エピソード

  • 第96回【ゲスト回】「国際結婚で見えた世界と、私自身の変化(ベトナム編)」
    2026/03/09

    ベトナム人のパートナーとの結婚生活、そして娘さんの子育てを通じて、自分の中の「当たり前」がどう変わったか、日本という国をどう見つめ直すようになったか。そんな、自分自身の「考え方の変化」に焦点を当てて話を聞かせてもらいます。


    ◆ 出会いと、最初の驚き

    ・結婚前に持っていた「ベトナムのイメージ」と、実際に深く関わって一番「良い意味で裏切られた」こと。

    ・交際中や結婚当初、ぶつかった「文化の壁」は何だった?どうやって二人で乗り越えた?

    ◆ 家族観と文化の深い違い ・ベトナムの「家族の絆の濃さ」をどう感じる?(日本の親戚付き合いとの違いなど)

    ・「言わなくても察する(日本)」vs「はっきり言う(ベトナム)」。コミュニケーションの違いで戸惑うことはある?

    ・正直、日本の文化より「ベトナムのこの考え方の方が合理的でいいな」と思って取り入れていることは?

    ◆ 子育てと未来、そして自分自身・娘さんには、ベトナムのどんな「精神」や「価値観」を受け継いでほしい?

    ・日本で育てる中で、言葉や文化の教育方針でパートナーと意見が割れることはある?

    ・ベトナム文化という「鏡」を通して見て、初めて気づいた「日本のここが変だ」と思うところ。

    ・逆に、「やっぱり自分は骨の髄まで日本人なんだな」と痛感する、譲れない部分は?

    ・結婚を決意した頃の自分に、今アドバイスできるとしたら何て声をかける?

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    43 分
  • 第95回「2026年春闘白書を大解説!物価高と、数字から見える『働く現場』のリアル」
    2026/02/26

    「賃上げ1121円、でも世界と比べると……?」

    今回の「メタ認知の智層」は、2026年春闘の大きなテーマである「みんなで一緒に賃上げ交渉」について、最新データをもとに深掘りします。

    ・統計の裏側にある「消えた労働時間」:毎月勤労統計と労働力調査の間に存在する「200時間の差」とは?

    ・ジェンダー指数の衝撃:なぜ日本の男女賃金格差は埋まらないのか。家父長的な社会構造と企業の利益モデルの相関。

    ・高齢者と年金のシビアな現実:働く高齢者の7割以上が非正規という実態と、物価高に追いつかない年金給付。

    ・「国保」が高すぎる理由:同じ年収でも健保組合の2倍?子育て世帯に重くのしかかる均等割の課題。


    「白書」という公式文書から見えるのは、単なる数字ではなく、私たちの生活の「生存戦略」そのものです。


    今の日本の労働現場で何が起きているのか、そして、より良い働き方を作るために何が必要なのか。社労士試験の知識を現実に繋げる、学びの多い30分をお届けします。

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    37 分
  • 第94回「なぜ花嫁は顔を隠すのか?日本女性の生存戦略と美意識について」
    2026/02/15

    本エピソードでは、日本の伝統的な婚礼衣装に欠かせない「綿帽子」や「角隠し」のルーツを深掘りします。女性が顔を隠す習慣は、単なる「慎み」の象徴ではなく、平安時代の通い婚における「防御」の手段や、身分・労働環境に紐付いた「社会の鏡」でもありました 。


    9世紀末の儒教の影響から始まり、江戸時代の装飾化、そして現代の婚礼形式へと至るまでの1000年にわたる変遷を分析 。顔を隠すという行為が、いかにして「抑圧」から「格式」や「自己表現」へと意味を変えてきたのか、その知恵の層を紐解きます 。

