思ってしまうパターンもあり、テレビや映画とは違った演技力が求められる仕事だと思います。村上作品では、このねじまき鳥クロニクルの藤木直人さんと騎士団長殺しの高橋一生さんがとても素晴らしいと思います。藤木さんは声のトーンも落ち着いていて、それでいて登場人物の演じ分けもとてもよくできているし、作品の世界観にもぴったりの声だと思います。実は藤木さんがここまで演技が上手とは思っていなくて、途中でこの声は本当に藤木さんだよね?と思ってしまうくらい演じ分けが上手だったのでびっくりしました。もう3回くらい通しで聞いてますが、何度聞いても心地よく、楽しめる話で、藤木さんにはもっといろんなオーディブル作品をやってほしいなと思っています。

藤木直人さんの朗読がとても良い

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

主人公は、聴き上手なのか、登場人物の一人語りが長く、まさか「2巻」へ話が続くと思っていませんでした。特に続きが知りたいと思えない展開だったので、他の本を聴く事にします。

これが「村上春樹」ワールド?

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

レビューをすべて見る