エピソード

  • 夏休みの自慢と二学期のめあて #017【40年目のホームルーム】
    2026/10/05

    学級通信第12,13号は、1989年、夏休み明けの教室。
    ここに書かれているのは、「夏休みに頑張ったこと」ではなく、「夏休みの自慢」でした。

    これは1学期の終業式で渡した通知表を戻してもらうときに、一人ひとりの子供たちと面談をして、夏休みの自慢と2学期の目当てを1人ずつから直接聞き取ったものです

    早起きをしたこと。家の手伝いをしたこと。泳げるようになったこと。勉強を続けたこと。
    並んでいるのは、決して大げさな自慢ではありません。でも読んでいると、どの言葉にも「自分なりに、ここは頑張ったよ」という小さな誇らしさがにじんでいます。

    今なら「頑張ったこと」と言い換えてしまいそうですが、あえて「自慢」と呼ぶことで、子どもたちは自分のよさを自分の言葉で認めています。
    その自慢が、なんとも素朴で、少し照れくさくて、妙にかわいらしいのです。

    そして、夏休みが終われば二学期の始まり。
    「今度はこんなことを頑張りたい」と、新しい目当てをたてる子どもたち。

    自分の頑張りを一度きちんと認めて、それを次の一歩につなげていく。
    40年近く前の学級通信「あしあと」から、そんな子どもたちの声と、夏休み明けの教室の空気を振り返ります。

     学級通信やテキストはこちらをご覧ください https://fueki-niwa.com/tsurezure-20/

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    18 分
  • AIが5年生1学期のまとめをするとどうなる?#016【40年目のホームルーム】
    2026/09/08

    『不易の庭ラジオ・40年目のホームルーム』へようこそ。ちょうど今回の第11号で、40年前の学級通信『あしあと』の1学期分、夏休み前の記録がひと区切りとなります。そこで今回は、AIがこの1学期の歩みをどう総括したのか、その音声解説を皆さんにお聴きいただきたいと思います。40年前の子どもたちの熱量と、今届いている元子どもたちの声を、AIがどう紡いだのか。どうぞお聞きください。

    不易の庭HP テキストはこちらです  https://fueki-niwa.com/tsurezure-19/

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    15 分
  • お母さんの手記 #015【40年目のホームルーム】
    2026/09/06

    今回の学級通信は、1989年5月29日発行の「あしあとNo.11」

    「時間をはかって勉強したよ」「薬を直して持ってきたよ」
    子どもたちの何気ない行動を通して見えてきた、家庭での小さな成長。

    「あしあと」No.11には、子どもの変化を喜ぶお母さんの声と、「家庭奉仕の日」に家の仕事に取り組んだ子どもたちの姿が残されています。

    皿洗い、洗濯、風呂掃除、庭の草取り。
    40年近くたった今読み返してみると、そこには「勉強」だけでは測れない、子どもが育っていく姿がありました。

    そして教師だった私もまた、保護者の言葉から子どもの見方を教えられていたのだと思います。
    学校と家庭が、子どもの小さな変化を見つけ合い、喜び合う。そんな関係について、40年後の今、あらためて考えてみます。

    テキストはこちらです   https://fueki-niwa.com/tsurezure-18/

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    10 分
  • 「勉強嫌い」は、本当に勉強が嫌いなのか? #014【不易の種】不易の庭らじお
    2026/08/29

    「不易の庭らじお」には、3つのシリーズがあります。

    シリーズ① 「40年目のホームルーム」40年前に書いた学級通信をもとに、当時の教室を振り返りながら、今の教育や子どもたちについて考えるシリーズ。

    シリーズ② 「縁側だより」学校を取り巻く地域の方々や家庭など、学校の周りにいる人々の子どもへの関わりに目を向け、学校と地域、人と人とのつながりについてお話しするシリーズ。

    そして今回、新しく始まるシリーズ③が、「不易の種」です。

    教員生活の中で出会った出来事や実践、本、言葉などを手がかりに、次の世代へ「恩送り」として残しておきたい教育のよさや、子どもの素晴らしさを、小さな「種」として拾い、お話ししていきます。

