『ファンドマンの日常』のカバーアート

ファンドマンの日常

ファンドマンの日常

著者: 株式会社 ABF Capital
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このコンテンツについて

第4回 JAPAN PODCAST AWARDS ベストナレッジ賞にノミネートされたこの番組は、㈱エービーエフキャピタルのメンバーが、日常的なテーマから経営戦略、投資実行といったビジネスに生かせる話題までを幅広くカバーしたトーク番組です! 東京大学、京都大学、東北大学といった国内有数の大学・大学院を卒業したメンバーで構成された戦略コンサルタント、ファイナンスプロ、データアナリストの視点で、多角的に議論を展開しています!毎週火曜日に配信! パーソナリティー: 熊原 充志:愛知県生まれ、横浜育ち。ABF Capital創業者。海外経験豊富なサッカーファン。 伊達 慶明:鳥取県生まれ。農業に親しみ、幅広い食文化に造詣が深い。 中野 拓真:鹿児島県生まれ。居酒屋好きの寿司愛好家。 蔡 亮成:宮城県生まれ。欧州文化に影響を受けた料理愛好家。 永松 剛:東京都生まれ。フェスや秘境旅行が好きな旅人。 古谷 愛:中国上海生まれ。スパイス料理が趣味のマーケター。 宮田 陽司:愛知県生まれ。野球とトレイルランを愛するメンバー。 プロデュース:サンキャリア カバーアート制作:小野寺玲奈 ABF Capital https://abf-cap.com/ https://listen.style/p/dailylife_fund?LH8L2emV株式会社 ABF Capital 個人ファイナンス 経済学
エピソード
  • 第166回『発酵と腐敗は紙一重?発酵の神秘と日本酒・味噌作りの裏側を語ろう! (前編)』
    2025/07/07
    第166回『発酵と腐敗は紙一重?発酵の神秘と日本酒・味噌作りの裏側を語ろう! (前編)』というテーマで株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。【ハイライト】・先日メンバーで農作業してきたエピソードについて・発酵がテーマという事で、今回は伊達のホンマでっか!?TV回かも?(笑)・昨年ユネスコ無形文化遺産になった日本の「伝統的酒造り」を語る・日本酒ってどうやって作るの?・麴とは何か?麹の役割を語る・日本酒作りの特殊さは並行複発酵だ!・芋焼酎やビール作りで麴を使って発酵は出来るのか?・味噌はどうやって作るのか?・麹のパワーの凄さを語る・発酵の定義とは何か?腐敗とは違う?・オーストラリアのコンブチャは昆布茶じゃない?・肉料理にはパイナップルがおススメ?・パイナップルを食べて口の中が痛くなるのは何故か?■ ユネスコ無形文化遺産にもなった日本の発酵文化今回の「ファンドマンの日常」では、「発酵」をテーマに語り合いました。話のきっかけは、昨年日本の伝統的な酒造り(日本酒・焼酎・みりんなどの麹を使ったアルコール発酵)がユネスコ無形文化遺産に登録されたニュースから。日本酒がもっと世界に広まるといいね、と盛り上がりつつ、日本酒や焼酎がどのように作られているのか、そこに使われる「麹菌」の役割に注目して話が進みました。■ 麹菌が支える、日本酒と焼酎の「並行複発酵」という特殊技術日本酒の製造工程は他の酒類とは違うユニークな特徴があります。それが「並行複発酵」と呼ばれるもの。通常ワインやビールは、ブドウや麦がもともと糖を含んでいるので、酵母が直接糖をアルコールに変えます。一方、日本酒は原料が米(澱粉)なので、麹菌がまず澱粉を糖に分解し、その糖を酵母がアルコールへと変換します。この糖化と発酵を同時進行で進めるのが「並行複発酵」で、日本酒独特の高いアルコール度数や複雑な味わいを生み出しているのです。また、焼酎やビールは麹や糖化を一度終えてから酵母で発酵させる「単行複発酵」が一般的。日本酒の手間のかかる工程は、効率よりも品質を重視しているからこそ続いている伝統なのだと改めて感じさせられました。■ 麹のパワーは味噌や塩麹にも!発酵の多様性に感嘆話は味噌や塩麹へと広がります。麹は澱粉だけでなくタンパク質も分解し、アミノ酸や旨味成分を生み出す力を持っています。味噌があれだけコク深いのは、麹が大豆のタンパク質をアミノ酸に変えるから。塩麹は、米麹に塩と水を混ぜて発酵させたもので、肉を漬け込むと柔らかくし旨味を引き出す万能調味料です。「麹って糖を作るだけじゃなくてタンパク質も分解するのか」「塩麹を肉に使うと柔らかくなる理屈はここか」など、発酵のメカニズムに皆が納得。さらには、舞茸やパイナップルの酵素でも肉を柔らかくできる話にまで脱線し、発酵・分解の世界の奥深さに感心しきりでした。■ 人間も麹風呂に入ればツルツルになる?冗談交じりの盛り上がり途中、話題は思わぬ方向へ。「麹風呂に入ったらお肌ツルツルになるのかな」「実際、麹を扱う職人さんの手はキレイだよね」と冗談交じりに盛り上がりつつ、やっぱり麹菌の働きってすごい…と再確認。