『REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)』のカバーアート

REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)

著者: 日本経済新聞社 マネーのまなび
  • サマリー

  • 誰もが知っておきたいお金の知識について、アメリカ在住経験を持つタレントのREINAさんが、日経電子版マネーのまなびの専門家たちに教わりながらリスナーと一緒に学んでいく。NISA、iDeCo、税金、公的年金、保険から株式投資までの幅広い内容を分かりやすく解説。ある年の金融界の出来事や個人的な思い出を語り合う「Playback〜思い出のあの年」のコーナーも必聴。
    日本経済新聞社 マネーのまなび
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エピソード
  • 「金利ある世界」の歩き方 預金、ローンは今後どうなる?
    2024/05/15

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞編集委員の小栗太です。

    今回のテーマは「『金利ある世界』の歩き方」です。日銀が3月にマイナス金利政策の解除を決めたことで、世の中の金利が少しずつ上がり始めています。長く超低金利のデフレ経済の中で暮らしてきた私たちの生活や仕事には、どんな影響が及ぶのでしょうか。

    番組では私たちの暮らしに金利上昇が与える影響について、良い面、悪い面に分けて考えました。まず良い面として挙げたのは、資産運用にかかわる預金金利や国債利回りの上昇です。もっとも日銀は、あらゆる金利の基になる政策金利を0〜0.1%に引き上げただけなので、定期預金の金利も今はまだ限りなくゼロに近い水準です。それでも日銀が利上げを続ければ、次第に預金や個人向け国債の魅力が増していくのを実感できるようになるかもしれません。

    一方、悪い面としては、借りたお金、つまりローンの返済額も増えていく可能性があることです。最も身近なものに住宅ローンがあります。住宅ローン金利には固定金利と変動金利の2種類がありますが、このうち金利上昇の影響を直接受けるのは変動金利の方です。ただ金利が上がっても、5年間は返済額が変わらない「5年ルール」を設けている金融機関もありますので、自分のローン契約書をしっかり読み直してみることをお勧めします。

    このほかビジネス面への影響として、金利上昇が有利に働く業種、不利になる業種なども紹介しています。働いている方や就活中の方は参考にしてみてください。もちろん、株式相場や為替相場への影響についても解説しています。

    番組後半のコーナー「Playback〜思い出のあの年」で振り返るのは、21世紀のスタートになる2001年。9月に米同時テロの惨劇が起きた悲しい年です。当時ニューヨークの隣接州に住んでいたREINAさんは、中学生の時に起きたこの事件を振り返り、現地ならではの生々しい記憶を語ってくれます。また、この年がタイトルになった映画「2001年宇宙の旅」にも触れ、当時は未来の技術だった人工知能(AI)や宇宙旅行が現実味を増してきたことに話が弾みました。

    なお今回の「金利ある世界」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。

    ■「金利のある暮らし」が戻ってくる 今こそ学びたいイロハ

    ■住宅ローンいくら借りる?金利どう決まる?基本を知ろう

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    20 分
  • 夫婦共働きで増やす世帯収入 夫の協力で生涯年収2.5億円も
    2024/05/08

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞 金融・市場ユニット、市場グループの大竹啓史です。

    今回のテーマは「共働き夫婦のお金」です。夫婦それぞれが働く「共働き家庭」は年々増えています。共働き世帯の数は2023年で1278万と、ここ20年で約3割増加し、専業主婦世帯の約517万のほぼ2.5倍に達しました。ただし妻が出産すると以前と同じペースで働けるとは限らず、収入が大きく変わる可能性があります。

    子どもが生まれた場合、妻の出産後の働き方で妻の年収と将来もらう年金収入を合わせた生涯収入がどう変わるかについて、東京都の有識者会議「東京くらし方会議」が試算を示しています。妻が年収440万円の会社員で31歳のときに出産するという前提で、働き方は①育児休業取得後に同じ職場に復帰する継続就労型②退職し10年後に年収300万円で働く再就職型③退職し10年後に年収100万円で働くパート再就職型――の3つです。生涯年収は手取りベースで①が約2億5500万円、②が1億2700万円、③が8500万円になります。

    収入面では①の継続就労型が最も有利ですが、妻が出産前と同じ働き方をするには夫の協力も重要になってきます。男性の育児休業取得率は女性に比べ低い水準にとどまっています。ベネッセコーポレーションが今年3月にまとめた調査で全国の父母約2000人に「父親の育休取得促進への必要条件」を母親と父親それぞれに聞いたところ、「男性が家事育児への主体的な姿勢・意志をもつこと」と回答した割合が母親で4割強と、父親の約2割を大きく上回りました。もちろん夫婦の働き方、家事・育児の分担の仕方は家庭で様々です。ただ、夫側は自分のかかわり方を一度振り返るのもいいかもしれないと番組では話し合いました。