    「結婚式で花嫁が顔を隠すのは、当たり前の光景だと思っていませんか?」

    今回の「メタ認知の知恵階層」は、衣服に刻まれた「日本社会の価値観の変遷」をテーマにお届けします。

    「隠す」は「守る」だった?:平安時代の女性にとって、顔を隠すことは望まぬ視線から身を守るための「防御技術」でもあったという意外な側面 。

    庶民と貴族の差:労働する女性には被り物がなかった?生活実態と道徳のリアルな関係性 。

    角隠しの衝撃の由来:明治期に強まった「従順であれ」というメッセージと、仏教的価値観の融合 。


    江戸中期以降、被り物は単なる「隠し物」から、顔をチラ見せする「美の演出」へと変わっていきました 。現代に残る綿帽子や角隠しには、長い年月をかけて凝縮された「慎み」と「願い」が込められています 。歴史を知れば、披露宴で見かける花嫁の姿が、きっと今までとは違った重みを持って見えてくるはずです。

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    23 分
  • 第93回「納得できないを解決する 労働5判例!労基法の年休と労働時間を深堀!」
    2026/01/26

    今回の配信では、私たちの生活に密接に関わる「労働時間と賃金」、そして「年次有給休暇の権利」をテーマに、5つの重要な労働判例を詳しく紹介します 。


    労働基準法における労働時間の規制や割増賃金の支払い規定について、実際の裁判事例から理解を深めていきましょう 。


    移動時間のナゾ: 作業現場までの移動時間が労働時間にあたるか、賃金が発生するか争われたケース 夜勤の賃金算定: 夜勤時間帯の割増賃金を計算する際、どの手当を基礎に含めるべきかという実務的な問題 。


    コロナ禍の有給休暇: 家族の結婚式のために申請した有給が、感染状況を理由に会社側の「時季変更権」で拒まれたトラブルと、その判決 。


    労働者が指定した時季に休暇を取得できるよう、会社側にどのような配慮や権利行使が求められるのか 。


    争点になりやすい部分や試験のポイントも交えながら、自分たちの働き方と権利を守るための知識を一緒に学んでいきましょう 。

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    31 分
  • 第92回「歴史と雑誌から紐解く、日本の女性ジェンダー史」
    2026/01/13

    今回の配信では、「制度」「名前」「雑誌」という3つの視点から、日本の女性が歩んできた歴史を深掘りします。

    私たちが「当たり前」だと思っている価値観は、実は時代によって巧妙に作られてきたものです。例えば、現代でも議論が続く「夫婦別姓」。


    実は夫婦同姓が法律で定められたのは明治時代以降であり、それ以前の日本には全く異なる名前の文化がありました。

    女性の名前が「個人」を表すものではなく、家や役割に付随する「社会的な記号」だった時代を振り返ります。

    また、日本初の女性による文芸誌『青鞜』から、今なお続く『婦人公論』への変遷にも注目します。

    理想を掲げた少数の思想運動から、より多くの女性の「日常と現実」に寄り添うメディアへ。雑誌が映し出してきた女性たちの欲望、憧れ、そして葛藤の100年を読み解きます。

