堂場瞬一流「エンタメの流儀」が詰まったお仕事小説、誕生！ エンタメの深層を摑め。 大正時代、出版華やかなりし頃。 「市民公論」編集部の松川は、窮地に立たされていた。

警察小説の新シリーズ始動！定年まであと10年の岩倉剛は、50歳になる誕生日の目前、捜査一課から所轄の南大田署に異動となる。その直後に管内で独居老人が殺される事件が発生。

白昼の新宿で起きた連続殺傷事件――無差別に通行人を切りつける犯人を体当たりで刺し、その行動を阻止した男がいた。だが男は、そのまま現場を立ち去り、そして月日が流れた。

視察のため来日したニューヨーク市警のブラウンには裏の目的があった。東京で失踪した旧友を個人的に捜すのだ。旧友は世界的ＩＴ企業の幹部で日本支社設立に動いていた。

東京新橋で銀行立て籠り事件が発生した。男性客が刺殺された後、犯人は逮捕されたが、被害者は40年前に成田闘争のデモで機動隊員を殺して手配され、公安に追われた男だった。その捜査に警視庁特殊事件対策班（ＳＣＵ）が動きだす。

綱引きで、人生再起動！　商店街から世界を目指せ――　一本の綱を引き合い勝敗を決める「綱引き」。五輪の正式種目だった時代もある、歴としたスポーツ競技だ。

公安外事・倉島警部補シリーズ第1弾！元KGBの日露混血の殺し屋が日本に潜入した。彼を迎え撃つヤクザと警視庁外事課員。冷戦時代の大スキャンダルがやがて明らかに。

「父親殺し」の葛藤に苦しむ刑事を描く渾身の警察小説。銀座で発生した放火殺人の被害者は、かつての父の愛人だった。政治家の父を追い詰める刑事の執念の捜査。破滅するのは父か、自分か？

ゴールの瞬間まで目が離せない　ノンストップ駅伝小説！

千葉県野田市の江戸川沿いで、七歳の女児の遺体が発見された。そのニュースを知った東日新聞埼玉支局の古山は、埼玉でも四年前に八歳の女児の行方不明事件があったことを思い出す。