• Book Lounge Academia(ブック・ラウンジ・アカデミア)

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『Book Lounge Academia(ブック・ラウンジ・アカデミア)』のカバーアート

Book Lounge Academia(ブック・ラウンジ・アカデミア)

著者: BookLoungeAcademia
  • サマリー

  • ブック・ラウンジ・アカデミアは人文学・社会科学の研究者の著作を、著者自らが語る音声メディアです。学生や研究者はもちろん、知の世界に関心を持つ一般の方々にも楽しんでいただける内容になっています。新しい知の世界をどうぞお楽しみください。 【ウェブサイト】 ブック・ラウンジ・アカデミア https://www.bookloungeacademia.com/ 【SNS公式アカウント】 更新予定や最新情報をお届けしています。ぜひフォローお願いします。 - Twitter: https://twitter.com/BookAcademia - Facebook: https://www.facebook.com/bookloungeacademia/ Youtubeでも配信しています。チャンネル登録・高評価をお願いします。 - Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCJNdi5wo6RvmhLBYy2pZHdA
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エピソード
  • 第78回 木村美幸さんインタビュー『日本海軍の志願兵と地域社会』
    2024/06/04

    今回は2022年に吉川弘文館より出版された『日本海軍の志願兵と地域社会』の著者である木村美幸さんにお話を伺いました。インタビュアーは中立悠紀さんです。

    【著作概要】本書は、日本海軍の志願兵という存在から、日本海軍と地域社会の関係を考察した研究である。アジア・太平洋戦争期に、青年志願兵がどのようにして「供出」されるようになったのかを、海軍と地域社会双方の力学から考察している。

    従来の「軍隊と地域」研究において、未開拓領域だったといえる海軍と地域社会(鎮守府等が所在しなかった地域も含む)の関係を、志願兵という切り口からアプローチしている。日本各地に点在する海軍の兵事関係史料を博捜した上で展開される各論の分析は、詳細にわたり、多角的な視点を提供している。

    ①なぜ海軍は志願兵を求めたのか、なぜ自発的な志願であることを求めたのか、②どのようにして志願兵を勧誘、「供出」させたのかという観点から、海軍中央と地域社会の動向を丹念に分析し、「軍隊と地域」研究の可能性を広げた。


    【ゲスト:木村美幸プロフィール】1992年、東京都生まれ。2020年、名古屋大学大学院人文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(歴史学・名古屋大学)。現在、福井工業高等専門学校一般科目教室助教。専門は歴史学、日本近現代史。主要共著に『日本海軍と近代社会』(吉川弘文館、2023年)、主論文に「1960年代後半における自衛官募集と適格者名簿〜茨城県を事例に」(『軍事史学』59巻3号、2023年12月)など。

    【インタビュアー:中立悠紀プロフィール】1990年、京都府生まれ。2018年、九州大学大学院地球社会統合科学府博士後期課程修了。博士(学術・九州大学)。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)。専門は歴史学、日本現代史。主論文に「パル判決書研究とパル日本招請〜1950年代~60年代における東京裁判批判論に対する一考察」(『歴史学研究』1048号、2024年5月)など。

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  • 第77回 ウェンディ・マツムラさん・森亜紀子さんインタビュー『生きた労働への闘い〜沖縄共同体の限界を問う』
    2024/05/28

    今回は2023年に法政大学出版局より出版された『生きた労働への闘い〜沖縄共同体の限界を問う』の著者であるウェンディ・マツムラさんと、翻訳者のお一人である森亜紀子さんにお話を伺いました。インタビュアーは阿部小涼さんです。

    【著作概要】(法政大学出版局HPより引用)琉球処分以後、地元知識人は日本資本に対抗するため「沖縄」という想像の共同体を構想し、近代化を推進した。しかし、農民や職工はこれを拒絶する。宮古島人頭税廃止運動、女性職工の異議申し立て、甘蔗農家の非売同盟、大宜味村村政革新運動。人びとが自分たちの未来を切り拓くために起こした行動をグローバルな反資本主義闘争の一環として読み解き、「生きた労働」を求めた闘いの可能性を探る。


    【ゲスト:ウェンディ・マツムラ プロフィール】ニューヨーク大学歴史学部博士課程修了。専攻は近代日本史。現在カリフォルニア州立大学サンディエゴ校(UC San Diego),歴史学部准教授 。主著にThe Limits of Okinawa: Japanese Capitalism, Living Labor, and Theorizations of Community​​ (Durham, North Carolina: Duke University Press, 2015); Waiting for the Cold Moon: Anti-imperialist Struggles in the Heart of Japan's Empire ( (Durham, North Carolina: Duke University Press, 2024)

