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CULTIBASE Radio

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著者: CULTIBASE(安斎勇樹、ミナベトモミ)
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このコンテンツについて

CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。CULTIBASE(https://www.cultibase.jp/)のサイトでは、組織づくりの実践知や最新理論を、記事や動画でも配信中! CULTIBASE Radioへの感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。 ▼CULTIBASE https://www.cultibase.jp/ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト https://mimiguri.co.jp/ パーソナリティー: 安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO) ミナベトモミ(株式会社MIMIGURI 代表取締役 Co-CEO)CULTIBASE(安斎勇樹、ミナベトモミ) 経済学
エピソード
  • 「なんとかリーダーシップ」ありすぎ問題|CULTIBASE Radio #85
    2025/12/10
    ▼お知らせ▼このたび「読者が選ぶビジネス書グランプリ2026」に、安斎勇樹 著『冒険する組織のつくりかた 』が「マネジメント部門」にノミネートされました!新時代の組織づくりとして冒険的世界観を提唱する「冒険する組織のつくりかた」に、ぜひ投票をお願いいたします!投票は、無記名(メールアドレス+所属は個人でも可)、1分程で完了します。▷投票はこちらから https://entry.business-book.jp/entry/list今回のテーマは「リーダーシップ」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要ミナベが執筆中の書籍のテーマであるリーダーシップ論を手がかりに、二人が「リーダーシップとは何か」「組織にリーダーシップがどう存在するべきか」を話しました。ミナベは、世の中には「○○リーダーシップ」という概念が多すぎて、結局どれを指しているのかが曖昧になっていると感じており、その整理方法を模索していると語ります。そこで紹介されるのが、研究者ブルース・アボーリオが提示した「リーダー・フォロワー・コンテクスト(状況)」という三角形モデルです。リーダーの資質だけでなく、フォロワーの姿勢、さらには置かれた状況がそろわなければリーダーシップは成立せず、この三者が相互作用して初めて機能するという考え方です。安斎は、この視点によって「リーダーシップは個人の属性ではなく関係性である」ことが明確になると説明します。三角形がチーム内で循環することで、リーダーの役割が固定化されず、メンバー全員が状況に応じてリーダーとなる「共有型(シェアド)リーダーシップ」の状態が生まれると語られます。また、組織内に複数の三角形が存在し、チームごとに自律的なリーダーシップが発揮されている状態を「分散型リーダーシップ」と位置づけ、現代の複雑な組織に適した形であると整理。しかし一方で、独裁的なリーダー、盲目的なフォロワー、閉塞したコンテクストが重なると「トキシック・トライアングル」と呼ばれる危険な構造になり、組織崩壊を招く可能性がある点にも触れられます。ミナベは、三角形モデルをただ分類しても実践にはつながりにくいのではないかと疑問を提示。そのうえで、「探究の三角錐」の概念と結びつけることで、より意味のあるリーダーシップ論になるのではないかと語ります。探究の三角錐とは、人と人を直接つなぐのではなく、共通の探求テーマという“もう一つの頂点”を介して関係を構築するという考え方です。ミナベは、リーダー・フォロワー・コンテクストに「探究」という視点を加えることで、単なる役割論を超えて、組織がどこに向かうのかという方向性を共有できるのではないかと提案。最終的に二人は、リーダーシップを「関係性×探究」として捉え直すことで、概念に振り回されない実践的な組織づくりが可能になるのではないかと締めくくりました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク「オーセンティック・リーダーシップ」の誤解?自分らしさをつくるために、ときに壊す必要性:連載「リーダーシップ教育の最前線」第9回https://www.cultibase.jp/articles/11445現代のマネージャーが直面する“4つの矛盾”とは?:「企業中心」から「人中心」に移行するマネジメントの現在地https://www.cultibase.jp/articles/11639組織の周縁/中心を好む人材を包摂する「中空構造」の経営|CULTIBASE Radio #42https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/core-edge-leadership▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp...
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    30 分
  • あなたはどのタイプ?起業家の5類型とその変遷|CULTIBASE Radio #84
    2025/12/03
    今回のテーマは「起業家の5類型」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は、安斎が提示した起業家(アントレプレナー)の五つのタイプを基に、ミナベの起業家としてのキャリア変遷が探求されました。安斎は、起業家が事業を運営する上での志向性や優先順位に基づき、自分の専門技能を武器にする「エキスパート型」、プロダクトのスケールを最優先する「グロース型」、社会課題の解決に動機を持つ「ソーシャル型」、自分の暮らしを最優先する「ライフスタイル型」、そして自分の興味を探求し続けることを事業スキームとする「クエスト型(探求型)」の五類型を提案。ミナベは、自身のキャリアの出発点は、大企業になじめず「年収300万円で週休四日」など自分の生活を優先した「ライフスタイルアントレプレナー」であったと明かしました。しかし、子供の誕生を機に、生活を支えるためにスキル磨きを始め、「エキスパートアントレプレナー」を目指すに変遷し、その後、優秀なメンバーの加入や自社のウェブサイトが高い評価を得たことで、事業成長を志向する「グロースアントレプレナー」の要素が加わりました。特に、元々実験が好きだったミナベは、会社を探求のフィールドとして活用し始め、実験的な組織作りを行う「クエストアントレプレナー」的な要素が最も強くなったと語り、当時の自身を「本業がコンサルで、ドングリが趣味」と表現しました。ミミグリの現在については、クエストアントレプレナーの割合が最も大きく、それにグロース型と、40歳を過ぎて芽生えた「社会にいいことをしたい」という動機によるソーシャルアントレプレナーの要素が加わっていると分析しました。安斎は、ミミグリのビジネスモデルが「探求すればするほど儲かる」バリューチェーンを組み込むことで、グロースの顔をしながらもクエスト的な活動をサスティナブルに維持できているといいます。一方、安斎自身は、立ち上げ当初から研究者としてのクエストアントレプレナーがベースにありましたが、一時期は仕事の増加によりスキル切り売り的なエキスパート型に偏りすぎた経験から、クエスト中心のスタイルに回帰したと述べました。安斎は、ソーシャルアントレプレナーの自認が「ゼロ」であることを、42歳と40歳という年齢差かもしれないと話しつつ、興味探求が消え入らない起業家戦略の重要性を強調して議論を締めくくりました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク経営学の前に、経営はあったー【連載】転換しつづける経営観 第1回https://www.cultibase.jp/articles/constantly-changing-view-of-management CxOになるための“要件”とは。必要な資質とスキルセットを語る|最高の組織づくり〜ベンチャーCxOの葛藤〜 #25https://www.cultibase.jp/radios/venture-radio/ssz25 コミュニティマネジメントを読み解く:協働が社会を変える「制度的起業家」の実践知https://www.cultibase.jp/articles/community-design-2 ▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
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    31 分
  • 上手に調子に乗る力|CULTIBASE Radio #83
    2025/11/26

