『FP&A Insight 〜管理会計のその先へ。意思決定を設計する〜』のカバーアート

FP&A Insight 〜管理会計のその先へ。意思決定を設計する〜

FP&A Insight 〜管理会計のその先へ。意思決定を設計する〜

著者: FP&Aアーキテクト 鷲巣大輔(わしずだいすけ)
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分析の精度を上げても、経営会議では「報告」で止まる。その物足りなさを知るCFO、経営企画・FP&A実務家へ。CFO・FP&A責任者を歴任した鷲巣大輔が、FP&Aを「報告」から「意思決定の設計」へと捉え直し、その構造とプロセスを読み解きます。 【語り手|鷲巣大輔】 FP&Aアーキテクト。ダイヤモンド社『経営管理・ファイナンス部門のための FP&Aのすべて』監訳者。P&G日本・韓国事業部門のコーポレートファイナンスマネージャー、スタートアップCFO、米系飲料企業のAPAC CFO、PEファンド投資先の経営企画・FP&A責任者を歴任。グロービス経営大学院専任准教授。 【番組概要】 国内外の実践事例・学術研究・名著・CFO/FP&Aフロントランナーの知見などを手がかりに、管理会計、予実管理、経営企画、KPI設計、投資判断などから、毎回ひとつのテーマを掘り下げます。事例を美談にせず、機能する条件と崩れる条件を検討し、再現できる「型」を取り出します。 【フォロー・お便り】 番組に興味関心のある方は、ぜひフォローをお願いします。 感想・メッセージ・取り上げてほしいテーマなどお寄せください。 insight@fpalabo.comFP&Aアーキテクト 鷲巣大輔(わしずだいすけ) マネジメント マネジメント・リーダーシップ 経済学
エピソード
  • #9・受け手はFP&Aをどう見ているのか:「任せられる信頼」と「一緒に決める信頼」の違い
    2026/10/18
    FP&Aが仕事の正確さで信頼されていても、事業部長から意思決定の相談相手として呼ばれるとは限りません。国内外の研究を手掛かりに、「任せられる信頼」と「一緒に決める相手としての信頼」の違いを考えます。予算達成という悩みに応える「勝つためのデビルズアドボケート」の実践と、CFOが最初の共同判断の機会を作る方法を整理します。【主な内容】・受け手による経理部門への評価から考える、「任せられる信頼」と「一緒に決める相手としての信頼」の違い・事業部長の予算達成を支える、計画の前提と見直し条件の合意・FP&Aと事業部長が初めて一緒に判断する機会を作る、CFOの関与【タイムスタンプ】00:00:00 オープニング:受け手はFP&Aをどう見ているか00:04:40 国内外の研究調査から見る経理部門への評価00:12:25 2種類の信頼:「作業を任せる」と「一緒に決める」の違い00:16:31 事業部長の悩みを解決する勝つためのデビルズアドボケート00:23:27 最初の共同判断を作るステップとCFOへの提言【取り上げた研究・書籍・資料】岩澤佳太 (2022). 工場経理部門のサービスが製造部門のコストマネジメントにおよぼす影響. 原価計算研究, 46(1), 74–87.Feeney, O. (2007). Management perspectives on the role of the management accountant as an information providerFriedman, A. L., & Lyne, S. R. (1997). Activity-based techniques and the death of the beancounter. European Accounting Review, 6(1), 19–44.Goretzki, L., Strauss, E., & Weber, J. (2013). An institutional perspective on the changes in management accountants’ professional role. Management Accounting Research, 24(1), 41–63.Hopper, T. M. (1980). Role conflicts of management accountants and their position within organisation structures. Accounting, Organizations and Society, 5(4), 401–411.Maas, V. S., & Matějka, M. (2009). Balancing the dual responsibilities of business unit controllers: Field and survey evidence. The Accounting Review, 84(4), 1233–1253.McKinsey & Company (2016). Are today’s CFOs ready for tomorrow’s demands on finance? McKinsey Global Survey.Nitzl, C., & Hirsch, B. (2016). The drivers of a superior’s trust formation in his subordinate: The manager–management accountant example. Journal of Accounting & Organizational Change, 12(4), 472–503.Sleesman, D. J., Conlon, D. E., McNamara, G., & Miles, J. E. (2012). Cleaning up the Big Muddy: A meta-analytic review of the determinants of escalation of commitment. Academy of Management Journal, 55(3), 541–562.【出演者】鷲巣大輔(わしず・だいすけ)『FP&Aのすべて』(ダイヤモンド社)監訳者。FP&Aアーキテクトとして複数の企業でFP&Aヘッド・CFOを務め、現在は大学院で教えながら、研究者・コンサルティングファームのアドバイザーとしても活動しています。X:https://x.com/WashizuD?s=20【フォロー・お便り】番組に興味関心のある方は、ぜひフォローをお願いします。感想・メッセージ・取り上げてほしいテーマなどお寄せください。insight@fpalabo.comMusic: Spark of Inspiration by Shane Ivers - https://www.silvermansound.com
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    28 分
  • #8・AIに計算を任せた後、FP&Aは何を担うのか:岡野原大輔『ヒトとAI』
    2026/10/11