最後は昆布茶(コンブチャ)に話が飛び、あれは日本の昆布とは無関係で、紅茶キノコの発酵ドリンクだという豆知識をシェアし合いました。発酵は国や文化ごとに全く違うアプローチを持つ一方で、どこか似た構造があって面白いね、という話で締めくくられました。■ 発酵を知ると、もっと料理もお酒も楽しめるこうして今回のトークを通して、日本の発酵文化の奥深さや、麹菌の偉大さを再発見した4人。発酵を知れば知るほど、日本酒や味噌汁を飲む時の感じ方もきっと変わってくるはずです。~お知らせ~第4回 JAPAN PODCAST AWARDS ベストナレッジ賞 ノミネート!㈱エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や投資実行等の広くビジネスに生かせる話題まで、戦略コンサルタント、ファイナンスプロ、...
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    16 分
  • 第165回『敵がいないと組織はまとまらない?カルト×マネジメント論を語ろう!(後編)』
    2025/05/19
    第165回『敵がいないと組織はまとまらない?カルト×マネジメント論を語ろう!(後編)』というテーマで株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。【ハイライト】・ラブボミングはサークルの進化版?(笑)・ABFメンバーのサークルあるあるを語る・学生をまとめるためにはカルト思想が必要なのか論・秘密や大きな経験を共有すると団結できるのか?・『手の動きを先輩に見せるな!!(笑)』・『ABFに入ったらこれをやる』を作ろう!・ショートカットは覚えてきてほしいです(笑)・洗脳フレームワークBITEとは?・組織マネジメントとカルトは表裏一体?カルトのことば:なぜ人は魅了され、狂信してしまうのかhttps://amzn.asia/d/4sMBy1Z「ラブボミングって何?――称賛と歓迎の“愛情爆撃”」今回のエピソードでは、「ラブボミング(Love Bombing)」という言葉から話が始まる。この言葉はもともと宗教団体などが新規メンバーを取り込むために使う“過剰な愛情表現”のこと。褒め称えたり仲間に引き込んだりすることで「ここは安全な場所だ」と思わせる心理的な手法だが、番組メンバーは「これって自分のサークルもそうだったよね?」と、学生時代の部活動・サークルでの“独特な慣習”に話が展開していく。「思い出す“謎の儀式”――なぜか共通する過剰な洗礼」各メンバーが語る学生時代の「ラブボミング的体験」が続々と明かされる。内容は多岐にわたるが、いずれも“最初に仲間として認められるための試練”だったという点で一致する。過剰なまでの内輪言語・儀式・集団行動が、奇妙な一体感を生み出す仕組みとして機能していたことに気づかされる。「やっぱりそれ、“宗教”じゃない?――組織づくりと洗脳の境界線」ここでメンバーが言及したのが、カルト宗教における「洗脳のフレームワーク(BITEモデル)」だ。行動(Behavior)、情報(Information)、思考(Thought)、感情(Emotion)という4つの領域を統制することで、人を支配していく構造を言語化したもの。学生サークルや企業でも無意識にこの構造が再現されている場合があると指摘され、称賛・儀式・情報遮断・服従などが、メンバーの結束と同時に“異常な常識”を生む仕組みとなっていると分析される。「“やってた自分”を笑いながら振り返る――恐怖と愛情の両立」面白いのは、メンバーがその“異常な体験”を否定せず、むしろ懐かしく語っている点だ。お酒、叫び、儀式、謎の返事ルール(ヨッシー!)…すべてを通じて、「あのときはバカだったな」と笑いながらも、「確かに一体感があった」「乗り越えた仲間だけが得られる関係があった」と肯定的に振り返っている。洗脳の危うさと、共同体における“わざとらしいくらいの共通体験”の必要性、その両方を実感していることが伝わる。「あなたの職場やチームにも…?――“ラブボミング”の功と罪」番組の最後では、「ラブボミング」は必ずしも“悪”ではないという視点も提示される。組織やプロジェクトを立ち上げる際、最初の“歓迎と称賛”は人を動かすための有効な手法にもなる。問題は、その後に続くルールや統制の仕方。「愛情爆撃」で入っても、やがて従属や盲信を求められるようになれば、それは“宗教的組織化”への道でもある。重要なのは、内輪のルールに外部への開放性や個人の自由を持たせられるか――そのバランスなのかもしれない。「僕らはみんな、どこかで“ラブボミング”を受けて生きてきた」学生時代、職場、サークル、趣味の場――さまざまなコミュニティで、歓迎の言葉や儀式、内輪ネタでの結束が使われている。今回の対談は、“組織の熱量”と“洗脳のリスク”を両面からユーモラスに振り返ることで、自分たちの過去の行動や今の関係性に新しい視点を与えてくれる。ラブボミング、それは懐かしくて少し怖くて、でもどこか愛おしい――そんな体験だったのかもしれない。~お知らせ~第4回 JAPAN PODCAST AWARDS ベストナレッジ賞 ノミネート!㈱エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や...