    歴史を知ることは、今の私たちが縛られている「当たり前」を問い直すこと。フェミニストの視点から選んだ参考文献と共に、文化と女性の地位の変化を再考していきましょう。

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    33 分
  • 第91回「令和6年重要事件!労働判例5つを解説!」
    2025/12/11
    今回は令和6年度に出された判例、命令より重要なものをピックアップしてお届けします。令和6年には122件が労働判例としてあげられています。「事業場外労働」や「転勤」、「労災」など、働く人なら知っておきたいトピックばかりです。少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、わかりやすく噛み砕いて話していこうと思います。1.協同組合グローブ事件要旨:外国人技能実習生の指導員に対する事業場外労働のみなし制度の適用。事業場外労働のみなしとは、事業者が働いた時間を把握することが難しい場合に、必要な時間は働いていたことにできる制度。この判例では、労働者が提出した労働日報を根拠に、実際に働いている時間が法定労働時間を超えているとして、未払いの残業代を請求した。1審では業務日報をもとに労働時間の算定が可能であると判断されため、不服として再審を求めた。詳細:・実習担当者として、技能実習生の渡航の相談対応、実習状況の確認、生活指導、来日時の送迎、トラブルへの対応、通帳の作成補助、病気、ケガなどへの対応など業務が多岐にわたっていた。・業務日報には行先や業務内容だけでなく、面談内容などを詳細に記載していた。労働者は、訪問の予約などのスケジュールは自分で管理していた。・休憩時間や現場からの直帰も認められ、会社から逐一の報告指示を受けていなかった。・会社では日報をもとに労働時間の把握ができた場合には残業手当を支払っていた。判決:会社が労働時間を算定し難いと判断するかを、きちんと審理するために原審に差し戻した。2.滋賀県社会福祉協議会事件要旨:福祉用具の修繕、製作を業務とする労働者が同意なく総務課に移動となった。労働者は業務内容を限定して採用されていたため、配置転換に関して権限がなかった。移動に関する辞令が権利の乱用であるとして損害賠償を請求した。詳細・福祉用具のセミオーダー化に伴い、10年間で100件から5件以下に受注件数が減っていた。・法人は年間数件しかない受注に35万円の月給が見合わないと判断した。・法人は福祉用具の制作を中止し、県から承認を得た。・1審、2審では経営状態を鑑みて、客観的合理性があるとして、権利の乱用に当たらないと判断した。判決:労働者と使用者との間で、職種や業務内容を特定のものに限定する合意がある場合は、個別的同意がなければ移動や配置転換を行う権利を有しないと判断し、違法であるとした。3.あんしん財団事件要旨:メリット制適用の事業者の労災支給の取り消しを求めた事案。労災保険料は、労働災害は少ない事業者の保険料率を下げて、労働災害が多い事業者の保険料率を引き上げるメリット制が適用される。事業者はメリット制の適用により、労災保険料率が引き下げられていた。労働者が精神疾患を発症し、労基署が療養補償給付、休業補償給付の支給決定をした。事業者は、労働保険料の引き上げをされると負担が大きくなるとして、労災給付の支給決定取り消しを求める請求をした。詳細:・1審では、労災給付の支給決定により労働保険料額が増大し、事業者に直接的な不利益が生じるおそれもあることから、事業者の支給決定取り消しを求める権利を認めた。・精神疾患に関する労災の支給処分は申請から支給決定が確定するのに、長い時間を要し、業務起因性に関しても証拠が固まるまで何度も審理が必要。・労災補償の目的は労働者の迅速かつ公正な保護であり、労働保険料確定の要素と判断するまで待てない。判決:労災の支給決定が、すぐに労災保険料に反映されるものではないため、取り消しの請求は認めないとした。4.山本サービス事件要旨:住み込み家政婦兼介護ヘルパーの労基法違反訪問介護及び家政婦紹介の会社から訪問介護員として派遣されていた労働者が7日にわたり住み込みで家事、介護に従事した。退勤後、急性心筋梗塞にて死亡したため、遺族が労災請求を行ったが、不支給となったため審査請求をした。1審では家事使用人に該当すると判断されて棄却されたが、2審で処分が違法であるとした。詳細:・介護家事業務に...
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    39 分
  • 第90回「大人の算数障害 ~国語は得意な私が、推論と計算で迷子になる理由~」
    2025/12/01

    「学習障害(LD)」という言葉の傘の下には、読むのが苦手なタイプ、書くのが苦手なタイプ、そして計算や推論が苦手な「算数障害(ディスカリキュリア)」の3つのタイプが存在します 。今回は、国語は得意なのに算数機能だけがピンポイントで故障しているパーソナリティのゆきが、自身の「脳の凸凹」について語ります 。

    私の脳内事故ファイル(実例)

    【推論機能の障害】 冷蔵庫に玉ねぎがないだけで料理がストップしてしまう。マニュアル以外の応用が効かないメカニズム 【数量概念の欠如】 数字は読めるけれど、その「量や重み」を感じるセンサーが弱いため、クレジットカードを使うと予算管理ができなくなる悩み 。

    【空間認知の障害】 地図を見ても現在地が分からず、左右の指示も瞬時に判断できない苦労 。

    3. 合併する特性と対策ADHDや聴覚情報処理の課題も抱える中、「直感」を「論理」に変換するのが苦手な自身の脳を「PCのスペック表」に例えて解説します 。「できないこと」を数えるのではなく、自分の特性に合った道具を使うことで生き抜くヒントをお届けします 。

