
200回記念で積立王子・中野さんが登場 これからの長期投資を語る
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日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。2021年7月に始まったこの「REINAのマネーのとびら」は、今回で200回目となりました。各エピソードの総再生回数はこの4年間で536万回を超えています。そこで今回はこれを記念した特別番組とし、「積立王子」としても知られるなかのアセットマネジメントの中野晴啓(はるひろ)代表取締役社長をゲストにお迎えしました。聞き手はいつものようにアメリカ出身タレントのREINAさんと、日経マネー編集委員の大口克人です。
中野さんといえば日経電子版「マネーのまなび」セクションとは縁が深く、旧NIKKEI STYLEでは「積立王子のヤング投資入門」を、日経電子版でも「積立王子への道」というコラムを、どちらもかなり長く連載してくださいました。話はそんな中野さんがなぜ積立王子と呼ばれるようになったのか、というところから始まり、セゾン投信の会長を23年6月末に退任して立ち上げた新会社の様子、現在どんなアクティブ投信を運用しているのか、などに広がっていきました。長期投資の原則として番組でもよく紹介している「長期・分散・積み立て」も実は中野さんが言い始めたことだとか、新NISA(少額投資非課税制度)が非常に良い制度になった背景にも中野さんの地道な活動があった、という話など、REINAさんも驚くようなエピソードがたくさん出てきました。
また新NISAで積み立てを始めた人には全世界株の指数やアメリカのS&P500種株価指数に連動するインデックス投信を使っている人が多くいますが、「今後もそれ一辺倒でいいのか」と中野さんは指摘します。トランプ大統領の極端な関税政策などでアメリカはこれまでのような信任を失いつつあり、投資家の資金も一部は欧州や日本に向かっています。「不可逆的な市場構造の変化が起こっている以上、過去を見て資産配分を決めるインデックス投信だけでなく、10年先の未来を見据えて良い企業を選ぶアクティブ投信も活用したい」「日本株に投資し、我々自身がリスクマネーを提供して日本企業を支えていくことは、より良い日本社会を作ることにもつながる」という中野さんの話には、うなずかされる点が多くあります。
特番ということで今回はいつもより10分長く収録したのですが、終わってみたら大口もREINAさんも「『投資とは何か』について、学びになる話がすごく多かった。もっと長く中野さんの話を聞きたかった」という印象でした。
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