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    12 分
  • 第164回『敵がいないと組織はまとまらない?カルト×マネジメント論を語ろう!(前編)』
    2025/05/12
    第164回『敵がいないと組織はまとまらない?カルト×マネジメント論を語ろう!(前編)』というテーマで株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。【ハイライト】・カルトのことばの書籍を読んで考えた事・外資系企業がカタカナ言葉をよく使う理由・カルトの例とは?・同じ言葉でもコミュニティによって違う意味を示す事例とは?・会社の社訓とカルトは一緒なのか論・経営者はカルト思想を持つべきか論・スタートアップ企業に二項対立構造を当てはめると?・ABFの敵っているのか論・敵がいなくても存在できる社会のはずだ!・飲食店のカルトあるあるを語るカルトのことば:なぜ人は魅了され、狂信してしまうのかhttps://amzn.asia/d/4sMBy1Zカルト的構造は意外と身近?本から読み解く“言葉の支配”カルト宗教と聞くと、オウム真理教などの例を思い浮かべがちですが、今回取り上げられた『カルトの言葉』という書籍では、より日常に近い集団にも同様の構造があると語られます。たとえば、ヨガの団体やジム、ベンチャー企業、外資系コンサルなど“熱狂集団”に見られる共通点。それが、「造語」や「言葉の意味のすり替え」です。内部の人だけが通じ合える造語を使い、自分たちは“選ばれた集団”だという特別感を演出する。それが人を徐々に組織に染め、外部との接触を断っていく起点になるといいます。外資でカタカナ語が多用されるのも、情報の早さに加え、意識的に“内輪化”を強める意図があるかもしれません。造語・定型文・認知の歪み――言葉で人は変えられるさらに議論は、言葉がいかにして人の“認知”を歪めるかへ。宗教団体やカルト的組織では、「総括=リンチ」「親=監視役」など、既存の言葉にまったく異なる意味を持たせ、現実認識そのものを塗り替えていく手法が使われてきました。これは単に“専門用語”の域を超え、思考停止を促す道具にもなります。定型文を繰り返す、問いを許さない朝礼文化、教祖や上司の言葉を絶対視する構造。ブラック企業や軍隊などでも似たような手法が散見され、認知がゆがむことで、当人がその異常に気付かないまま集団へと深く染まっていくのです。「敵を作る」ことの功罪と、スタートアップの戦略もう一つ注目されたのが「敵を作る」という手法。組織の結束を強めるには、共通の敵を設定するのが有効だと言われます。スタートアップが大企業やコンサル業界を批判し、「自分たちは変革者だ」と打ち出すのも、この構造の一種です。ただしこれは両刃の剣。強い帰属意識と一体感を生む一方で、批判的思考を排し、極端な内向き組織に陥る危険もあるのです。ファンドマンメンバーも「敵を作らずとも成り立つ組織を目指したい」と語り、そのバランスの難しさに思いを巡らせました。日常に潜む“言葉の構造”――飲食店の「おはようございます」もカルト的?言葉が組織文化に与える影響は、案外身近なところにもあります。たとえば、夜のシフト開始時でも「おはようございます」と挨拶する飲食業界の慣習。これは単に形式ではなく、“この時間からは別のマインドに切り替える”という合図の意味もあるかもしれません。一見無害な習慣も、蓄積されることで特定の価値観や行動パターンを無意識に刷り込む。言葉の選び方が、そのまま組織の空気や個人の行動に影響を与えているという点で、カルト的構造の一端とも言えそうです。言葉を軽んじるな――言語が変われば思考が変わる今回の対談を通じて浮かび上がったのは、「言葉は単なる道具ではない」というメッセージです。言語は人間の認知そのものであり、その定義や使い方次第で、個人の考え方も組織の在り方も大きく変わります。だからこそ、何気なく使っている言葉が、知らず知らずのうちに集団を“カルト化”させていないか、自分たちの価値観を閉ざしていないか、常に問い直す視点が必要です。意識高いワードや定型句に思考を委ねてしまわないよう、自らの思考を言葉とともに柔軟に保ち続けたい。そんな問いを投げかけるような内容でした。~お知らせ~第4回 JAPAN PODCAST AWARDS ...
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    11 分

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