    AIが計算や分析を担う時代に、FP&Aには、意思決定権者が責任を持って選べるよう支える役割が求められます。岡野原大輔『ヒトとAI』を手がかりに、人が目的・許容できる損失・投資額の上限・再判断の担い手を先に決め、AIが実現できる形を探索する役割分担を考えます。投資案件を題材にした実験から、問いを「やるか、やらないか」から「どう実現するか」へ変えることと、分析の先にあるFP&Aの役割を捉え直します。


    【主な内容】

    ・『ヒトとAI』が示す判断と責任の関係と、責任を事前に配置する考え方

    ・AIの探索に先立って、目的・許容損失・投資額の上限・再判断の担い手を決める

    ・部品調達の投資案件を題材に、実現できる条件をAIと探し、意思決定権者の判断を支える


    【タイムスタンプ】

    00:00:00 『ヒトとAI』から考える判断と責任

    00:09:09 FP&Aの測定をAIへ渡し、人に残す仕事

    00:13:43 投資判断を支える事前設計とAIの探索

    00:21:14 部品調達の投資案件をAIと検討する実験

    00:30:14 AIが計算を担った後のFP&Aの役割


    【取り上げた研究・書籍・資料】

    岡野原大輔『ヒトとAI』(岩波新書)


    【出演者】

    鷲巣大輔(わしず・だいすけ)

    『FP&Aのすべて』(ダイヤモンド社)監訳者。FP&Aアーキテクトとして複数の企業でFP&Aヘッド・CFOを務め、現在は大学院で教えながら、研究者・コンサルティングファームのアドバイザーとしても活動しています。

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    33 分
  • #7・数千億の投資失敗はなぜ止められない?FP&Aの真の存在意義
    2026/10/04

    FP&Aが信頼を得る目的は、選択肢が残るうちに意思決定に関わり、意思決定権者を勝たせることです。研修で答えられなかった「社長の大型投資をどう止められたか」という問いを起点に、信頼を積むことや会議に呼ばれることの限界を捉え直します。小さく始める、引き返せる条件を決めるといった「条件付きのイエス」の設計と、最初の一歩を支えるCFOの役割を扱います。


    【主な内容】

    ・信頼を積むことと、意思決定に影響を与えることの違い

    ・選択肢が残る段階から、投資を小さく始める条件や引き返せる条件を設計する

    ・FP&Aが早い段階から意思決定に関われるよう、CFOが信用を貸して伴走する


    【タイムスタンプ】

    00:00:00 FP&Aは制度と信頼で機能するのか

    00:09:08 投資判断を分けた「選択肢」の有無

    00:16:40 信頼と「呼ばれること」の限界

    00:23:52 意思決定権者を勝たせる「条件付きのイエス」

    00:32:31 CFOが支えるFP&Aの最初の一回転


    【取り上げた研究・書籍・資料】

    Morales, J., & Lambert, C. (2013). Dirty work and the construction of identity. An ethnographic study of management accounting practices. Accounting, Organizations and Society, 38(3), 228–244.
    韓非『韓非子』説難篇.(金谷 治 訳注 (1994).『韓非子』第一冊. 岩波文庫.)


    【出演者】

    鷲巣大輔(わしず・だいすけ)

    『FP&Aのすべて』(ダイヤモンド社)監訳者。FP&Aアーキテクトとして複数の企業でFP&Aヘッド・CFOを務め、現在は大学院で教えながら、研究者・コンサルティングファームのアドバイザーとしても活動しています。

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    35 分
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