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ゼロの焦点

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ゼロの焦点

著者: 松本 清張
ナレーター: 藤井 剛
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夫には、妻も知らない、もう一つの名があった──。戦争の傷がまだ塞がっていない頃の物語。清張ミステリーの最高傑作!

前任地での仕事の引継ぎに行って来るといったまま新婚一週間で失踪した夫、鵜原憲一のゆくえを求めて北陸の灰色の空の下を尋ね歩く禎子。ようやく手がかりを掴んだ時、“自殺”として処理されていた夫の姓は曾根であった! 夫の陰の生活がわかるにつれ関係者がつぎつぎに殺されてゆく。戦争直後の混乱が尾を引いて生じた悲劇を描いて、名作『点と線』と並び称される著者の代表作。

©松本清張/新潮社
ハードボイルド ミステリー
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Audible制作部より

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最も関連性の高い
 松本清張作品はだいたいそうだが、舞台は新幹線すら開通していない時代。それゆえノスタルジックで最高。時代を感じさせる言葉使いや、プライバシーの概念がゆるい人間関係など、いい空気感のある作品。

昭和の世界にタイムスリップ

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作者の表現方法から、この時代、たしかに日本にクラスというものが存在したのだなと思った。
現代人との感覚のズレなのか、男が作った女性キャラと現実の女性との感覚のズレなのか、こんな夫から「確かに愛されてる」的な表現するかな?気持ち悪いとしか思えない。


ナレーションは良い。淡々と読む感じが真に迫っていて。テトラトリポカだったかのナレーションもこの人がやれば良かったのにと思った。

面白かったけど、とんでもねぇ時代だなと思った。

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後半の謎解きは今日のミステリーの常識では強引過ぎるのだけど、それに至る人物の感情や物語の展開は素晴らしい。
結婚に対する常識も大きく現代とはかけ離れていて興味深かったな。
ナレーションはいつも感心するばかり。きっと何度となく本を読み尽くしてるんだろうと思う。

名作

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ミステリーとこの時代(戦後まもなく)が大好物なので、たいへん楽しく聴かせていただきました。
クリスティの小説のごとく人物の描写が秀逸で、長く読み継がれている理由がわかります。
本筋のミステリーも気になる展開が続き、退屈することなく最後までたどり着きました。
途中禎子の女の勘(!)が冴えわたりすぎて、物的証拠の少ない謎解きが繰り返されていたのが、若干気になりました。

我が愛しの昭和

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小説の筋は、特別大袈裟なトリックなど無いが、非常にうまく組み立てられていて、松本清張の筆力は素晴らしい。名作だ。だが、やはり時代背景や当時の男女関係の感覚、そして女中といった職業の呼称など今では使われない言葉もあり、時代の古さを感じる。私が最初に読んだのは昭和43年前後の高校生の頃だったが、当時はこのような古さは感じず、ごく普通に受け止められた社会背景であった。

さすが松本清張のプロットはすごい、ただ時代の古さは否めない

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