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  • 捜査線上の夕映え

  • 著者: 有栖川 有栖
  • ナレーター: 岡部 悟
  • 再生時間: 16 時間 34 分
  • 4.5 out of 5 stars (103件のカスタマーレビュー)

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捜査線上の夕映え

著者: 有栖川 有栖
ナレーター: 岡部 悟
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あらすじ・解説

「臨床犯罪学者 火村英生シリーズ」誕生から30年! 最新長編は、圧倒的にエモーショナルな本格ミステリ。

一見ありふれた殺人事件のはずだった。火村の登場で、この物語は「ファンタジー」となる。

大阪の場末のマンションの一室で、男が鈍器で殴り殺された。金銭の貸し借りや異性関係のトラブルで、容疑者が浮上するも……。

「俺が名探偵の役目を果たせるかどうか、今回は怪しい」
火村を追い詰めた、不気味なジョーカーの存在とは――。

コロナ禍を生きる火村と推理作家アリスが、ある場所で直面した夕景は、佳き日の終わりか、明日への希望か――。
©有栖川 有栖 (P)2022 Audible, Inc.

捜査線上の夕映えに寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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  • もきち
  • 2022/08/12

旅の物語

作者があとがきで述べているように、登場人物たちが旅行しており、旅の物語の特徴がある。
アリスの語りが、心地良い。

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  • やん
  • 2023/10/30

じんわりと切ない

待った甲斐がありました!
今回も火村とアリスの名コンビ。後半、ぐいぐい引き込まれました。
有栖川先生、こういう、なんともいえず切ない感じの作風が定着したように感じます。個人的には「鍵のかかった男」で、はっきりと線引きされた気がします。永遠の三十代とはいえ、アリスの内面がどんどん深くなり、火村先生の見えない過去への興味もかきたてられます。二人とも確実に大人(笑)になっているのかな?と。
久しぶりに楽しめました。自作が待ち遠しいです!

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ちょっと寄り道 [音楽の旅]のプロフィール画像
  • ちょっと寄り道 [音楽の旅]
  • 2023/05/28

引き込まれなかった

あまり起伏のない展開が私にとってはかなり退屈でした。

こういった本を読むときは後半に、そういうこと!?、とか、まさか!?みたいな驚きと納得が感じられるような捻りを期待して読むのですが、本作ではなんとなく予想できる範囲の中で細かい部分を解き明かしていくという展開に全く引き込まれなかったです。

有栖川さんの漫画のキャラクターのような言葉遣いもあまり好きではないのですが、それにナレーションが拍車をかけていて、これもしんどかったです。

個人的には聴き切るのが本当にしんどかったので、総合評価は星一つとしたいところですが、個人的な嗜好も大きく影響していると思うので二つとさせていただきました。

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  • Amazon Customer
  • 2023/01/30

コロナ禍の状況描写にしつこめ?でも、中身濃い!

そもそも、短編より長編好きなので、満足度高い。犯行動機が本人によりきちんと語られるわけではないが、それ以外の描写で深みが出ていた。
あと、常々不満だった、有栖川さんが役に立ってない感じの描写が少なく、火村先生との関係性を含めて周囲に受け入れられてるのが、分かりやすく描かれていて、安心して聴いていられた。とはいえ、捜査会議での発言とか聴くと、結局のところ有栖川さんは強心臓。あの場面で、自信のないこと発言できるんだから。
主役2人の関係性大好き。事件解決に役立っているのは圧倒火村先生なのに、火村先生に対し卑屈にならず、双方あくまで対等だし、それを口が悪いながらも互いに尊重してるのがいい。

本作はコロナ禍に関する描写がとても多く、しつこく感じた。最初は、数十年後、コロナ禍を知らない人が読んだら、意味の分からない描写も多いだろうけど、それが時の流れ、常識の変化だなと思い、興味深く思った。だが、多すぎる。テレビ番組のテロップで見るような言い訳が、ストーリーの中に入ってくるイメージ。仕方ない部分もあるのかもしれないが、絶対多すぎるよ…

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  • viola
  • 2022/11/19

長い

とにかく長い、とりとめもなく長い。。
これはパソコンの前に座って聞いていたのだけれど 特に五章 六章あたりは途中で寝てしまって何度戻って聴き直したことか・・
でも面白くはあった。

ときどき火村の声が斎藤工っぽく聞こえてしまうこともある。

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  • Cinita
  • 2022/10/31

地味な事件だけど聴いてて心地いい

前半は捜査は進まずもどかしいですが、「真相への旅」で舞台が移ってからは、旅の風景とともに隠された背景が徐々に明らかになる過程に引き込まれました。事件を取りまく人間関係の描き方が繊細でよかった。

「火村英生に捧げる犯罪」も聴きましたが、このナレーターさんは柔らかい声質と癖のない演技が耳に心地よく、さらりと聴けて好きです。

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  • マーちゃん
  • 2022/07/31

これだから、好き!

なんとも優しさにあるれた、有栖川有栖さんらしいミステリーと、思いました。

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  • ポテカリ
  • 2022/07/18

さらさら聞きやすく、ゆえに印象には残らない。

原作既読です。
ナレーションは聞きやすいものだと思いますが、比較的単調で演じ分けが薄い、方言の表現がある箇所もほぼ標準語のイントネーションなため、ぼーっとしてると話が入ってこないことなどがありました。あと吐息や区切り方のせいか、台詞読みがちょっと気だるげ寄りなのが気になります。

作品自体は、火村英生と有栖川有栖がリアルタイムにコロナ禍で動いている感覚に感動します。

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  • Amazonカスタマー
  • 2022/07/16

コロナ下の捜査線

シリーズ物なのにコロナ下の状況をフレキシブルに取り込んでいて、面白く読みました。
推理や捜査や真相のびっくり度合いよりも、その他のさりげないディテールに長所の多い小説だと思います。
ナレーションも軽妙で聴きやすかったです。

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