亡びゆく花(小学館の名作文芸朗読)
小学館
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ナレーター:
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柳内 翔
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著者:
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岡本 綺堂
「からたち」は、古くから垣根として使われた植物であり、茨のような鋭い棘を持つ。特に明治や大正時代の建物や寺院に多く見られるが、現代の東京では急速に姿を消しつつある。幽暗な雰囲気を醸し出し、花は春の末から夏の初めにかけて咲き、寂しさと哀愁を感じさせるものである。特に本郷竜岡町の麟祥院は「からたち寺」として有名だったが、市区改正により生垣は取り除かれ、現在ではほとんど跡形もない。Public Domain (P)2025 エイトリンクス
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枸橘などの生垣から、安易な竹垣に変わり、大地震とその火災を経て、昭和になるとコンクリート板土塀やブロック塀に変わり家の様子も変化、その後大戦の火災のため、ますます火に強いブロック塀の家が増えました。路面からは家の敷地も見えない様子となっていきます。そして、再び強い地震がありブロック塀が逃げる人を守る事が出来ないとして再び変わり始めます。
今、多く金属の柵の内側からは、ツツジや紫陽花が覗きます。残念な事に枸橘は滅多に見えなくなりました。
綺堂氏が憂い、寂しく思った如く、寺や神社でも減りました。ただ、別の意味で畑の端に並ぶ姿を見るようになり始めています。氏はこれにどう返す言葉をみるだろう。
まだまだ生き生きした評価を感じ、驚くと共に語り合いたいと思えます。
綺堂氏が今の枸橘をどう評するか是非語りたい!!
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