『十字路』のカバーアート

十字路

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十字路

著者: 五十嵐 貴久
ナレーター: 河田 吉正
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ある雨の日、男性教師が何者かに刺殺された。捜査本部が設置されるが、目撃者もなく捜査は難航する。事件から1年が過ぎた頃、捜査に新たに星野警部が加わる。難解だった『贖い』事件を解決に導いた星野の手腕は警察内でも知られていたが、その一風変わった捜査方法に疑問をもつ捜査員も多くいた。星野はその『贖い』事件で知り合った坪川と組んで捜査を開始。そして、第二の殺人事件が発生した。©2026 五十嵐 貴久 (P)2026 Audible, Inc. 大衆小説 文芸小説
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Audible制作部より

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罪の無い目撃者を殺すのと、犯罪者を見逃す結末はどうかと思う。せめて自首して欲しかった。

かわいそうだけど

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話としては聞きやすいけど、ちょっと無理があるかなぁ。
絵だけでそこまで分かりあえるか?!
警察が犯人を見逃すのも、あまり好きではなかった。

さすがに絵だけでは無理があるかな。

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素直なミステリー。犯人開示までしてはないがあーこの人がこーなるんだろーなーを早めに示してます。そこにどう辿り着くかって内容かな。ただ最後がうん?解決させた?リドルストリーにした?で終わり。なのでふーん、まーってなる。

まー悪くはないけど、、

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恐ろしい小説だった。

描かれている事件そのものも陰惨だが、何より恐ろしいのは、大人の欲望や執着によって子どもの人生が壊され、その傷が年月を越えて別の人間まで巻き込んでいくことだ。真相が明らかになるほど、驚きよりも怒りとやるせなさが増していった。

一方、Audibleで聴く作品としては、登場人物がかなり多い。警察関係者、二つの家族、美術をめぐる人々が次々に現れ、場面や時間軸も頻繁に切り替わる。紙の本なら名前の漢字や前のページを確認できるが、音声だけでは「この人は誰だったか」と迷うことが何度もあった。

さらに印象的なのは、一人称で語っていた人物まで死んでしまうことだ。一人称で内面を語る人物には、読者は無意識に「この人は物語を最後まで語る側だ」という安心感を持つ。ところが本作は、その足場を容赦なく崩す。つい先ほどまでその人物の目を通して世界を見ていたのに、その視点そのものが突然消えてしまう。Audibleでは声まで失われるため、いっそう強烈だった。

それでも最後まで引き込まれたのは、星野警部の存在が大きい。風采は上がらず、つかみどころがないようでいて、人を見る目は鋭い。組織の常識よりも自分の正義に従い、犯人を捕まえるだけでは終わらせない。その執念と、どこかにある温かさが忘れられない。

これほど重く恐ろしい物語を聴き終えたのに、最後に残ったのは、「星野警部にまた会いたい」という気持ちだった。

恐ろしく、そして星野警部にまた会いたくなる

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非常に考えさせられる内容。

ナレーションは、Audibleでありがちな過剰な演技になっておらず、個人的には非常に聞きやすく、自然にストーリーに集中できるという読みだった。作品にもよると思うが、これぐらいの寄り添い方で十分。

ストーリー。
どうしても加害者側に感情移入してしまう。
世間から見ればイチ犯罪者だが、必ずそこにはのっぴきならない理由があるということをあらためて再認識。
我々は、日々のニュースで見掛ける犯罪者を「理解不能のモンスター」として扱う節があるが、実はそこには必ず人間的な悩みがある。ひとつ間違えれば我々もその“モンスター”になり得る可能性があるかと思うと、犯罪者への見方も変わってくるのでは?示唆に富んだ物語で、作者が主張する意義も垣間見え、とても聞き応えがあった。

人の罪に対する向き合い方

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