    番組後半のコーナー「Playback〜思い出のあの年」は2007年です。この年はアメリカでサブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)問題が発生し、翌年の世界金融危機を招きます。国内では参院選で自民党が大敗する一方で民主党が第1党になり、のちの民主党政権誕生につながっていくなど、激動の始まりの年といえます。大竹にとっては息子が誕生し、育児・家事に自分がどうかかわるのかを考え始めた年。「『週末に必ずスポーツジムに行く』といった自分の生活習慣を変えることが必要。そう気づくまで時間がかかった」と話すと、REINAさんは「番組前半のお話は自分の経験も影響しているんですね」と笑っていました。

    なお今回の「共働き夫婦のお金」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。

    ■年収の壁超え、生涯手取り増やす 厚生年金加入で大差

    ■「年収の壁」賃上げで低く 人手不足、パートも能力給

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    18 分
  • SNS投資詐欺が急増、政府も問題視! 被害を防ぐ7つの方法
    2024/04/24

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー編集委員の大口克人です。

    今回のテーマは「SNS投資詐欺の防止策」です。最近、SNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺が急増しており、昨年の被害額は2つ合わせて455億円と、特殊詐欺(いわゆるオレオレ詐欺)の441億円をも上回りました。

    問題なのはFacebookやInstagramなどの広告やGoogle検索で表示される広告の中で、前沢友作さんや堀江貴文さん、池上彰さんなど著名人の写真を勝手に使い、本人になりすまして投資勧誘を行う詐欺広告です。「この3銘柄は必ず200%急騰する」といったコピーで目を引き、LINEグループでの「勉強会」なるものに勧誘しては、FXや実在しないファンドへ投資させるもので、先週も東京都内の70代男性が1億4000万円、栃木の60代女性が1億2300万円をだまし取られたと報じられました。政府もこれを問題視しており、岸田首相は「犯罪者を確実に検挙するため、総合的なプランを6月めどに策定する」と表明しています。

    これらは「手口が巧妙でついだまされてしまう」といわれますが、実は手口はワンパターンで、よく見ればずさんな点も多くあります。例えば「勉強会」のやり取りでは「日株急騰推奨株」「今日の日経株式市場を振り返りましょう」など、日本人ならまず使わない表現が出てきます(「上がる日本株」とか「今日の日本株市場」ですよね)。AI(人工知能)を使って前沢友作さんが話しているように合成したフェイク動画では「こんにちは。私、ゼンザクユウサは」などと言っています。そこで番組では「他のSNSからLINEに誘導されたら警戒」「変な日本語を見たら引き返そう」「SNSで知りあった人が突然お金の話を始めたら要注意」など、7つ以上の防止策を解説しました。

    番組後半のコーナー「Playback〜思い出のあの年」は2005年を取り上げました。この年はライブドアと楽天がテレビ局の株を大量取得したことが判明した年で、これが翌年のライブドア・ショックにつながります。みずほ証券のジェイコム株大量誤発注事件もこの年です。REINAさんは「私は高校生でしたが、父と妹と3人で来日して愛知万博に行ったのを覚えています」と話していました。大口は当時『日経ゼロワン』というパソコン・デジタル雑誌の編集長で、印刷所の締め切りに間に合わないので会社にキャンプ用の簡易ベッドを持ち込み、寝泊まりしながら作業していた思い出を語りました。ただREINAさんは既に現物を見たことがない世代のようで、「パソコン雑誌って何ですか?」と聞かれ、大口がショックを受ける場面もありました。

    なお今回の「SNS投資詐欺」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。

    ■SNSなりすまし、メタほぼ無回答 自民「広告停止を」

    ■首相、SNS投資詐欺「対策プランを6月めどに策定」

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    20 分

あらすじ・解説

誰もが知っておきたいお金の知識について、アメリカ在住経験を持つタレントのREINAさんが、日経電子版マネーのまなびの専門家たちに教わりながらリスナーと一緒に学んでいく。NISA、iDeCo、税金、公的年金、保険から株式投資までの幅広い内容を分かりやすく解説。ある年の金融界の出来事や個人的な思い出を語り合う「Playback〜思い出のあの年」のコーナーも必聴。
日本経済新聞社 マネーのまなび

REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)に寄せられたリスナーの声

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