第2回朝日ホラーコミック大賞原作部門大賞作品。女子高生の繭とサラは先輩後輩の間柄。今日も今日とて誰もこない校舎の屋上でのんべんだらりとだべっている。

2023年東京。通された一ノ瀬由香の部屋は、彼女が生活していた大学1年の時のまま残しているとのことだった。 定期的に掃除しているのか、ほこりはたまっていない。

「先生のせいだよ」とは”疑問→理由”形式の短編オーディオドラマ（ボイスドラマ）集です。

「・・・・ 聖母様の木像がインド人のやうな姿勢で男の子の供へた残飯を貪り食ふところも見てしまひました。 ・・・・」

子どものたちの間で流行る影を踏む遊び。影を踏まれたら寿命が縮まると信じるおせきが子どもらに影を踏まれてしまう。

嘉永元年九月十二日の宵である。芝の柴井町、近江屋という糸屋の娘おせきが

これから話すお話は、私が小学生だった頃に体験した実話である。今はもう、とある田舎町のUFO公園と呼ばれている場所に昔は民家が建っていて、そこへ私が行った、もとい連れていかれたときの話だ。

声優・アニメ業界の本当にあった話を下敷きにオーディオドラマ化されたｌ「耳元で再現される恐怖」にあなたは耐えられるでしょうか？ あるアニメ作品の収録が終わり、出演者、スタッフたちは打ち上げの温泉旅行に行くこととなった―

警察庁のバリバリのキャリアで硬骨漢の竜崎伸也を主人公にしたベスト＆ロングセラー「隠蔽捜査」シリーズのスピンオフ短編。今回は竜崎の娘で、広告代理店に勤務する美紀が主役を張る。竜崎が警視庁大森署

直木賞作家、乃南アサの短篇集「団欒」より。「家族」って、よくよく考えてみれば、ヘンなものだと思いませんか?この本には、きわめつけのヘンな家族が登場します。深夜、息子がいきなり彼女の死体を連れて帰ってきた・・・。

実説 城谷怪談 老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。

「次の瞬間紀昌の様子は一変して神速の技をみせるのではないかという恐怖が男を戦慄させました。 ・・・・」

怖ろしさが、ジワリと心に染みてくる…
「仮面ライダー」「人造人間キカイダー」などの大作にも携わる漫画界の重鎮、近年は教育界でも後身のクリエイターの育成に力を注ぐ山田ゴロ。

伏字がある角川ホラー文庫版です。想像を掻き立てられると、角川版を好む方も多いようです。伏字でない部分も新潮版とは表現が異なる部分があります。角川は光文社文庫を底本とし、光文社文庫は、1931

「空き家 中編」(21分) 真ん中の家の母屋の裏手の勝手口に据えられていたポストに書かれた家主の名前は前年の地図にある名前と一致し一安心した時、汚れた勝手口のガラス戸から中が見えた。 古い土

内容紹介
定番の取材方法で出かけた青山霊園。何も起こらない状況に、業を煮やしたカメラマンがとった行動は……