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    33 分
  • 第89回「労働災害大解剖!解き明かす心理的負荷のメカニズムの謎」
    2025/11/17
    今回は、労働災害補償法より、労災事例と、具体的な判断方法について話をします。ここ数年間の社労士試験で精神疾患の労災認定に関する出題が多くなり、判断基準や事例も複雑化している傾向にあります。労災の判断をするには、順序があります。労災請求→疾病の該当→発病時期→当事者の主張→事実認定→心理的負荷の評価→全体評価→業務上認定→支給決定パワハラ、カスハラなど、業務に起因するストレス要因により、精神疾患が生じた場合は、原因の心理的負担を「弱」「中」「強」で判断をします。心理的負担の判定の強度により、労災給付の金額が変動する仕組みになっています。では具体的な事例を見ていきましょう。1.勤務が原因で適応障害になった件認定事実:①「聞かなくてもわかるだろ」「なんで聞いてこないんだ」と日常的に怒鳴られた。②業務上のトラブルで、認識違いが生じた際には上司が大声を上げて、他部署の従業員が上司を止めに入った。③他部署から見ても怒り方に恐怖を感じるほどであった。判定:強審査会の審議中に上司は「礼儀がなってない、うなづき方が悪い、言い訳が多い」と自己の非を認めず、前任者も「なんでこんなミスをする、殺されたいのか」と発言があったと証言していたため、業務の範疇を超えていると判断。2.上司とのトラブルでうつ病になった件認定事実:①複数回にわたり同じ内容の指導を受けた。②上司から「俺をdisappoint(落胆)とirritate(イライラ)させた!」「幼稚園児みたいに言うな」「未熟、幼稚」と非難された。③上司から会社の意向として本人に業務改善を求めたが、本人から理解が得られず、結果同じ発言を繰り返すこととなった。判定:中会社が業務改善を求めたが、本人が納得せずに同じ内容の話し合いが延々と繰り返されていた。発言の一部を切り取るのではなく、全体評価としてパワハラには非該当として、心理的負担の判断をした。3.育休を取ったら適応障害になった件認定事実:①育児休暇を取得し、主任に復職した。②復職すると、倉庫やカビだらけの冷蔵庫の掃除など雑用指示ばかり与えられた。③待遇について改善を求めたが、事実を知った同僚より「あんたはもう終わってるんだから無駄」と言われた。判定:強復職後に主任職から降格される辞令も出されており、育児・介護休業法違反も認められた。人事に相談したが、なんの処置もされなかったなど、複数の心理的負担が認定された。4.データベース移行でうつになった件認定事実:①取引先からサーバーの移行を求められた。②クライアントの注文は条件が厳しく、納期も短いことを会社が認定しており、取引先とのやり取りに苦痛を感じていることを認識していた。③移行作業は保証対象外の方法を取らざるを得なかった。判定:中厳しい条件下での注文であったが、結果としてクライアントの要望に答えることができたため、想定外の困難な調整は発生していない。保証外の手法は本人の発案で、無事に処理することができていた。5.幼稚園教諭が退職を強要されて鬱になった件認定事実:①園長より2月末に正規職員から嘱託職員、臨時職員への変更を強要された。②拒否をしたが、退職と変更以外の選択肢が与えられなかった。③意見を聞き入れてもらえないことが原因で適応障害を発症した。判定:弱幼稚園には定年退職制度があり、その他従業員も定年後は職種変更をする同じ扱いを受けていることから、園長の言動に違法性がなかった。6.洗車業務に従事していて鬱になった件認定事実:①通勤途中に危険運転の通報を受けていた。②会社からあおり運転について、指導を受け、誓約書を書いていた。③誓約書から数ヶ月後に、危険運転の様子をyoutubeに投稿された。④退職勧告を受けたため、精神的に落ち込んでいた。判定:弱前方車両に異常に接近したこと、センターラインを大幅にはみ出すなどの運転の事実が認められており、解雇について本人もなっとくしていた。7.同僚の事故を目撃して鬱になった件認定事実:①デパートで洗剤のデモンストレーションをしていた際に、洗剤ボトル...
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    35 分