    今回のテーマは「上手に調子に乗る力」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。

    番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。


    ▼概要

    今回は、「いい調子の乗り方」というテーマについて話しました。ミナベは、調子に乗っているときはパフォーマンスが高いが、乗りすぎると周囲にネガティブな影響を与え、逆に調子が悪い時に落ち込みすぎると周囲の不安を招くというジレンマを提示し、このバランスの取り方を安斎に問いました。


    安斎は、調子に乗ることはモチベーションとパフォーマンスの向上に不可欠であるとし、鍵となるのは「主観と客観のバランス」だと主張し。自身も週に3回ほど「天才だわ」と主観的に思う瞬間があることを告白し、これは過去の自分との比較によって自己の期待値を超えたときの喜びであると説明しました。しかし、同時に偉大な先人たちとの相対評価によって自分の小ささをメタ認知する謙虚な批判的思考も持ち合わせており、この「主観的な天才と客観的な相対評価」という二面性を持つことが、バランスの取れた「調子の乗り方」につながっていると語りました。


    また、調子に乗る感情を健全に表現する方法として「独り言」の重要性を強調し、パフォーマンスが良かったときに「天才かもしれない」と声に出して自分を褒める行為(プライベートスピーチ)が、自己肯定感を高め、次の仕事への意欲につながると述べました。この自己満足的なアウトプットと自己承認が、調子の良さを保つための出発点であると結論づけ、リスナーにも「天才かもしれない」と独り言を言ってみることから始めるよう促して締めくくりました。



    番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。

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    ▼関連リンク

    職場でのレジリエンスの高め方:連載「レジリエンス入門」第2回

    https://www.cultibase.jp/articles/5994


    僕が僕らしくあるために。義務と理想と現実の狭間で揺れる「自己論」とは?|遊ぶマネージャー #5

    https://www.cultibase.jp/videos/playing-manager5


    軽やかに変わり続けるCxOの習慣とは。“セルジオ流”心と場の観察術|最高の組織づくり〜ベンチャーCxOの葛藤〜 #30

    https://www.cultibase.jp/radios/venture-radio/ssz30


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