    【ゲスト:森亜紀子プロフィール】同志社大学〈奄美-沖縄-琉球〉研究センター嘱託研究員。土庄町地域おこし協力隊。主な業績として「切り落とされてきた場所・出来事から考える〜呉・沖縄・南洋群島を糸口に」高雄きくえ編『広島 被爆都市からあいだの都市へ〜「ジェンダー×植民地主義 交差点としてのヒロシマ」連続講座論考集』(インパクト出版会、2022年)ほか。

    【インタビュアー:阿部小涼プロフィール】琉球大学人文社会学部教授。主な業績として「反戦・非暴力思想と脱植民地化の失敗〜朝鮮戦争の経験の省察から」『世界』No.981(2024年5月)、「死に損ない、生き損ないたちの連帯可能性について」『現代思想』「特集パレスチナから問う〜100年の暴力を考える」Vol.52-2(2024年2月)ほか。


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    57 分
  • 第76回 林大地さんインタビュー『世界への信頼と希望、そして愛〜アーレント「活動的生」から考える』
    2024/05/14

    今回は2023年にみすず書房より出版された『世界への信頼と希望、そして愛〜アーレント「活動的生」から考える』の著者である林大地さんにお話を伺いました。インタビュアーは二井彬緒さんです。

    【著作概要】(みすず書房HPより引用)〈この世界に信頼と希望、そして愛を抱いてもよいのだということ――アーレントが『活動的生』を通じて私たちに伝えようとしたのは、このあまりにも素朴な、しかしどこまでも力強い、たったひとつのメッセージである。全体主義の時代を生きたアーレントこそ、まさにこうしたメッセージを切に求める者だったのではないか。否定されるべきものとして世界が眼前に現われる状況にあって、それでもなお、世界を否定し去ることができなかったアーレントこそ、まさにこうしたメッセージを誰よりも必要としていたのではないか〉

    ここに鮮やかで瑞々しいハンナ・アーレント論が誕生した。26歳の著者は、アーレントの主著のひとつ『活動的生』(『人間の条件』ドイツ語版)を、「世界」概念を主軸として、「労働」「制作」「行為」「始まり」「出生」などのキーワードともども、「死」「可死性」「不死性」「記憶」「忘却」「過去」「痕跡」といった一連の視座から読み解き、アーレントの著作全体に連なる核心に近づいていく。膨大な注の書きぶりも併せ、ユニークで開かれた本書は、アーレントの思想をひとつのレンズとして、この世界を新たな目で眺めることをめざした試論=エッセイとなっている。


    【ゲスト:林大地プロフィール】京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程二年。専攻は20世紀ドイツ思想史。趣味は古本屋めぐり。著書『世界への信頼と希望、そして愛〜アーレント「活動的生」から考える』(みすず書房、2023)、主な論文に「世界への気遣いとしての活動的生〜ハンナ・アーレント『活動的生』における活動の場所指定の重要性」(『社会システム研究』第25巻、2022)など。京都大学生協発行の書評誌『綴葉』の元編集長。現在も同誌の編集委員として、毎月書評活動を行なっている。

    【インタビュアー:二井彬緒プロフィール】東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム助教。専門は社会思想史・政治思想、ハンナ・アーレント研究。関心はイスラエル・パレスチナ紛争、ユダヤ人問題、難民問題、場所論。⁠https://researchmap.jp/akio-futai21

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あらすじ・解説

ブック・ラウンジ・アカデミアは人文学・社会科学の研究者の著作を、著者自らが語る音声メディアです。学生や研究者はもちろん、知の世界に関心を持つ一般の方々にも楽しんでいただける内容になっています。新しい知の世界をどうぞお楽しみください。 【ウェブサイト】 ブック・ラウンジ・アカデミア https://www.bookloungeacademia.com/ 【SNS公式アカウント】 更新予定や最新情報をお届けしています。ぜひフォローお願いします。 - Twitter: https://twitter.com/BookAcademia - Facebook: https://www.facebook.com/bookloungeacademia/ Youtubeでも配信しています。チャンネル登録・高評価をお願いします。 - Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCJNdi5wo6RvmhLBYy2pZHdA
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