エピソード

  • 一夜語Podcast~2026年2月後半の星空~
    2026/02/12

    2026年2月後半から3月前半にかけての星空案内です。


    0:39

    西の空低くに見えるのは土星。これに加えて、2月20日に東方最大離角となる水星が土星よりも低いところに見つかります。19日には土星と水星の間に月齢2の細い月もやってきて、宵空での競演を楽しむチャンスです。その後、月は27日には空の高いところで木星と並びます。


    2:43

    3月3日ひな祭りの夜に、皆既月食が起こります。19時50分頃に部分食が始まり、次第に欠けていきます。20時4分には皆既の状態となり、赤銅色と例えられるオレンジがかった色味の月が1時間ほど楽しめるでしょう。21時3分には皆既が終わって次第に月の光が戻っていき、22時18分頃には部分食も終わります。日が沈んでから全経過が観察できる好条件、桃の節句の皆既月食を家族や友人などと一緒に楽しんでみては。


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    9 分
  • 一夜語Podcast~2026年2月前半の星空~
    2026/01/27

    2026年2月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:33

    いわゆる冬の星座と呼ばれるエリアには、たくさんの一等星があります。一番低いところに輝くシリウス(おおいぬ座)から時計回りに、プロキオン(こいぬ座)、ポルックス(ふたご座)、カペラ(ぎょしゃ座)、アルデバラン(おうし座)、リゲル(オリオン座)とたどると冬のダイヤモンド(冬の大六角)ができあがります。その中にはベテルギウス(オリオン座)、さらに今の時期ふたご座に位置する木星がダイヤの輝きを引き立てます。また、南の地平低くには、もう一つの一等星、カノープス(りゅうこつ座)もあるので、南が開けたところで挑戦してみてください。


    10:14

    西の空の土星はまもなく見納めです。2月末頃になると薄明の空にだんだんと見えなくなっていきます。代わりに3月以降になると夕空で金星が目に留まるようになってきます。1月上旬に太陽の向こう側を通過(外合)し、この先だんだんと太陽から離れ見つけやすくなります。いつ初めての宵の明星が見えるか、晴れた夕空で探してみては。


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    13 分
  • 一夜語Podcast~2026年1月後半の星空~
    2026/01/12

    2026年1月後半から2月前半にかけての星空案内です。


    0:32

    日が沈むと東の空に-3等級近い輝きの木星が現れます。8つの惑星すべてを足した質量のうち、約7割を占める巨大な天体です。水素が主成分のガス惑星に分類されますが、気体の状態は表面だけで、内部は液体水素、金属水素といったもの。ふわふわの綿あめのようなものでは決してありません。


    4:45

    秋の空に潜むくじら座。88の星座の中で4番目の大きさを持つ星座ですが、絵姿は神話に登場する恐ろしげな化けくじらです。この心臓の星がミラ、ラテン語で不思議、驚きを意味する言葉から名づけられました。およそ330日周期で3~10等級程度に明るさを変える変光星です。星としては進化の最後の段階となり、大きくなったり小さくなったり星自体の大きさが変わる(脈動)ことで明るさが変化します。1月末~2月頃に極大となって目で見える明るさとなるので、その不思議さを思いながら冬の夜空で探してみては。


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    11 分
  • 一夜語Podcast~2026年1月前半の星空~
    2025/12/27

    2026年1月前半から後半にかけての星空案内です


    0:36

    お正月の風物詩、年賀状には干支がよく登場します。2026年は午年。星座には天馬のペガスス座、並びあう こうま座が。また冬の大三角の中にはユニコーン、いっかくじゅう座もあります。夏には半人半馬の いて座やケンタウルス座と、馬に関係する星座はいくつもあります。4日未明にはしぶんぎ座流星群が極大となり、同日、地球が近日点を通過します。遠日点通過は7月、今は7月よりも500万㎞も太陽に近いのです。また7日未明にはレグルス食が起こります。


    7:25

    太陽系の第5惑星、木星が1月10日に衝となります。おおいぬ座の一等星シリウスよりも明るい-3等級近い輝き。星が瞬く夜は気流が乱れ、望遠鏡でも細かな模様が見えないこともあります。気流が落ち着いていると表面の縞模様や、周りのガリレオ衛星がわかる木星。ガリレオ・ガリレイはこの木星の衛星の観察から、地動説の証拠の一つにつなげていったといいます。凍て空に強く輝く木星を観察してみては。


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    12 分
  • 一夜語Podcast~2025年12月後半の星空~
    2025/12/12

    2025年12月後半から2026年1月前半にかけての星空案内です。


    0:38

    夜空には星空の目印として夏の大三角や冬の大三角があります。星座にも、そのまま「さんかく座」があり、ちょうど年末の午後8時頃には天頂近くに昇っています。アンドロメダ座の足元あたりにある3等星と4等星で作る細長い三角。昔はギリシア文字のデルタ(Δ)に見ていたといいます。さらに「みなみのさんかく座」という星座もありますが、こちらは日本の緯度では見ることができません。


