『プラネタリウム 一夜語 Podcast』のカバーアート

プラネタリウム 一夜語 Podcast

プラネタリウム 一夜語 Podcast

著者: 一夜語(ひとよがたり)
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このコンテンツについて

一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。プラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/一夜語(ひとよがたり) 天文学 天文学・宇宙科学 科学
エピソード
  • 一夜語Podcast~2025年9月後半の星空~
    2025/09/12

    2025年9月後半から10月前半にかけての星空案内です。


    0:37

    9月22日に土星が、続いて24日には海王星が衝となります。地球から見て両者は太陽と反対の方向にあり、見かけ上も同じあたりに位置しています。土星の公転周期は29年半ほど、海王星は約165年です。このためこの先土星は海王星と位置が離れていきますが、再び海王星に追いつくのが36年後の2061年。この年はハレー彗星が帰ってくる年でもあります。


    4:46

    9月23日は秋分の日。春分の日や秋分の日は昼と夜の長さが同じ日ではありません。日の出、日の入り時に太陽が地球の大気によって浮き上がって見える大気差、そして、日の出と日の入りの定義によって、昼のほうが長くなります。

    また、一年も春分、秋分で均等に分けられているのではなく、冬側の秋分~春分の日数の方が短いのです。これは地球の軌道が楕円で、1月初めころに太陽に最も近づき、このあたりの公転スピードが速くなるためです。日本の冬の時期、太陽に一番近いのは不思議な感覚ですが、四季は地軸の傾きによって生じています。正月明けの冬の太陽を見たときには、本当は夏よりも太陽が近いことを思い出してみては。


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    #土星#海王星#秋分の日

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    12 分
  • 一夜語Podcast~2025年9月前半の星空~
    2025/08/27

    2025年9月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:39

    2025年9月8日に皆既月食が起こります。8日の未明なので、7日の晩から準備をしましょう。欠け始め(部分食のはじまり)は午前1時27分頃、皆既(かいき:地球の影(本影)にすべて隠されている状態)となるのが2時半です。1時間23分ほど皆既が継続し、その後月の光は戻っていきますが、夜明けも近く、月も西の地平線へと沈みゆき見づらくなっていきます。

    次に日本でみられる皆既月食は来年3月3日の日没後、その次は2029年、新しい年が幕を開けた直後、元日の未明です。


    7:48

    土星が見ごろとなってきました。南東の空で並ぶ明るい星二つのうち、北側が土星です。今年は約15年に一度の土星環消失の年。幅の割に大変薄い土星のリングを真横から見る位置にきて、細い線が刺さったような姿で観察できます。土星らしくないものの、珍しい姿ですので、ぜひ機会を見つけて観察してみては。


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    #皆既月食#土星環消失

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    11 分
  • 一夜語Podcast~2025年8月後半の星空~
    2025/08/12

    2025年8月後半から9月前半にかけての星空案内です。


    0:36

    8月中旬から下旬の夜明け前には、明るくよく目立つ金星、木星が見え、8月19日に西方最大離角となる水星も低いところに見つけられます。そして20日、21日頃には細い月も加わって、「月、水、木、金」と平日の曜日の天体たちが集います。日々の位置関係の変化が肉眼で楽しめるので、早起きをしてご覧ください。


    3:41

    今年の旧暦7月7日、伝統的七夕の日は8月29日です。空高くに織女星・ベガと牽牛星・アルタイルが向かい合い、その中を流れるのが天の川。天の川の正体はたくさんの星の光、私たちの太陽系を含む2000億以上もの恒星が大きな集団を作る銀河系を中から見ている姿です。渦を巻いた円盤型の銀河系の、その中心から少し離れたところに太陽系があります。銀河系は回転しており、太陽系が一周するのにかかる時間は2億~2億5千万年ほど。これを1銀河年といいます。長い時間をかけて巡る太陽系の姿を想像しながら天の川を眺めてみては。


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    #伝統的七夕#天の川#銀河鉄道の夜#銀河年

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    13 分
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そのまんまプラネタリウムです。声も良くて癒されます。寝る前に聴きながらストレッチしてリラックスタイムを過ごしてます☺️

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