エピソード

  • #76 お喋りできず、すみません!
    2025/12/12
    今日は、私がお喋りできず、たいへんご迷惑をおかけしました。 寒暖差からくるアレルギー性鼻炎が副鼻腔炎に移行していたのに気づかず、デカい声で喋り続けておりました。 これ以上喋るとアウト!とドクターストップがかかり、今日の放送では進行を東村さんにおまかせしました。そして私は声を出さずに、かつての「福井さんのカタカタチーン」で参加させてもらいました。 声が出せるのは、どんなにありがたいことか!思い知りました。 来週は少しでもお喋りできる状態になるよう、ケアいたします。 今朝、助っ人としてお越しくださった桐子先生の川柳アドバイスは、いつもよりじっくりお聴き頂けると思います。句作りの参考になさってくださいね! また、ドリームウイークへのご応募も多数頂戴しました。ありがとうございました!(水野晶子)
    続きを読む 一部表示
    30 分
  • #75 師走川柳
    2025/12/05
    「宝くじ空想いっぱい発表まで」(トラのネコ) 年末ジャンボに夢見る季節になってきました。 一方で 「年賀状ハガキ値上げで今年まで」(人見知りぼっちライダー) 夢のない現実に直面する日々ですね。 だからといってストレスを発散する場所を間違えないように気をつけなくては。 「飲み会はハラスメントに気を揉んで」(堺市のターチン) そして、この時期は別れのときにどんな声を掛けるか、ビミョ~なんてす。 「良い年を挨拶早すぎまた出会う」(淀屋橋大江橋) そろそろ、こんな締めくくりの句も頂くようになりました。 あー、焦る?! 「振り返り今年一年何をした」(名探偵粉モン) (水野晶子)
    続きを読む 一部表示
    30 分
  • #74 なりきり川柳と北風効果
    2025/11/28
    今日は桐子先生のご出演でした。 「ヒト科住む動物園を熊見てる」(堺ワクワク) 熊の立場から物事を見れば、こう言えますよね。 桐子先生は「なりきり川柳」だとおっしゃいます。 熊になりきってみれば、ものの見方が変わります。 何にでもなりきってみれば、新しい発見につながります。 あなたなら、何になりきりますか?東村さんは、マスクになるんですって。 「北風が老いた夫婦を引き寄せる」(テコ&コテ) これは「引き寄せる」という言葉選びが抜群た、と桐子先生。 北風を嫌なものだと思い込まずに、磁石のように2人をくっつけてくれる「北風効果」だととらえると、ほっこりする一句が生まれます。 どちらの作品も、視点がガラリと変わるところが、魅力です。(水野晶子)
    続きを読む 一部表示
    30 分
  • #73 大人になると・・・
    2025/11/21
    「木枯らしが吹いても短パン男の子」(あさまがたけ) 子供の頃は、私もストッキングなんて履かずにスカートで平気でしたっけ。 いつから、こんな寒がりになってしまったのやら。 でも、年を重ねたからこそわかる幸せってものがあります。 「日向ぼこじんわり心あたたまる」(ゆみちゃん) 幼いときには、この感覚、わかりませんでしたねー。 こちらの一句も、若い時には分からなかった思いです。 「年寄りに便座はいつも温かい」(テコ&コテ) 便座は、裏切りません!(水野晶子) 
    続きを読む 一部表示
    30 分
  • #72 紅葉の頃
    2025/11/14
    「七五三今日はお宮で五七五」(田原勝弘) 七五三のお祝いで一張羅の子供たちの姿に出会える日。 おじいちゃんおばあちゃんに抱かれた一枚の写真は、一生大切な想い出になりますね。 孫のためなら!と出費もかさむことでしょう。 「七五三お祝い多く爺誤算」(井上良登) 音でうまく遊んでくださいましたね。 「天気良く気温も下がり紅葉めで」(和子のダンナ) 週末は紅葉狩りにお出かけの方も多いでしょう。これぞ!という一枚、撮影したいです。 気をつけなくてはいけないのが 「ついに出たっ!ウチの前にもクマ親子」(こうみちゃん) どうぞ、穏やかな紅葉シーズンを。(水野晶子)
    続きを読む 一部表示
    30 分
  • #71 米と熊
    2025/11/07
    「孫たちになんと伝えよくまさんを」(坂の上のひこうき雲) 私は朗読するための本を探すため、絵本もよく手にします。 動物が登場するお話は多くて、中でもクマは絵本の中では大スターです。 無邪気な子熊や、愛情深いお母さん熊など、愛すべきキャラクーとして描かれますよね。 けれど、このところ熊による被害が連日のように伝えられて、なんとも辛い気持ちになります。 「なんやろか今年の漢字米か熊」(紀州の梅里) 確かに、米の不足、高騰、そして米国大統領の発言に一喜一憂せざるを得ない現状。 そして熊問題。 どちらに対しても即効の手立てはなく、不安を解消できない秋です。 最後にほっこりする秋の一句を。 「秋風が離れた心くっつける」(背黄青鸚哥) (水野晶子)
    続きを読む 一部表示
    30 分
  • #70 早苗川柳
    2025/10/31
    早苗といえば、お米の話だと思い込んでいましたが、今は違う意味で、川柳ワールドにデビューしてきました! 「裏金もサラッと混ぜて早苗色」(菩提寺太郎) 驚きましたよ、早苗人事。もう、あの問題は、なかったことに?? 「早苗植え実りの秋までもつやろか」(あさまがたけ) ノーベル平和賞に推薦された人が、核実験再開を宣う現実。早苗川柳の盛衰や、いかに?(水野晶子)
    続きを読む 一部表示
    30 分
  • #69 膝ポン!川柳
    2025/10/24
    今朝は桐子先生が、川柳アドバイザーとしてご出演くださいました。 話題の中心は「膝ポン!川柳」。 思わず、膝を叩いてしまう川柳です。 「朝晩はちょっと冷たい便座かな」(ゆみちゃん) この季節、誰もが感じる瞬間ありますよねえ、でもそのことをわざわざ誰かに話す程でもない。 そんな小さな発見を五七五にまとめると「わかるわかる?!」と、膝を叩きたくなるものです。 「スーパーに上着一枚いる季節」(モンブラン) これも、わかるわかる! 両方の句に共通しているのは、ごく日常空間の、ごく日常動作の中に、小さな発見をしたところですよね。 何も特別なことをする必要はありません。膝ボン川柳のタネは、日々の暮らしで、誰もが思っていることに在るようです。 そう思えば、お手洗いもスーパーも、一気に川柳ワールドへの旅となりますよ。(水野晶子)
    続きを読む 一部表示
    30 分