月の影 影の海(上) 十二国記
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ナレーター:
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羽飼 まり
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著者:
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小野 不由美
シリーズ「本編」第一作。「十二国記」が動きだす! Episode1
「お捜し申し上げました」──女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨(さまよ)う陽子は、出会う者に裏切られ、異形(いぎょう)の獣には襲われる。なぜ異邦(ここ)へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤(どとう)のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸(ほとばし)る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。©. 小野不由美/新潮社 (P)2025 Audible, Inc.
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シリーズを続ける
Audible制作部より
「ONLY FROM audible」とは、Audibleのみが提供・販売するデジタル音声作品です(オリジナル作品や、独自ナレーション作品等)。
ともあれ、作品はやっぱり好きでしたので継続して聞きます。
音だけでは難しい
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私はドラマCDは大好きだが、朗読は一人が何役もやっているせいで、キャラの演じ分けができていないのが苦手だった
特に本業が声優ではなく、俳優がナレーターの場合は技術がイマイチなせいか、どんなシーンも平坦になって聴きにくくつまらなくなって挫折していた
しかしこれは声が多彩で、会話が続くときはちゃんと掛け合いができていて臨場感がある
朗読というよりドラマCDに近い
主人公のクラスメート数人が話しているシーンも、全員声が違っていて驚いた
そして最初はおとなしかった主人公が、何度も裏切られどんどん荒んでいく様子を声だけで表現しているのがさすがだと思った
まだシリーズ全体でいえばほんの序盤ではあるけど、このナレーターなら完走できるような気がする
声色の使い方がすごい
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続き楽しみ。
猿
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通し番号を
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Audibleで耳から体験すると、この物語が持つ緊張感と切実さが、異界の風景を直接浴びるように迫ってきます。
まず印象的なのは、ナレーター羽飼まりさんの声質です。
澄んでいながらも柔らかさがあり、物語の冒頭で現実から異界へと引き込まれていく陽子の心情を、自然にこちらへ伝えてくれます。
高校生である陽子の等身大の不安や動揺、裏切りに晒されながらも「絶対に帰るんだ」と誓う強い決意。
その感情の揺れを声の抑揚だけで巧みに表現してて、一瞬も耳を離せなくなります。
特徴的なのは、過度な演技に頼らず、淡々と物語を語る部分と、緊張感を込めて声を低める部分のバランス。
異形の獣に襲われるシーンでは空気が一気に張りつめ、人物同士の会話では声色を微妙に変えることで、誰が話しているのかが瞬時に分かるところが秀逸。
ドラマ仕立てのオーディオブックとは異なり、羽飼さんの語りはシンプルでありながら深い没入感を生み出しているのが大きな魅力です。
BGMや効果音は挿入されていません。
そのため聴覚的には非常に「静かな世界」ですが、これがかえって作品の緊張感や孤独感を際立たせています。
音楽で雰囲気を盛り上げるのではなく、声一本で勝負するスタイルは、聴く人の想像力を強く刺激し、頭の中に十二国の大地を描かせます。
Audibleで聴くことで、紙の読書以上に「陽子と共に歩く感覚」が濃厚に味わえるのも面白いところです。
読み進めるのが辛くなるほど苛烈な試練の連続ですが、自分自身が異界を彷徨っているかのような臨場感が生まれます。
特に通勤や散歩中に聴くと、現実の風景が一瞬にして異界に変わるのでは?
まとめると「月の影 影の海(上)」は、人の声によって語られることで、孤独と決意の物語がより鮮烈に響く。
耳から物語を浴びる体験を通じて、十二国記の壮大な世界への入り口をくぐる――そんな聴覚の冒険が味わえる一冊です。
耳で聴く「十二国記」――羽飼まりの声が導く、異界への没入体験
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