    第1回のテーマは、「『勉強嫌い』は、本当に勉強が嫌いなのか」

    きっかけは、16年間大切に残してきた一枚の新聞記事です。

    学校の勉強にはなかなか気持ちが向かなくても、自分の好きなことなら夢中になって調べ、観察し、誰かに伝えたくなる。そんな子どもの姿から、

    「先生と子どもが、人と人として出会うこと」「子どもの世界に招待してもらうこと」「教師もまた、子どもによって育ててもらっていること」

    という三つのことを考えました。

    一見「勉強嫌い」に見える子も、学ぶ力がないのではなく、その子の中にある「学びへの入り口」が、まだ見つかっていないだけなのかもしれない。

    今日の一粒は、

    「子どもの中にある、学びへの入り口を見つける」

    16年前の記事から、今になって芽を出した小さな種です。

    これから「不易の種」では、昔の出来事や一冊の本、誰かの言葉などから、時代が変わっても大切にしておきたいものを一粒ずつ拾っていきます。

    その種が、いつか、どこかで、誰かの幸せの種になるといいなと思います。

    【今回のお話のきっかけとなった記事】静岡新聞 2010年10月10日掲載「子供の感覚見取る目を」浅川陽子先生の教育実践を紹介した記事

    【不易の種】のテキストはこちらからどうぞ ⇨ https://fueki-niwa.com/tsurezure-17/



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    10 分
  • 楽しかったカラオケ大会、ではない・・・ #013【40年目のホームルーム】
    2026/08/16

    初めての学級行事「カラオケ大会」。
    歌って、笑って、みんなで盛り上がった。
    40年前の私は、そんな一日の出来事として
    この学級通信を書いていたのかもしれません。

    ところが今回、当時の教え子から届いた感想には、
    カラオケ大会そのものの記憶は少し曖昧ながら、
    「勉強も遊びも徹底的にやる。
    何事も一生懸命は素敵ですよね」という言葉がありました。

    さらに、同じ紙面に載せたお母さんの手記を読んで、
    「今も昔も、子育ての根本は変わらない」
    とも感じてくれたようです。

    それを読んで、今度は40年後の私が驚きました。
    ああ、これは単に楽しかったカラオケ大会の話では
    なかったのかもしれない、と。

    体調を崩した友達を気づかう子がいて、
    戸惑いながらも輪の中に入っていく子がいて、
    保護者のまなざしがあり、教師の願いもあった。

    その一つ一つを重ねながら、
    あのクラスは少しずつ「学級」になっていったのかもしれません。

    出来事の細かな記憶は、40年たてば薄れていきます。
    それでも、不思議と残っているものがある。
    教え子の言葉を通して、
    今になって私自身が、あの日の教室を教え直してもらっています。

    学級通信とテキストはこちらです https://fueki-niwa.com/tsurezure-16/

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    11 分
  • つながれば、何とかなる #012【縁側だより】
    2026/08/12

    40年ぶりの家庭訪問をきっかけに出会った、元・北小学校のS型デイサービス。笑い声が響く教室で育つ、ボランティアと利用者のあたたかなつながりを訪ねます。合言葉は――「つながれば、何とかなる。」

    テキストや写真はこちらから https://fueki-niwa.com/tsurezure-15/


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    13 分
  • #011【40年目のホームルーム】もえてます! 8秒間走
    2026/08/02

    「今日の黒板です。:「もえてます! 8秒間走」1989年5月8日発行の学級通信「あしあと」No.9で当時の運動場にタイムスリップ!今回の学級通信は、#009あしあとNo.7クラスに暗雲「このクラスは住みやすいか?」のリベンジ回になります。体育の借りは体育で返す、そんな気持ちで行った授業の模様です。
     この授業では、子どもたちの素晴らしい頑張りが見られるようになってきた・・・そんなワクワクの展開となっていきます。2週間前の体育の時には、まるでやる気がないように見えた子どもたちが、わずか約2週間でまるで別人のような表れを見せたのです。
     というよりは、もともとこの子どもたちは、すごいエネルギーをもっていたにもかかわらず、そのエネルギーを使う場がなかったのかもしれません。
     教師なりたての頃に、先輩から教えられた「どの子も本来は、できるようになりたい、やってみたい、と思っている存在である」「困った子はいない。困っている子がいるんだ」という言葉を思い出します。

     学級通信、テキストはこちらへどうぞ ⇨ https://fueki-niwa.com/tsurezure-14/ 

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    13 分
  • #010【40年目のホームルーム】道徳「あざらしは、うすぎたない金のために」
    2026/07/23

    「今日の黒板です。:『あざらしは、うすぎたない金のために』1989年4月28日発行の学級通信「あしあと」No.8で当時の教室にタイムスリップ!今回は、道徳の授業の資料を学級通信にして、家の人にも読んでもらいました。地元の自然の良さに引き続き、動物愛護の精神を学びます。動物のことが心配になりすぎて、お肉を食べたくなくなってしまう子も!

    今回は、特別に担任の実践記録をもとに当時を振り返ります。

    学級通信、テキストはこちらへどうぞ → https://fueki-niwa.com/tsurezure-13/

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    12 分