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盤上の夜

著者: 宮内 悠介
ナレーター: 下山 吉光, 兼高 美雪
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あらすじ・解説

彼女は四肢を失い、囲碁盤を感覚器とするようになった──。若き女流棋士の栄光をつづり、第1回創元SF短編賞で山田正紀賞を贈られた表題作にはじまり、同じジャーナリストを語り手にして紡がれる、盤上遊戯、卓上遊戯をめぐる6つの奇蹟。囲碁、チェッカー、麻雀、古代チェス、将棋……対局の果てに人知を超えたものが現出する。デビュー作品集ながら直木賞候補となり、日本SF大賞を受賞した、2010年代を牽引する新しい波。
©℗宮内悠介・東京創元社・RRJ Inc.

盤上の夜に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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最高のモキュメンタリー

初めての宮内作品だった。
淡々としているが暖かみがすごい。人としてのリアリティみたいな。人の造形がしっかりしてるので淡々と理知的に物語が進むが、ヒューマンドラマを見てるような読後感がある。
SFや創作歴史の面白さもあるのだがとにかく人、人、人、の質量が良い。

読んでて面白いしスッキリする。

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面白かった

ルポルタージュ風の奇想短編集です。
囲碁や麻雀等のゲームをテーマに、不思議な感覚を持つプレイヤーや、秘められた名勝負が語られます。
ナレーションは抑制が効いていて、聴きやすいです。ただ、武人の慟哭(野太い)が響き渡る場面などもあるため、音量には注意したほうがいいかもしれません。
小説形態だとルールを知らなくて引っかかるようなシーンも、朗読の力でなんとなく事態が飲み込めるので、すんなり楽しめました。
キャラが良く、朗読もいい感じの「清められた卓」が好きでした。

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マニアでなければ分からないのか、奇をてらい過ぎるのか

聴くには情報量が多すぎて、テキストがいりますね。
「人間の王」には共感できました。

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朗読が残念…

ナレーションが残念。セリフ部分で演技しすぎ。叫び声、うるさいよ。途中で何度もボリューム下げた。
オーディオブックでは過剰な声の演技は余計。想像するのはこっちに任せて、朗読者は一定の音量で淡々と活字を読み上げてほしい。
せっかくの面白い話をナレーションでダメにしないよう、せびお願いします。

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うるさいし、聞こえない

朗読の地の文に音量を合わすと、セリフで音が割れるほどの絶叫したり、かと思えば
セリフが聞き取れないくらい小さい声になったりと、聞く側のことを考えていない。
いちいち音量を下げたり(音割れするので)、音を上げたり(何を言ったかわからないので)しないといけないのが、非常にストレス。
朗読の絶叫と小声がメリハリと思っているなら、邪魔。
物語に集中しにくかった。
収録するときに、調整してほしい。

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ナレーションがうるさい。

個人的な好みではあるかもしれませんが、ナレーションの叫び声がうるさいです。
眠る時には聞けません。

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    4 out of 5 stars

オーディブル向きでない

そう思った理由は次の2点。
1)難解な熟語が多く、目で漢字を見たら推察出来るかもしれないが音だけだと情報が少なすぎる。
2)「原爆の局」で時間が戦中と戦後を行ったり来たりするのがとてもわかりにくい。これも紙面なら一行あきなどの目印で理解できるだろうが音声ではその切替ポイントに「音印」ーー例えば短いチャイムを鳴らすなどーーを是非付けてほしいと思った。

ということで、この作者は次回は絶対に目で読もうと強く思った。

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