エピソード

  • 在宅医療業の安全対策を考える(4) タイトなカップリングとルーズなカップリング
    2025/04/27

    前回に引き続き、芳賀繁先生著の「失敗ゼロからの脱却 レジリエンスエンジニアリングのすすめ」という本を基に、在宅医療業における安全対策を考えたいと思います。

    ルーズな結合とタイトな結合のそれぞれのメリット・デメリットを考える。この2つをハイブリッドのように組み合わせていく。シチュエーションによってルーズな結合とタイトな結合を分けてやる、あるいは両方を組み合わせることが重要ということでしょうか。私は、在宅医療現場では特にそういう視点が必要ではないかと考えています。

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    7 分
  • 在宅医療業の安全対策を考える(3)まちがえる脳からレジリエンスへ
    2025/04/20

    まちがえる脳を前提に安全対策は講ずべきという話をしました。

    今回から、そんな前提条件に合わせた、最新の安全対策理論を開設してくれている「失敗ゼロからの脱却 レジリエンスエンジニアリングのすすめ」を底本に考えてみます。

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    7 分
  • レジリエンス resilience ‐在宅医療業の安全対策のキーワード‐
    2025/04/13

    レジリエンス resilience は在宅医療業の安全対策のキーワードと考えます。

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    1 分
  • 在宅医療業の安全対策を考える(2)まちがえる脳を前提にするということ
    2025/04/06

    在宅医療業における医療安全を考えるについての2回目です。今回は「まちがえる脳」という著作を元に「まちがえる脳を前提にすべきである」理由について考察したいと思います。

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    8 分
  • 在宅医療業の安全対策を考える (1)ヒューマンエラーを裁くのが安全対策ではない - インシデントレポートから考えたこと -
    2025/03/30

    私は在宅医療という業を行っていますが、この仕事をしていると様々な失敗を経験します。

    幸い、大きな事故にまでは至りませんでしたが、1つ間違えれば大事だったケースもありました。

    コロナ禍以降、在宅医療の仕事の依頼は急増していますし、内容も複雑化して時間に追われることが多くなりました。

    また患者宅という自分のホームではないところで、いろんな業務を並行して行っていることによって、エラーが起きやすい側面があります。

    この度、そんな在宅医療業と医療安全について考察したことを私なりにまとめてみました。

    第1回目は、 ヒューマンエラーを裁くのが安全対策ではない - インシデントレポートから考えたこと -をテーマにお話します。

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    15 分
  • 往診現場のACP(3) 2ndステージの治療ゴールの設定こそが肝である。
    2025/03/22

    往診現場でのACPについて話しを進めます。

    今日も中川俊一先生の「あなたのACPはなぜうまくいかないのか?」から考えてみたいと思います。この著書でも何度も繰り返されていますが、2ndステージの治療ゴールの設定こそが肝なのです。

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    5 分
  • 往診現場のACP(2) 3ステージプロトコルを踏まえる
    2025/03/07

    往診現場のACPをテーマにお話したいと思います。

    今回、「あなたのACPはなぜうまくいかないのか?」という中川俊一先生の著作の第1章の冒頭部分を基に考えてみたいと思います。

    意思決定支援の会話は3ステージを意識することが大事です。これは往診現場でも、往診現場だからこそ特に必要なことだと実感します。症例を提示します。

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    9 分
  • 往診現場のACP(1)医療介護チームの力量
    2025/02/23

    往診現場のACPについて考えます。ACP、アドバンストケアプラニングは在宅医療では日常ですが、その中でも往診現場のACPについて考えていこうと思います。

    ACPは医療介護チームの力量にも左右されます。

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    6 分