    4:33

    今年の大晦日、ちょうど除夜の鐘から新年を迎える頃、月とすばる(プレアデス星団)がとても近いところに並んで見えます。月がまぶしくて肉眼ではわからないので、双眼鏡や望遠鏡で見てみましょう。月の間近に星団の星がいくつか見えるはずです。ちょうど日本では両者が一番近づく頃に年越しとなりますが、アメリカやヨーロッパでの年越しの頃にはだいぶ離れてしまうので、今回は自宅組に有利な星空からのプレゼントといえます。双眼鏡を片手に、ゆく年くる年に思いをはせてみては。


    2025年が終わります。

    たゆまず巡るこの星影が、等しく窓辺を照らしますように。


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    10 分
  • 一夜語Podcast~2025年12月前半の星空~
    2025/11/27

    2025年12月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:38

    夏の大三角はまだ西の宵空に残っており、はくちょう座の北十字はクリスマスツリーに飾る十字架のよう。天頂付近には秋の四辺形があって、西側の星を結んで下に伸ばすと、みなみのうお座のフォーマルハウト、東側の星を結んで下に伸ばすと、くじら座のディフダが見つかります。今年は近くの土星を結び三角形ができあがり、夏の大三角によく似ています。西と南の三角を見比べてみてください。


    4:27

    東の空にぼんやりと見えるのはプレアデス星団、すばるです。肉眼でも6個ほど、双眼鏡を使うとより多くの星が集まっている様子がわかる散開星団。数千万年から1億年程度の年齢の、同時期に生まれた星々の集団です。清少納言の枕草子にも登場するすばる、漢字では「統ばる」となり、一つに集まるという意味を持ちます。すばるに続いて昇る赤みがかった一等星は、おうし座のアルデバランです。


    8:04

    北東の空から見えてくるふたご座は、兄カストルと弟ポルックスに加え、木星も近くにあってまるで三つ子のよう。12月13~15日頃をピークにふたご座流星群も見られます。カストルの近くに輻射点があり、夜半過ぎにはまるで頭のてっぺんから降り注ぐようなイメージとなります。防寒には十分気を付けて、たくさんの流れ星を楽しんでみては。


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    12 分
  • 一夜語Podcast~2025年11月後半の星空~
    2025/11/12

    2025年11月後半から12月前半にかけての星空案内です。


    0:38

    西の空には夏の大三角、天頂付近には秋の四辺形が見つかります。11月下旬の21時頃になると夏の大三角が西の空低くなりますが、反対東の空には冬の星座が広がり、冬の大三角も昇ってきます。東西がよく開けたところだと、この両方をいっぺんに見ることもできるかもしれません。


    4:48

    太陽系の第7惑星・天王星が、おうし座のすばるの近くで衝を迎えます。明るさは6等級、1781年に発見された惑星です。地球の直径の4倍ほどある氷惑星に分類される天体で、自転軸が98度ほど傾いているので、横倒しに回っていると表現されます。秋の四辺形から目をおろしたところにある第6惑星・土星の近くには第8惑星・海王星、西の空のやぎ座にはかつての第9惑星・冥王星もあります。

    天王星ウラヌス、海王星ネプチューン、冥王星プルートにちなみ、元素表の下のほうにウラン、ネプツニウム、プルトニウムの名前が付けられた元素が並んでいます。地球を意味する言葉から名付けられたテルルの上には、月の女神の名がつけられたセレンも。天文学と化学の面白いつながりを思いながら空を眺めてみては。


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    #季節の星空の目印#天王星#天文学と化学

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    12 分
  • 一夜語Podcast~2025年11月前半の星空~
    2025/10/27

    2025年11月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:36

    天頂付近に見つかる秋の四辺形。西側の星を結び下におろすと、みなみのうお座のフォーマルハウト、東側の星を結んで下に伸ばすと、くじら座のディフダが見つかります。この星はデネブ・カイトスと呼ばれていましたが、現在の正式名称はディフダです。そして二つの星と秋の四辺形の間に、今年は土星がやってきていて、秋空に三角を作っています。くじら座と秋の四辺形の間には、うお座も見つかります。

    「たのしみはまれに魚煮て児等皆がうましうましといひて食ふ時」橘曙覧


    7:40

    11月18日に、しし座流星群がピークを迎えます。2001年には一時間に千個以上ともいう流れ星が見られた流星群です。母彗星であるテンペル・タットル彗星が約33年で太陽を巡るのにあわせて大出現を繰り返しています。今年は数は多くないものの、明るい流れ星を見るチャンスはあります。いしいしんじさんの「プラネタリウムのふたご」という作品では、主人公の双子の名前がテンペルとタットルです。冬間近の夜長、本を読みながら宇宙を旅する彗星を思い浮かべてみては。


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    #秋の四辺形#橘曙覧#しし座流星群#プラネタリウムのふたご

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