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あらすじ・解説

第51回芥川賞受賞作

私はその頃、アルバイトの帰りなど、よく古本屋に寄った。そして、漠然と目についた本を手にとって時間を過ごした。ある時は背表紙だけを眺めながら、三十分、一時間と立ち尽した。そういう時、私は題名を読むよりは、むしろ、変色した紙や色あせた文字、手ずれやしみ、あるいはその本の持つ陰影といったもの、を見ていたのだった。(本文より)
憂鬱ななかにも若々しい1960年代の大学の青春を描いた、この時代を象徴する歴史的青春小説。
©柴田 翔 (P)2019 Audible, Inc.

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  • かねちゃん
  • 2020/02/12

想像していたのと違っていた

爽やかな青春小説を期待していたのですが、想像していたのと違い、夏目漱石の「こころ」を彷彿とさせる暗くて重い物語でした。