『そしておしゃべりは続く』のカバーアート

そしておしゃべりは続く

そしておしゃべりは続く

著者: Life Storiesプロジェクト
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このコンテンツについて

ひとりで悩んで考えて固まっても、おもしろくない。思っていることを口にする=おしゃべりするというごく自然な動きがあって、考えも定まっていくんだと思う。もの書き・インタビュアーの尹雄大(ゆん・うんで)さん、フィールドワーカーの古橋敬一(ふるはし・けいいち)さんと、たわいもないこと、思ったままのことをなんとなくおしゃべりしながら、リスナーのみなさんとシェアするPodcast番組です。毎月、5、15、25日に配信していきます。 →番組へのメッセージはこちら life-stories@kasugai-bunka.jp 公式note→ https://note.com/sot_kasugai 公式X→ follow us @sot_kasugaiLife Storiesプロジェクト 社会科学
エピソード
  • Session#52 なぜ腐敗せず、発酵できたのか?|01
    2025/11/05

    「ここじゃないどこかで何かをはじめなきゃ」。東日本大震災を契機に、焦りに似た思いを抱え、西へ西へと向かい、なんとか本屋を開けた。だけど客は誰も来なかった。「世界に幅と揺らぎあれ」をテーマに、鳥取県湯梨浜町で汽水空港という書店を10年営んできた、モリテツヤさんをゲストにお迎えしました。地方移住や生業ブームが一段落した今、実はそれがとても泥臭く大変だったことを、モリさんは体現していると、尹さんは言います。右を向いても左を向いても真っ暗闇のこの時代、モリさんの身をかけた壮大な実験は、私たちの灯になるかもしれません。

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    35 分
  • Session#51 ピープルズが語ること|02
    2025/10/25

    原発へのアプローチは複雑で、混沌とした現代社会のあり方を象徴する社会問題の1つです。問題だらけの時代の中で、今、私たちが知りたいのは、この日常を生き抜くための智慧なのではないでしょうか。地域活動家の小松理虔(こまつ・りけん)さんが描いた『小名浜ピープルズ』の日常には、なぜか底が抜けたような明るさ、手繰り寄せた希望が漂っています。「他者が人生を豊かにしてくれる」ことに絶大な信頼を寄せる小松さん。聞き耳をたて、共事者として振る舞いながら、語りつないでいます。

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    37 分
  • Session#50 ピープルズが語ること|01
    2025/10/15

    「ぼくらはみな、だれかの悲しみのよそ者だ。それでもなお、他者との間の線を手繰り寄せる」。そんな帯文が添えらたエッセイ集『小名浜ピープルズ』を上梓した、地域活動家・小松理虔(こまつ・りけん)さんをゲストにお迎えしました。本書では、東日本大震災から10年が経った小松さんの地元=福島県いわき市小名浜を舞台に、そこに暮らす市井の人々との語りのキャッチボールが描かれています。「変化することが希望であることを、書き切る」ことに挑戦したという小松さん。それは原発事故という、何世代もかけて向き合わねばならない事態が日常にあるからでした。噛むように刻むように書き重ねられた本書には、時代を超えた語り部への願いが込められています。

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    32 分
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